「ふぉ〜」AI崩壊 Appleさんの映画レビュー(感想・評価)
ふぉ〜
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本当に観るに値する作品。
レビュー読んで観る、観ないを決めるのではなく、ぜひ、その足で、体感して欲しい。未来に実際に起こるかも知れない脅威を。
所々でAIの脅威を感じさせる描写が未来への絶望を明らかにしていた。その度実際に起こりうるかも知れないと思うと怖くて仕方がなかった。
AIに頼りすぎていると作品内にあるように人々は混乱に陥ってしまうんだろうなと思った。適度に適切にAIを活用していかなければならない。
ここから先、ネタバレ注意!!⚠️
桐生と悟の最後のシーンは物凄く心にくるものがあった。信頼する人間に騙され、何も知らずにのぞみの意志をただひたすらに継いでいた悟の気持ちが踏みにじられ、死んでいく様がとても悲しかった。
奥瀬と合田のコンビが最高でした。なんとも言えない絶妙な掛け合い。作品にいいリズムを生み出しているような気がして気持ちが良かったです。
なんと言っても、他の作品ではあまり観られない、AIという作品ならではの、優秀な人との間で繰り広げられる頭脳戦が観ていて気持ちよかった。天才と謳われている桜庭のその先を行く桐生、その中でも凡人として味を出していた望月。とても面白かった。
プログラムをリセットしたり、組み替えさせるプログラムを読み取らせるのではなく、「のぞみ」ができた経緯を思い出させるということで暴走を止めさせる。そう言った発想ができるのはやっぱり人間ならではで、そう言った人間にしかできないことをこれから人間自身で紡いでいかなければならないなと感じさせられる作品でした。
素晴らしい!!
皆さんも劇場へ!!
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