天気の子のレビュー・感想・評価
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雨の日も悪くない
好き嫌いは分かれそうだけど
圧倒的な映像美と、美しい音楽。
それだけでも観に行く価値はあった。
君の名は。が大ヒットしただけに、期待してしまい比較してしまうのは致し方ないんだけど、
君の名は。よりも内容のギュッと詰まった感じ(当社比)
君の名は派と、天気の子派に分かれそう。
私は天気の子派。
やっぱり3年間綿密に計画され、ギリギリまで作り込まれたのも納得だった。
君の名はの時に感じた違和感のような、普段たくさんアニメを見る方ではない人が抱く没入し切れない感覚みたいなものが薄まってたように感じる。
誰もが主人公たちのように若い時代に抱いた気持ちに共感し、映像の細やかさも現実から切り離されたものでない。
明らかにフィクションだと分かっていても、どこかがむしゃらだった自分に重ねてしまうような主人公だったな。
今の大人になった自分は須賀そのものだと重ねられる。
それにしても小栗旬こんな良い声だったんだな、とか。
君の名はよりも攻めてる描写はすごくあったけど、それがまた生々しかった。
綺麗なだけな世界じゃないっていう事実にあまりにも幼い青年が直面して奮闘するっていう。
だから本当に綺麗なストーリーが好きな人は君の名は派だと言うだろうし、つまらなかったと言うかもしれない。
ただ感情って人間って世界って、そんな綺麗なものじゃないんだよって言ってる気がする。
それでも救いたい誰かがいるって素敵だな、自分もああいう若さみたいながむしゃらさを忘れてたな、と思った。
ただRADWIMPSが青春のど真ん中にいた私からしたら、本当に音楽が最高だったんだ。
三浦さんの声も天気の子ドンピシャなんだ。
エンドロールで泣きそうになっちゃった。
鳥肌製造機。
歌の力ってすごいな。
キャスト陣にしては本田翼が批判されそうな感じもしたけど、この作品に関しては上手すぎる声優さんのオーバーな演技よりもマッチしてる気がしたな。
主演の2人の自然さは良かった。
君の名はのカメオ出演的なシーンはオタク歓喜するやつだな〜って(歓喜した)
新海誠、RADWIMPSの力すげえ〜
上映後トイレ行ってすぐアップルミュージックで曲購入した。
悲しい事件の次の日で胸が痛んでいる人たちの背中を押してくれるような作品だった。
この日の公開は意味があるような気がしたな。
物語として面白かったか?と聞かれたら、そういう映画ではない気がする。
ただ考えさせられて、気付かされた映画だったな。
感動というとなんかニュアンスが違うけれど、ポロッと涙が出た瞬間もあったよ。
大人こそ観るべきな映画だった。
見て損はない
アニメに詳しくありませんので…
う〜ん。わけわからん
自分のエゴを押し付けるな
主人公は、拳銃を人に向けて発泡したり、警察から逃げたり、線路を走ったり、世間からすれば理解されない行動をしている。
そして、そのような行動をする主人公に、けしからん!感情移入できない!という批判が多くある。
だが、その批判は的外れ。
この映画は、純粋な心を失ってしまっている大人へのメッセージ、世間への問いかけである。
相手が警察だろうと世界だろうと、周りの大人たちが穂高をどんなに否定しようとも、穂高はあきらめない。純粋な恋ですよ。
大人になると、現実を直視して、穂高のように行動できないし、穂高のように周りを全く見ていない子供を否定する。
それが天気の子を批判している人達であり、自分のエゴを押し付けている。
君の名は2でも、造ってほしいのか?
監督には、君の名は。のような万人受け作品を作って欲しくなかったので、今作は野心的で素晴らしいと思いました。
日本文化の基本!?
