AI崩壊のレビュー・感想・評価
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キングオブベタ
AIを開発した主人公がAIによって犯人にされて追われるという展開は古くから描かれてきた。最近で印象に残るのはプラチナデータだ。(と言ってもプラチナデータは原作がとても面白かった印象くらいしか残ってないが)
この映画にこれまでのai逃亡劇を超えるものはなかった。
最初から犯人、というか政府が絡んでるんだろうなぁっていうのはバレバレ。じゃあ逃走劇で魅せるのかと思えば随分とご都合主義展開。すでに大多数の方が指摘されているのだが
・なぜ使われていない大学施設にインターネット環境が整っていたのか。
・なぜ主人公はあらゆるネット端末に捜査AIが仕込まれていることを知っていながら捜査機関のパソコンを奪って、逃げ場のない洋上で起動させたのか。(まさかヘリまで使って追ってくると思わなかったのか??)
・普通に腕につけてるヘルスケア用品外せば良くないですか?(実際最初の操作会議のシーンで上層部らしき人間がヘルスケア商品は外して行けよっとセリフで言っている。)
この三点が僕は特に気になった。
とは言え、俳優陣の演技(特に賀来賢人さん)は素晴らしかったと思うし、べったベタな展開ではあるものの最後の娘を救出する所は普通に胸を打つものはあった。
あと、主題歌をAIさんが担当しているという洒落で星三つ。
最後に、研究者が「もうダメです。ご家族にできるだけAIから離れてください(いや、AIから離れるってなに??電子レンジのそばにいたら電子レンジが爆発するのですか??それよりかはその腕に巻いてるもの外しましょうよ)と言ってください。」
といった後に。マギーさんがそっと腕に巻いてたもの外した(そうすれば良いんだよ!!それをみんなにもっと言えよ!!)のを意味ありげに写してたのはなんですか??てっきりマギーさんが真犯人とか、そんなふうに勘違いしたんですけど。
草というより臭映画。
ストーリー展開が作られすぎていて感情に訴えようとしてきます。
無理無理にキャラが主張して同情を促してくる草映画ではなく臭映画。
義弟が特殊部隊に殺されたり、娘が死にかけていたり、主人公が船から落ちて夜の海から助けてくれた人がAIの世話になったからと車をくれたり…大袈裟なご都合主義映画。
邦画、大体ネチネチしてくるイメージです。
そんなシーンに費やすよりもストーリーに深みを出してくれないかと好きになれない。
今回上位にランクインしていたので観ましたが、ランキングなんて当てになりませんね。
似た傾向のAI作品であれば断然トランセンデンスを勧めます。
ジョニー・デップ主演の作品で、AIという未知の物に対しての不信感や脅威を心理的に観てる側をも感じてきます。
逃げるだけ
原作は読んでないが全体的に稚拙
全部奇跡的な立ち回り
海外にずっといってたはずなのに
最新の装置を復旧できる技能
プログラムはカメラ読み取りて、、、
短時間に警視庁サーバ進入プログラム書き換えて、、、
カイジ同様、日テレクソ映画量産
黒幕はやっぱりって感じでした
内容と大沢さんに惹かれ拝見しました。
自動運転などが実際に可能になってきた現代から
近い未来有り得そうなAI社会の落とし穴は
どこかフィクションに思えずゾッとしました。
黒幕は結局 登場時から怪しさ満載の
桜庭で拍子抜け、副総理の関与も想像通り過ぎた
リアリティを追求し過ぎた結果なのか
序盤から中盤にかけては街頭インタビューなど
正直どうでもいいシーンが多く ため息が…
ドキュメンタリー映画見に来てるんじゃないんだから
あんな無名な人達だけのシーン見たくない。
ですが桐生の計算された怒涛の逃亡劇は
流石天才科学者と言う所でした。
あれだけ犯人だと疑われている状況なのに
HOPE社の関係者は誰も桐生を疑ってない
ところが桐生の実績と人望
何より人柄故の信頼があってからこそ。
三浦友和さんの演じる合田の存在が
警察が根っから腐っているわけじゃないと
思えて良かったです。
最後 心ちゃんを救えたのはAI“のぞみ”
ではなく母親の“望”だったと思える描写で
凄く感動しました。
これで黒幕が義弟の悟か野間口さんや
マギーさん演じるノーマークの役だったら
予想外過ぎて傑作になっていたのかな…
それ以外は最高で
また観たいと思える作品でした!
