「いや、せぇへんのかい!」決算!忠臣蔵 massiさんの映画レビュー(感想・評価)
いや、せぇへんのかい!
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気になっていたので鑑賞。
毎年毎年語られていない事実が映画化されますね。まだまだあると思われるので楽しみです。
忠臣蔵は歴史の授業で大雑把に習った程度なので、討ち入った!ぐらいの印象しかありませんでした。今作はその裏過程のお金の話ということなので小難しいストーリーなのかなと思いましたが、分かりやすく序盤で説明してくださったので、お金の計算は相当楽です。
惜しい点をあげるとすると、中盤までが少し気怠い感じがしました。登場人物の殆どが、自分発信の意見を繰り返しているだけなので、間延びしてしまい少し辛い時間があります。荻野に関しては下手とだけ書いておきます。
後半からの盛り返しは凄いです。
立て続けに予算が削られていきます。欲が重なりどんどん減っていきます。スピード感があって、マンガのように次の展開への移行がスムーズで良かったです。ちょいちょいウケを狙おうとして規制音を使っていたところは少し冷めましたが…
オチの評価は人によって分かれるとは思うのですが、私は少し物足りない感じがしました。
討ち入る描写がない…
まぁお金の話がメインなので仕方がない気もしますが、思い切って討ち入る描写を入れたら映画自体が長くなってしまうので、それを防ごうとしたのかな…それとも討ち入りのシーンは有名だからカットしたのか…考えすぎてもいけないのですがね。
時代とミスマッチなテロップをつけても自然に物語が進行していくというのは、現代の映画作りの強みだと思います。
ただ、CGは入れなくていい…
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