「建設と破壊と」セメントの記憶 こばりんさんの映画レビュー(感想・評価)
建設と破壊と
戦車による建物破壊と繁栄に向けた高層ビル建設。破壊されたがれきの中でのコンクリート臭とビル建設現場で体に染み付いたコンクリート臭。がれきの中から救い出された自分とビル建設の出稼ぎから帰って来た父親、そして今高層ビル建設現場で働く自分。隣国同士で起きている虚しさ、不条理。
画面の切り取り方に驚愕。放つメッセージの強烈さに息を呑む。
ただし、高所恐怖症の方は、冒頭の10分ぐらいは画面を見ているだけで足がすくむかも。
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