まあ、そうだよねって展開
日本人の日本映画嫌いを、改善しなくては、パラサイトを超える映画は生まれない!と思っているので、日本映画を応援したい。いろんな分野の。
けど、なんかいろいろ突っ込みどころ多くて、いちいちひっかかる!大手を広げて、みんな観てみて!!って言えないのが寂しい。
この映画も、一言で言うと、新しい発見がない!好奇心を刺激したり、好奇心じゃなくたって興味だとか、なんか観たら勉強したくなってきたとかなんでもいいんだけど、欲求を刺激するような、あれ。あれがない!
AIの暴走なんて、マジで何十年も前から扱われているし、それの描き方も何十年も前の焼き直しでしかない!なんか現代美術的なスーパーコンピュータ(なぜかどれも白い)にぼんやり光るLEDライト。プログラミングはマトリックスの表現と同じだし、マトリックスの方がまだすごいし。街中の防犯カメラから携帯やらの端末を全部ハッキングするところとか踊る大捜査線から進歩なし。何年前の映画だよ!それでそれに対して一般人のプライベートはなしか!とかツッコミ入れる刑事とか、そういう議論はマジでやり尽くされてるから今更言われなくたって、日本全国民が周知の事実なんだって!その先の考え方とか行動を提示してよ!とか思ってしまって。
あとパニック感。なんなんですかね。日本人ってパニックになるとみんなプラカード掲げんですかね。ただワーワー言ってるだけで烏合の衆感がすごい。そんな馬鹿じゃないだろ。それからAI反対デモみたいなのも、ステレオタイプ丸出しでしたね。まあでもパニックってステレオタイプが一番わかりやすいんだろうか。いい加減見飽きたけど。
これは完全ネタバレですが、あの犯人って言い詰められて最後罪を自分から言うじゃないですか。なんで選別をしたかとか、あれ。あれってなんで自白したんですか?言わなきゃ真犯人ってわかんないですよね。だれか教えてください!
好きなジャンルであるから、言いたいことがいろいろありました。
エンドソングが、AIってのがツボwww
現代から10年後って設定だけに、今でも想像のつく事例も多く、まんざらフィクションでもない感はある。
現に街には、防犯カメラの数が日に日に増えてるし・・・
ただあの逃亡劇にリアリティがなさすぎて^^;;;;
5年も現実逃避してた人が、あの短時間にハッキングしたりプログラミング書き換えにもリアリティがない。
ガラスの強度はわかるけどその周りを壊す事は可能かと、10年後にはそのくらいの小型重機もあるでしょ!?
