「【背徳のセックスは蜜の味・・。 現代邦画で、唯一無二の地位を確立した瀧内公美さんの品のある美しさに魅了される作品である。】」火口のふたり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【背徳のセックスは蜜の味・・。 現代邦画で、唯一無二の地位を確立した瀧内公美さんの品のある美しさに魅了される作品である。】
ー 人は明日に希望を持てなくなると、野生動物のようにシンプルに、セックス、食、眠りに耽るのだろうか。ー
・荒井晴彦はこの作品にどのような想いを込めたのだろうか。セックス描写と会話だけで、勝負しようとする気概は伝わった。特に、直子の数々の言葉が記憶に刻み込まれた。
・「共喰い」で驚嘆し、「幼な子われらに生まれ」で再度、脚本の凄さに瞠目した荒井晴彦監督・脚本作である。
・瀧内公美は「日本で一番悪い奴ら」で演じた美しい女性警官の妖しい目が印象的であったが、「彼女の人生は間違いじゃない」での、凛とした美しさ、淫蕩な姿に一発で魅了された女優さんである。この作品でも彼女の役者魂は健在であった。
<瀧内公美さんは、邦画女優の中で、独自なポジションを担っているが、是非、トップに駆け上がって欲しい素晴らしい女優さんである。>
■2022年8月26日追記
・誰でも、御存じの通り瀧内さんは、邦画女優のトップクラスに躍り出た。僥倖である。才能ある俳優さんが、その才能を認められたのであるから・・。
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