劇場公開日 2019年4月5日

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「【独自の美を創出するために、短き人生を全力で駆け抜けた天才ファッションデザイナーの哀切なドキュメンタリー映画。】」マックイーン モードの反逆児 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【独自の美を創出するために、短き人生を全力で駆け抜けた天才ファッションデザイナーの哀切なドキュメンタリー映画。】

2019年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 - ゲイのファッションデザイナーというと、イブ・サンローランを思い出すが、アレキサンダー・マックイーンはもっと過激なファッションを数々の異端でダークなコレクションでファッション界に問題提起をして来た人である。
 このドキュメンタリーは彼と関係のあった人たちの生々しいインタビューで構成され、随所で退廃的な作品群の魅力を圧倒的に美しい映像で描き出している。
 彼の破天荒な人生の影も光も隈なく描き出している、優れたドキュメンタリー作品である。ー

<後半の彼の姿は観ていて辛くなるほどである。
 同じファッションデザイナーとして成功を収めているトム・フォード作品「ノクターナル・アニマルズ」の冒頭の異様に太った女性たちのダンスシーンを何故か思い出してしまった作品でもある。>

NOBU