集客見込んでなのかも知れませんが、黒幕は、もう少し俳優スキル高い人をキャスティングしないとダメなような気がする。
中途半端な予算で作る邦画の限界を垣間見る作品でした
ほかの日本映画にも通じる根本問題点2点
(完全ネタバレなので必ず映画を見てから読んで下さい)
この映画には根本的な問題が2点あると思われました。
それは
1.主人公の個々の具体的なピンチの描写が甘く、その乗り越え描写が観客をうならせるには甘く、さらに相手からの反撃も薄く、ほぼハラハラしない。
2.世界観の善悪が分かれ過ぎていて、善の主人公が悪の敵を倒す、というなんとも薄っぺらい人間と社会の描写になっている。
です。
1.の主人公の個々の具体的なピンチの描写の甘さは、映画に限らずスポーツでも、今は何がピンチ(危機)かの具体的な描写・指摘の後に、そこをどう観客がうなるレベルで乗り越えたか、さらに相手からの反撃、さらにそれを超える乗り越え‥といった
・具体的ピンチの描写・指摘→乗り越え→相手の反撃→さらなる乗り越え‥
の相乗効果の緊張感の高まりこそ、観客のハラハラ度を高めていくと思われます。
しかしこの映画では、例えば初めに主人公の桐生浩介(大沢たかおさん)が監視カメラやデバイスのカメラに囲まれているから逃げられない(ピンチ)の描写があった後に、それを桐生がAI研究者らしく観客に説得力あるどう乗り越えたかの描写がほぼありません。
ひたすら走って逃げるという”いやいや、この状況では逃げられんだろう(苦笑)”の観客の気持ちを超えられていません。
その後、監視カメラから逃れるために走行車の陰に隠れてトラックの荷台に走り込むといったなんともアナログな乗り越え描写があった後、なかなか無理あるフェリーから海への飛び込み、かつて息子がAIに救われたという漁業民に救われた(この描写も2.の善悪分かれ過ぎで、息子が救われたならこの漁業民の態度がやはり善悪感覚が極端で変)との描写が続きます。
さらに、AIが捕捉出来ない古い軽自動車や、ホログラム運転手や、警察AIの乗っ取り、西村悟(賀来賢人さん)からの研究所への経路受け取りと続きますが、ここに至ってはすべて事後的な種明かしで、時間軸と共に主人公がピンチを乗り越えていくという描写になっていません。
つまり後半は急に観客が主人公から引き離され、リアルタイムのハラハラ度はここでさらに薄まります。
その上で、警察が警察AIを乗っ取られたことに対する警察庁 警備局理事官・桜庭誠(岩田剛典さん)側からのAI的な反撃の描写がありません。なんとそのまま桜庭たちはAIを捨て研究所に向かうというアナログ的な反撃方法‥
ようやくラストあたりで主人公の桐生が警視庁理事官・桜庭らに囲まれたところで、桜庭の告白を雑誌記者経由で全国中継するという、AI的な主人公のピンチ乗り越えが描写されますが、時すでに遅し、といった個人的な感想を持ちました。
2.の世界観の善悪が分かれ過ぎは、例えば人間を選別するという桜庭の思想は一般観客には全く共感されない”悪”として描かれ、それを否定したいという監督・製作者の意図を感じます。
つまり初めからAI支配は”悪”との主張をしたいから、”善”の主張の材料としての極端な”悪”である桜庭を登場させてこの映画が作られた、と終始感じられても仕方ありません。
しかし世界も社会も人間も自分自身も、そんなに明確に善悪分けられますか?
人間も、AIも、社会も、個々でもちろん様々な見方が出来、複雑矛盾に満ちて、単純に善悪分けられる存在などどこにもありません。
最近鑑賞した(個人的には傑作だと思える)『パラサイト 半地下の家族』は、見れば分かりますが実は人間も社会も(一見そう見えるだけで決して)善悪を分けては描いていません。その人間の深さを知っているポン・ジュノ監督に個人的にも敬意しか感じませんでした。
方や、最近のひたすら田舎を悪く描いた『楽園』や、レイプ犯や病室で暴れる人間を”悪”に描き主人公らを”善”に描いた『閉鎖病棟 それぞれの朝』や、(藤井監督のなんとか逆側への肯定描写の抵抗はありましたが)安倍政権批判プロパガンダ映画ととらえられても仕方ない『新聞記者』や、”悪”だった総理がひたすら”善”に戻る『記憶にございません!』(もちろんこれ風の現実には届かないが軽いコメディは1本ぐらいあっても良いのですが‥)など、最近の日本映画は善悪が明確に分かれている、なんとも社会・人間への理解が浅い映画公開が続いていると私は考えています。
