「【自らの性癖を、苦悩しながらも受入れ、魂を再生していく青年の姿に心打たれる。ルーカス・ヘッジズの抑制した演技に魅入られた作品でもある。】」ある少年の告白 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【自らの性癖を、苦悩しながらも受入れ、魂を再生していく青年の姿に心打たれる。ルーカス・ヘッジズの抑制した演技に魅入られた作品でもある。】
ー 原題 ”BOY ERASED” 消された少年とでも訳すのであろうか? ー
・LGBTをテーマにした映画は数多くあるが、今作は、それに保守的宗教感を絡ませることで、更にテーマに重み付けがされている。
・愛する息子がゲイであることに苦悩する牧師でもある父親をラッセル・クロウ 息子への愛を貫く母親をニコール・キッドマン 主人公はルーカス・ヘッジズ
主人公に決定的な自覚をさせた青年を注目株のジョー・アルウィン
監督・脚本・矯正治療士をジョエル・エドガートン とくれば観ないわけにはいかない。
・それにしても(狂的な)矯正治療を行う矯正士を自ら演じた所に、ジョエル・エドガートンの役者魂を感じる。
・レットホットチリペッパーズのベーシスト、フリーがあのような役を演じていた事にも驚いた。 (嬉しいサプライズであった。映画で観たのはベイビー・ドライバー以来だったよな・・)
<映画ラストのエンドロールで流れたテロップで書かれた矯正士の、その後についてのコメントには驚いた。
彼も又、被害者だったのだ・・。
深い余韻を齎された映画であった。>
<2019年4月19日 劇場にて鑑賞>
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アンディぴっとさんのコメント
2021年5月15日
NOBUさん、おはようございます☁️
携帯を変えてこちょこちょといじっていたらうっかりログアウトしてしまって💦
マイページは消えたけどレビューは残ってる、、、ちょっとよくわからない状況で、このコメントも投稿されるのか心配😨