人が人に出来ることは何か
私は24歳ですが、今の若者たちは(私だけかもしれないですが)人と人との関係性が希薄で、経済成長も見込みにくい世の中で育ってきたので、自分の生きる目的が見つけにくいという実感があります。それでも尚、人は人と関わり、自分の役割を模索します。その中で、大事な出会いがあり、自分の役割を見つけます。そして見つかった自分の役割を、大事な人たちのために果たそうと一生懸命に頑張ります。
この映画からは、自らの役割が見つかる喜びや、それを助けてくれた人への感謝が伝わってきました。間違いなく今の若者に刺さるものがあると思います。
改めて自分の大切な人たちを大事にし愛そう、そして自分の役割を果たすために頑張ろう、そう思わせてくれる映画でした。
青春が眩しくて苦しくて切なくて最高
もう三十路を超え、日々の生活に段々と潤いがなくなってきたように思う。決まった時間に起きて、作業的な仕事をこなし、家に帰ってもこのところイヤイヤ期絶好調の子供と、何やら不機嫌な様子の妻を相手に、さてどうしたもんかと考えていると、また朝が来る。人生とは、どうもこういうものらしい。今日は朝から雨が降っていた。
高校生の頃、ちょうどRADWIMPSが少しづつ流行り始めていた。「25個目の染色体」がリリースされた頃だから、もう15年も前の話。イヤホンから流れてくるそれにのせて、登下校の自転車の後ろに好きな子を乗せたりなんかしながら、田んぼ道をぶっ飛ばしていた。「めっちゃよくない?」とか言って、無理無理CDやMDを友達に押し付けながら。トレモロ、有心論、いいんですか、の頃。思春期真っ只中の高校生にとっては今も昔も青春を大いにブーストさせる魔法の薬。そんなRADWIMPSの音楽があの頃と変わらず10代20代の心の中心にあるのはとても嬉しい反面、丁度こないだの春から高校生になった姪っ子に「RADWIMPSって知ってる?」って言われたときにはさすがにジェネレーションギャップ的なあれこれでぶっとびそうになった。
青春の記憶というのは、人の心にひどく長いことこびりついて、どういうわけかなかなか落ちない。新しい恋で上書きしたり、あの時以上の挫折失敗を経験しても、完全に別名保存のプロテクトをかけた永久保存版。さらに面倒なのが、年々美化されながら、容量が重たくなってくるということ。これが本当にやっかいで、30を超えた今でもあの時の思いに色々と後ろ髪を引かれている。恥ずかしくも瑞々しい記憶の塊だ。16歳のあの時あの一瞬、 誰もが皆無敵で、なによりも輝いていた世界の中で、本当に自分のことだったのかと疑いたくなるような、煌きに満ち満ちた時間の話。
ついつい大人になると、次の一歩が出にくい。リスクを知ってしまったからだ。引き返す方法も知っているし、やりなおしの方法も知ってしまった。安全策をとりたくなるあの瞬間に、「あの頃はなぁ...。」なんて思いが、顔をのぞかせる。ダサいよなぁ。本当ダサい。目の前で若い子が頑張っているのに、何やってんだろう。貴樹くん、明里ちゃん、孝雄くん、滝くん、三葉。そういえばみんなすごかったよな。
たとえ相手が警察だろうが軍隊だろうが世界だろうが関係ない。雨に嵐に雪や雷がきたって、異常気象がなんだ。僕は君が好きだ。それで十分。なんてシンプルで強い思い。帆高くんが全力で走る。そこにRADWIMPS。陽菜さん。嫌が応にも自分の奥底にあったあれやこれやが引っ張り出される。不覚にも、最後の30分、涙が止まらなかった。だってどう考えたってずるいだろう、新海誠×16歳の青春×RADWIMPSは!「君の名は。」のときにも同じことを思ったけれど、16歳に、負けんなよおれ。これは映画だ、フィクションだ、人生はこうもドラマチックではないし、都合よくことが運ぶようなこともない。けれど、なによりもドキュメンタリーでリアルなのが人生だ。がんばろう。帰りにシュークリームを3つ買った。家で待つ、妻と娘の機嫌が良いことを祈る。
共感出来ないと辛い
普通に期待以上に楽しめた 思ったことを殴り書きします!
少年、無茶するね。
私はすごく好きです
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