もちろん、例えば是枝監督や白石和彌監督をはじめとした、様々な、社会・人間は善悪に分けられないと理解した上で矛盾に満ちた深みを描こうとしている監督・製作者も日本には少なくなく存在しています。
しかし、日本映画界が選ぶ日本アカデミー賞の(昨年作である)今年のノミネートを見ると、善悪分かれ過ぎている映画が沢山選ばれてしまっています。
つまり日本の映画製作者の人々のほとんどが社会・人間の矛盾深みを見る目がなくなって来ているという惨劇です。
これは日本映画(邦画)の大危機なのではないでしょうか‥
そんなことを感じながらこの『AI崩壊』を見ていました‥
なので残念ながら個人的にはこの映画の評価はできません。
俳優女優の皆さんの演技は相変わらず良く、美術は良かったと思われますので、その分だけ星を足しておきます。
もっと面白く深く描けた題材であるのに、浅い社会・人間観のテーマ主張映像になってしまったのは、何とも残念に思われました。
ツッコミどころはあるけど面白い
大沢たかおが病気を治せるAI開発したんだけど、認可が下りないから使えなくて、奥さんの松嶋菜々子が死んじゃうのね。これが冒頭に来るんだけど、恐ろしくテンポが悪いんだよ。「大丈夫かな、この映画?」と先行き不安になんの。
その後、無事に認可されて、AIが個人情報集めるようになって「全ての情報がAIに集まるようになりました」って説明から本編はじまんのね。
日本に嫌気がさした大沢たかおはシンガポールにいるんだけど、総理大臣賞もらえることになって、それでも「日本には行かない」って言うんだよ。ここで娘が突然「日本に行きたい!」っていって荷造り始めんの。なんで、そんなに日本に行きたいの? まあ、娘がごねて大沢たかおを日本に連れてってくれないとだからいいんだけど。
日本では後輩の賀来賢人が、大沢たかおのAIを使った会社で成功してて「千葉にデータセンターができました」って式典やんの。やるかな? データセンター竣工でそんな大きな式典。
データセンター見学も終わって「さあ、総理大臣賞もらいにいこ」って所で娘が「写真がない!」って言い始めて、そんな大事なもんならもっと早く気付けよ。てか、写真コピーしとけば問題ないだろ。玉城ティナも「やっぱり紙なんですよね」とか取ってつけた台詞言ってもダメでしょ。
ここでAIが反乱し、娘はデータセンターに閉じ込められ「こりゃ最後に娘がなんかして、AIの中にいるお母さんがなんかするパターンか」と結末は大体解るんだよね。
そして、大沢たかおはAI反乱の容疑者として指名手配されると。でも、大沢たかお捕まらないの。主人公だからだと思うけど、劇中の警察が間抜けすぎるね。あれだけの人数掛けて素人一人捕まえられないって、治安大丈夫かな。大沢たかおもAIの知識を駆使して逃げるわけじゃなくて、体力で逃げるんだよね。
追い掛ける警察は岩ちゃんと高嶋兄なんだけど、「刑事は足だろ」って反発する三浦友和と広瀬アリスが別動隊なのね。それで「三浦友和の刑事の勘がAIを上回ったぜ」とやってくんだけど、まあいいや。
大沢たかおはフェリーから海に飛び込んで、漁船の網に引っかかって助かるっていう、どこのマンガだこれ展開が入ったりして、そこから、あれやこれや、あれやこれや、やって、最後は岩ちゃんと対決と。
ここで岩ちゃんが、作品テーマに関わることを工夫なく述べ「ふーん」て感じになると、「キサマの言ったことは全世界に配信した」と「やっぱりか」な展開で、配信も個人配信じゃなくて、さえないニュースサイトで配信して、岩ちゃん逮捕。
最後は、プロジェクターに投影したプログラムをAIに読み込ませるという「なんだそれ」な展開で終わり。せめてプログラムをビットパターンにして映像にすれば良かったかな。
AIあるあるな話をベタ展開でつないでくから、観てて面白いよ。
登場人物の感情の深いところは描かれないから、感動あんまりないけど、楽しいからいいか。
本筋とは違うところを考えさせられた
