劇場公開日 2020年2月7日

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「ポスターの人物は、本編に関係ありません。」犬鳴村 コスモス43さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ポスターの人物は、本編に関係ありません。

2020年2月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

映画ポスターで写されてるトンネルの絵をひきで見ると人の顔に見えるが、これは本編に関係ありませんでした。ただのトリックアート。犬鳴村の村人?などとの考察には無理があります。なんだかお粗末な演出です。

動画で観られる、冒頭8分内にミス演出が。
女性は黄色い上着を着てバッグを持っておりますが、小屋の手前で上着を着ておらず、次のシーンでまた着ております。この演出はストーリーへの関連が考えられず、ただのミス演出かと思います。この御時世でまだこんなミスをするんでしょうか?この映画自体のチープさを増します。

清水崇の映画は、「幽霊」ではなく、「お化け」なのです。最恐心霊スポットを、怪奇現象や異様な雰囲気で呪われた村を構成したかったのではなく、最恐心霊スポットの名前を借りたお化け屋敷を作りたかったのです。だから幽霊のおどろおどろしい雰囲気を期待していくと違和感を感じます。
主人公に「霊感がある。」設定も逃げです。これがあることで、感も働きやすいし、お化けも見放題。このチープな設定に、ものものしい雰囲気作りを簡略化したのです。あとは要所要所、後ろから出てくるだけ。

ストーリー全体も、なんだか間が悪く、流れを急いでるかのような感じで、のめり込めませんでした。
全体的に、とても残念です。

コスモス43