劇場公開日 2020年2月7日

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「清水崇監督らしいと言えるが・・・」犬鳴村 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5清水崇監督らしいと言えるが・・・

2020年2月11日
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呪怨シリーズの清水監督。例によって、劣化版のゾンビとでも言うべき軟体動物のようにクネクネした動きの怪物が登場する。
犬の怨霊ならば動きも犬を模した方が分かり易いのになぁ、というのがまず一点。
それと日本的ホラーに狼男のようなモンスターは馴染まないというのがもう一点。
ストーリーに関して言えば、犬鳴村の案内人・成宮の登場の仕方が唐突過ぎ。もう少し、伏線を張ってからの方が見ている側もストーリーに入り込めるのに・・・
森田家の主人(高嶋政伸)が犬鳴村伝説の詳細を知るキーパーソンであるにも関わらず、どのようにして知ることになったかの経緯が描かれていないのもどうなのか?

それから、特に気になったのは特殊効果が雑なのと映像そのものが粗いということ。まるで一昔前のテレビカメラで撮ったような画質。

藤崎修次