予定調和というか、予想を大きく裏切られるという展開はなかった。パニック映画だけど主人公側は安心して観れるというか…。
AI暴走と言いつつも原因は人の手によるもので、途中、ヒューマンエラーという言葉がとある人から出てくるけれど、いくら機械が発達してもキッカケは「人間」なのか、と考えさせられた。
桜庭や記者などの掘り下げが弱くて、腑に落ちない部分もあるけれど、オリジナル脚本の映画内で全て見せるのは限度があるのかもとも思う。
日本の格差や少子化の深刻さはフィクションだから、ではすまされないリアルさがあって、そういう方面の怖さを感じる映画でした。
寝落ちしたのは寝不足のせい
覚えているのは、「のぞみ」っていうあらゆるシステムに繋がっているAIの優秀さと、冒頭で主人公の娘が会社敷地内に家族写真を落として、それを探しているうちに一人サーバールームに閉じ込められる、というもの。それこそAIに「のぞみ、落とした写真を探して」ってお願いすれば、カメラの履歴やらセンサーやらで瞬時に見つけられて解決じゃね?と突っ込みを入れてた後に寝落ちた。起きたらなんか色々解決してた。
社会派映画として見た「AI崩壊」
私はこの映画を社会派映画として鑑賞した。
1. AIはあくまで技術であり、問題は使う人間側
よくこの手の映画では、技術が悪で、AIが自我を持って暴走すると言った描写がなされることが多い。しかし本映画は、人間がプログラムを埋め込んだことによって暴走するというストーリーになっている。
これからよりAI技術が発展していく中で、人間がAI技術にどう向き合うべきか、というリアルな社会的メッセージを感じた。
2. AIの正しさをどう判断するか?
最後に「もはや暴走しているかどうかも人間には判断がつかない」といったようなことを悪役が言っていた。これは現在のAI技術の課題を例えているように感じた。
昨今注目を集めているディープラーニングはブラックボックスであるし、信頼性の観点ではまだ課題が多いのが現状だ。
また、ディープラーニングに限らずデータ解析によって得られた結果を正しく解釈するには、それなりに数学的知識やリテラシーが必要とされ、多くの人には結果がなかなか判断できないという課題もあるだろう。
3. AI技術とこれからの日本
実際問題として、日本の少子高齢化は深刻である。この状況の中で、AI技術は大きな希望であり、AI技術の活用で効率化できるところはまだまだたくさんあると思う。
本映画が「幸せになるように」AI技術を使うにはどうしたら良いか、多くの人が考えるきっかけとなれば良いと思う。
老若男女豪華俳優
決して複雑ではなく、先を見通しやすいストーリーでしたが、
出ている俳優陣が驚くほど豪華で、
その各々の演技力がストーリーに深みを持たせたなという印象でした。
主演の大沢たかおさんは50代とは思えぬ身のこなしで、アクション映画を観に来たのかな?と良い意味で驚きました。抜群の演技力は言うまでもありません。
広瀬アリスさんと三浦大知さんのバディは、もうこの2人だけのスピンオフを観たい!と思ってしまうほど、とってもお似合いのバディでした。広瀬アリスさん、演技がリアルですね。
そして年を重ねる毎に美しくなられ、圧倒的マリア様だった松嶋菜々子さん。最後の「私はのぞみです。」という温かい声に思わず涙があふれました。
最後にとても印象的だったのが賀来賢人さん。最近の楽しい役とは違い、ドラマ”Nのために”の頃のようなキリッとした姿はご無沙汰でしたが、今作では以前よりも表情の作り方が職人技のようでした。義弟という役柄、すごくしっくりきました。もう少し義兄弟の様子観ていたかったです。
コスト的にとても大掛かりな映画だと思うので、もう一度映画館に足を運んで大迫力を楽しみたいと思います。
大沢たかおがカッコ良すぎる!
私はもともと大沢たかおさんが好きで、久しぶりの主演作とのことで観に行きました。
やはり思ってた通り、いやそれ以上に、大沢たかおさんがカッコ良すぎ笑
また、天才という設定は把握済みでしたが、ここまでするか!?ってくらいの天才っぷりに、普通ならおかしいやろってなるところが、大沢たかおだから^ ^と思って観ると、違和感なく普通に観れました!
大沢たかおさんが好きな方にはおすすめできます(*⁰▿⁰*)
岩ちゃん目当ての方はやめた方がいいかも……
大掛かりな本気なロケ
もう日本崩壊も始まってるし、日本人の良さも崩壊しているし。。。これからAIも崩壊したらこの先何処へ向かえばいいのでしょうね?
そんな事も同時に表しているのかな?と思いました。
CGよりも、本格的なロケにこだわった迫力は出ていました!
紙がいいよね、っ言葉と三浦友和&ヒロセアリスの元祖刑事が、色々なものと対比しているのかなとも思いました。
折角心をもって生まれたて来た人間だから、未来もその心を信じたいです。
どうしてこんな映画の企画が通るのか?
まあ、ひどい脚本だけど、
コレを映画にしようとして、誰がお金出すの?
誰かが騙した?
役者だって、ひどいのわかるよな、普通。
カイジといい、コレといい、今週はひどいの見すぎた。
病気の治療が AI まかせって、今でもほとんどそうだよ。
患者の画像から数字、体温、血圧、血糖値、
その他の血液データを基に、医師が薬を与えて、
その数値の推移を看護師が記録して、観察する。
医師は、その数値を、見て薬を変え、治療とする。
薬だって、10個ぐらいあって、老人なんか飲むだけで、一苦労だし。
いっそ、日本中のそのデータがAIに集中して、
最適な治療法が導き出されれば良いとも思う。
カルテだって、個人情報とかで、病院ごとにあるから、
違う病院行くと、最初から、やり直し。
自分のならまだしも、親の過去なんか、
もう、なんの病気が、なんねん前か、わからない。
気にしない人は、個人番号で管理してほしい。
カルテ、収入、納税記録なんか。
日本は、戸籍制度がかなり厳しいので、相続などの手続きが大変過ぎる。
希望者だけでも、もっと利便性が上がるやり方あるぞ。
反対するのは、なんか都合の悪い、
表にできない収入のごまかしや、
戸籍のゴマカシのある人じゃないの?
自分なんか、調べられても何でもないぞ。
とりあえず、基本的に厳密に管理してもらえれば、
そのくらいで。
データだって、もう必ず漏れるぐらいに、漏れてるじゃん。
漏れないと思ってる人の方が不思議。
あと、国会議員の戸籍ぐらい、請求があったら
必ず公表しないとダメじゃん。
議員なんなだから、そのぐらいの覚悟なきゃ、
国の為働いてるとは言えない。
AIの暴走の前に、車の暴走止めるシステム完備してくれ!
ペダルの踏み間違いで、殺されたく無いし、
高速道路の逆走も、止められるはず。
将棋でAIが差す手み決めて、人間が差すってのがあるけど、
あれで良いじゃん。
あらゆる情報を入れて、AIに政策立案させて、
シミュレーションさせる。
そして、人間が議会で立法する。
そうすれば、スカイネットは暴走できないのよ。
とにかく、面白い、納得できる映画が見たいのだよ!
「よくやった」といいたい。
①日本映画のSFものは外国製に比べてどうしてもチープ感が漂うし、この映画も例外とは言えないけれども、良く出来ているといってやりたい。廃墟となった大学内のセットはTV映画レベルのチープさではあったが。②かなり早い時点で犯人或いは陰謀の内容は予想出来てしまう。そういう場合、最後までどう観客をしらけさせず飽きさせず引っ張るか、どの時点で犯人が判明するないしは陰謀が露見するか期待させる、その点でもなかなか脚本も演出も頑張っていたと思う。③ストーリーはかなりご都合主義ではあるが、こういうエンターテイメント映画ではある意味お約束。それを説得力を持って引っ張っていくには大沢たかおは良いキャスティングだったように思う。木村拓哉や福山雅治ではこうは行かなかったであろう。④デジタル世代の主要キャストの中にアナログ世代の古参刑事を置く設定はありがちと言えばあなりがちだが、三浦友和の存在感が陳腐さに堕ちるのを救っている。若い世代は知らないだろうが、ただのイケメン⇒山口百恵の旦那だったのが、歳を取って本当に良い役者になった。⑤高嶋政宏は相変わらずウザい。⑥結局AIが勝手に暴走したのではなく、あくまで邪悪な人間たちがAIを利用したわけで、実は人間臭い話だったのです。チャンチャン…
AI監修が行われているためか、必ずしも荒唐無稽でも無い
冒頭、AI研究の第一人者の東京大学教授の松尾豊氏が、インタービューを受けている映像が出てきます。松尾氏は、この作品のAI監修も行っている様ですが、そのほか、公立はこだて未来大学副理事長で教授の松原仁氏もAI監修に加わっている様です。そういう意味では、この手の作品にありがちな荒唐無稽の描写と言うよりも、比較的科学的に正しいAIの描き方がされていたのは、日本のAI研究第一人者によるAI監修の賜物であったのかもしれません。
それでもねぇ、やっぱり劇映画ですよね。終盤のAI「のぞみ」がまともになっていくシーン。ああ言う感傷的な描写は必要でしたかね?結構いい感じでAIを描写していただけに、私的にはちょっと興ざめしてしまいました。
役者さん達ですが、意外に広瀬アリスがいい味出しています。妹に差を付けられた感もありましたが、姉は姉で、イイ感じになって来たと思います。
あと、余貴美子ですが、彼女は『シン・ゴジラ』で防衛大臣を演じていましたが、この作品では、内閣総理大臣と出世しています。もっとも、『シン・ゴジラ』の時みたいに、最後まで生き延びる事は無く、亡くなってしまうんですけど:-p
その余貴美子が演じる田中内閣の後継内閣が“岸”内閣で、且つ、国民を監視するような立法を画策しているというのは、“誰か”を暗喩しているのでしょうかね???いや、私には誰を暗喩しているのかは、さっぱりわかりませんが。
主人公の娘を演じる田牧そら。彼女は、NHKの『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』で日直アシスタントを勤めています。そんなこともあって、彼女の姿を見るたびに、カネオくんが頭に浮かんで仕方ありませんでした(苦笑)
『AI vs.教科書が読めない子どもたち』を記した国立情報学研究所の新井紀子教授によれば、「AIは計算機上のプログラム」。確かにその通りなので、『ターミネーター』みたいに勝手にAIが成長して人間を淘汰する事はありませんが、2016年にマイクロソフトのAI「Tay」が“誤った学習”を行ってしまったために、ナチスを礼賛し始めて公開開始後16時間で運用を停止されてしまった事は記憶にあるところ。AIの成長は、プログラミング内容と学習データ次第なんだよな。
とりあえず「賛」ですね〜私としては!
賛否両論ありますね〜みなさんのレビュー、賛も否も「なるほど!」と思いながら読ませていただきました。
確かにツッコミどころ満載ですよね?!ひとつひとつは他の方々がご指摘いただいていらっしゃるので割愛させていただきますが、私は期待値最小限で臨んだこともあって結構面白く観させていただきました。AI云々じゃなくてもタイムリミットに向かってのハラハラドキドキはありきたりなストーリーですが2時間超の長さを感じませんでしたから。
大沢たかおさんもテレビかなんかでタイトルのこと話されてましたが「内容を把握しない状態でオファーを受け、タイトル変更の話には断固拒否し続けた」らしいですが、予告編を観た時「このタイトルは大当たりか大はずれ、中くらいは無さそうだな⁈」と予感しました。
ストーリーや展開は横に置いといて(これって映画のレビューとしてはどうかとも思いますが…)主役の3名、どなたの熱演も響いてきました。
キングダムで主役を喰うぐらいの王騎の存在感から体型をもとに戻し、なんでもできるスーパー科学者として走りまわる姿に若い50代だなぁってある意味感動しました。その割には優しい口調のお父さんでもあり「満天の星をいただく果てしない光の海を〜」って言って欲しかったですね。
賀来賢人さんもチャラいキャラからシリアスな役までこなせるし、岩ちゃんは少し裏のある青年がいたにつきつつあっていい役者さんたちです。もちろん松嶋菜々子さんも言うまでもなくです。
また変態を自負してはばからない高島お兄ちゃんも警視庁のバカキャリア警官をうまく演じられてました。
でも全体を引き締めてたのは何と言っても三浦友和さんですよね。先端の科学とは逆の昭和のアナログ刑事(デカ)がKKD(勘と経験と度胸)で突き進み、それがことごとく当たってしまうのには笑ってしまう反面、安心感を醸し出し映画の要になってた気がします。
こころちゃんが助けられたとき「お父さん、汗臭い」って言ってくれたらいいなって思ってたら予想通りで笑っちゃいました。
追伸
名古屋以外の方にはわからないと思いますがさすが日テレムービー、中京テレビのアナウンサーがいっぱい出ててギャラケチったなぁって感じました!
監視とコントロール
2023年12月2日AIによる先進医療が認可されず主人公の嫁が12日後に死亡。その後2024年9月に認可された「のぞみ」が様々なライフラインとリンクし無くてはならないものとなった2030年、暴走する話。
シンガポールで暮らす開発者の主人公が、総理大臣賞受賞を切っ掛けに娘の押しに負けて嫁の死後久々に帰国。
強化ガラスの説明とか、あからさまにフリだよね~という始まりから、ナイス過ぎるタイミングで突然のぞみが暴走して人に害を与える様になり、原因は主人公が仕組んだものとされて追われていく。
煽って煽って全然暴走は進まず最初だけ?
ターミネーターじゃないけど、AIの暴走による危機感は悪くないし、話は飛んでwのぞみの暴走が止まっていく様子はなかなか好みでしたよ…。
しかしながら、警察サイドから臭ってくるものが酷過ぎるし、ある程度のご都合主義は許容出来るけど、えっ?もう選別も実行もしてたじゃん,ラストもペラペラペラペラ、少なく共そこにいる全員グルってことじゃないと…という流れに辟易。
グズグズで筋の通らない演出、展開に、クッソ力み捲りの演技させちゃうというお約束の邦画の悪さが、鼻についてしかたなかった。
ご都合主義がすぎる!
国民生活に浸透しているAIシステムが暴走するってお話。
舞台が2030年なのでポイントは近未来の日本をどう描くか。全自動運転の車、ホログラム、カメラ内臓の小型ドローン、そしてAIシステムによる健康管理や認証システム。そんな近未来を堪能した。ただ、その程度かという感想を抱いたことも確か。10年だから仕方ないのか。
さて、本作は暴走したAIをいかに止めるか!ではなく、AI暴走を企てた犯人にされてしまった主人公の逃亡劇。逃亡者(ハリソン・フォード主演)やジェイソン・ボーンシリーズ(マット・デイモン主演)を連想するシーンが満載だった。
ただ(この手の逃走映画はご都合主義なのだが)、それらの映画よりもご都合主義がまかり通っていた。ネタバレ設定にしてるから思いつくまま列挙すると、あんなに監視カメラで追いつめられながらうまいこと逃げ切ったり、仙台に向かってる船から海に飛び込んで漁師に助けられたり(飛び込む選択肢がすでにバカ)、漁師が車も用意してくれたり、閉校となった大学に電気が通ってたり、閉校となったのに当時のPCやデータがまだ残ってたり、結構な短時間にいろんな仕掛けを施してたり、AIの研究者が警視庁のシステムにハッキングできたり、そして首謀者がそこまで追い詰められたわけじゃないのに自らの犯行を独白したり。色々となんだそりゃ?って気持ちになってしまった。
あと、コンピュータが動いてます!的な演出として画面に英字のコンピュータ言語を流すのはいい加減やめてもいいんじゃないかなと思った。あのロックされたサーバールームで修正プログラムがアップロードされてる感じを出すのに周りのスクリーンに言語がスクロールされて表示されるのは冷めてしまう。そんな演出いらない!
もっと面白くなってもいい気がするだけにもったいない。原作から全く変えずに映画にしてるのか、それともかなりの修正が入っているのか気になってしまった。
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