天気の子のレビュー・感想・評価
全1218件中、1161~1180件目を表示
民族学をベースに若き男女の素敵な邂逅を崇高な気象描写を背景に描き出す
圧倒的に美しい映画である。又、その美しさの中に現在の世界が抱える様々な問題も密やかに忍ばせている映画でもある。
やや強引な部分も散見されるが、新海監督のストーリーテラーとしての実力は十分発揮されている。
新海監督はじめ、日本のアニメーション制作に関わる方々へ。
これからも素晴らしいアニメーション映画を世に送り出し続けて欲しいと、深い悲しみと憤りを感じる今、心の底から願っています。
二番煎じという意見もありますがとんでもない
構図は確かに似ていますがとても挑戦的な題材でした。
君の名は。はあまりピンと来なかった私でしたが天気の子は本当に良かったです。
ギャグも多く終始楽しめました。
言葉のチョイスと音楽の入れ方
今日、朝一で見てきました。
なるべく内容のネタバレをせずに感想を言うなら、言葉のチョイスや音楽の入れ方がセンスが凄く気持ちいいです。
特に主人公のモノローグの言葉のチョイスは聞いていて「いい言葉だなぁ」と感嘆するものでした。
音楽の入れ方に関しては、『君の名は。』の時は「なんだか映画を見てるのか、RADWIMPSのPVを見てるのか分からない」という感想があり、私も「あー分かるかも」と思いましたが、それも薄まりつつ、効果的に観客の気持ちに寄り添っていると感じました。
今作は『君の名は。』よりも新海誠監督の色が濃くて、『君の名は。』で新海誠監督作品を知った人、『君の名は。』しか見たことがない人は「ん?え?」ってなる部分もあるかもしれません。
また、今作は冒頭30分くらいで、お話の展開が分かってしまうので、そこが少し残念だなあと思いましたが、それを超える結末が待っていたので、それもよかったです。
他の方が感想で「主人公が家出した理由が分からない!」と書かれていますが、そちらはパンフレットで新海誠監督が理由を触れていますので、気になった方は是非パンフレットをご確認ください。
個人的には小説版を読んでから、もう一度映画館に行きたいなと思う名作だと思います。
エンターテイメントに徹しすぎ
見終わった後はめでたしめでたしで良かったんじゃないかなと思ったんだが、だんだん腑に落ちない所が気になりだしてきた、何も考えない人はこれで良かったのかもしれない。しかし新海誠を昔から見続けている者にとってはなんだか誤魔化されたような気がする。基本はBOY MEETS GIRLと大人への反抗の物語であるが今回はSFを完全に諦めファンタジーに大きく舵を切り、新海誠の作家性を諦めエンターテイメントに徹したようでちょっと寂しい。そのファンタジーも現実の世界観が混じり合ってしまったため更に不合理なツッコミどころが多くなり現実ともマッチしない中途半端な作品になってしまった。作画は最近の日本アニメの水準から行くと特に秀でているとも思えない、水の表現は相変わらず凝りに凝っていたが、ハイライトの効いた金属表現場面はなかったようだ。今年のこれまでのアニメ作品の中では「響けユーフォニアム」「海獣の子供」には及ばなかったかな。
PS 再鑑賞、初回の鑑賞はストーリーに注目しすぎたせいでツッコミどころが沢山出てきたが、何も考えずに見てみれば充分楽しめた、2度見ることをお勧めする。
笑いあり、感動ありで面白かった!
前回の君の名はにすごく好きだったので今回の天気の子とても期待してました!ストーリーも面白くて、前回以上に絵が綺麗で期待以上でした!
今回もRADWIMPSの曲がグッドタイミングで流れてとても良かった!
もう一回見たくなりますた!
説明不足?
評価は分かれそうだと思いましたが
自分は好きでした。
ただ家出の理由がかなりざっくりとしか
説明されなかったのと
空中にできた水溜り?がちゃんと説明されない
ままだったのが気になりました。
他の映画のレビューでも
この映画がいいと思う奴は〜
これが人気でたら日本はもう〜
と書かれてるのをたまに見ますが、
人によって感じ方や楽しみ方は違いますし
作品ではなく好きな人を批判するのは
どうかと…
綺麗な絵
灰色の空
ぬれたアスファルト
止まない雨
どの絵を見ても、キレイでした。
(風景の画集とかないかなぁ)
太陽が輝く白色の大きな入道雲、
雨を降らせる黒色の雨雲
いろいろな雲の表情を見せてくれました。
空から降る雨
水たまり
空の上の魚たち
動きのある、輝く水はとてもきれいでした。
映像は総じて良いが
映像は★4.5 ストーリーは★3.5 音楽は★4 かなと思いました。
新海監督は雨の描写が独特で良いと思います。風景や他の映像も素晴らしいところが沢山だと思います、が、今回涙の映像だけは非常に違和感をおぼえました、好みの問題かもしれませんが、あまりに強調?され過ぎ?全体として水を意識してるのは理解できますが・・・・。
ストーリーは悪くはないが、特に良いでもなく、正直薄っぺらさを感じてしまいました。比べる事が良いかわかりませんが、Fate原作ファンですので向こうと比べると余りにストーリーがチャチかなと。ただ、これから小説も読むのでそれによって何とも言えないかも知れませんが。
音楽も歌詞がある所は良く思いましたが、そうでないところが、何と表して良いのか、壮大感が乏しい?盛り上らない?ん~、重低音などのハイスペック音響でどうしても見たいとまでは思えない?
そして、総合して何がテーマ?恋愛?多感な年頃?大自然の摂理?社会風刺?これも、ん~です。
とは言え、見る時間がもったいないとは思いません、それなりに面白かったです。
2人だけが知っている世界の秘密と2人の「愛」の強さを真っ直ぐに感じる
「これは―僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。」というキャッチコピーがどのような結末を生むのか冒頭からそれを意識して鑑賞しました。
「天気」という私たちの身近にある自然現象を題材とし、2人だけが知っている世界の秘密とそれに翻弄されながらも2人の「愛」の強さを保っていく一生懸命な姿が真っ直ぐに描かれています。
この作品を観た後は「天気」についての見方が変わってきて、何の変哲もない日常の中にもワクワクすることがたくさんあるんだって感じさせてくれます。
王道とは少し違う結末が待ち受けていますが、ぜひとも「これは―僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。」というキャッチコピーを念頭におき、鑑賞していただければきっと納得できるところが出てくると思います。
また観に行きたい、またあの世界に会いにいきたいと思わせてくれる作品です。
雨の日も悪くない
晴れが大好き。
雨は嫌い。
けど雨も良いもんだなって思えるストーリー。
映像、ストーリー最高でした。
また前作同様、後半からの勢い、RADWIMPSの曲。
反則です。
人の気持ちを揺さぶる映画をまた作りましたね。
また君の名は。の繋がりもあるので映画を観てのお楽しみですね。
好き嫌いは分かれそうだけど
圧倒的な映像美と、美しい音楽。
それだけでも観に行く価値はあった。
君の名は。が大ヒットしただけに、期待してしまい比較してしまうのは致し方ないんだけど、
君の名は。よりも内容のギュッと詰まった感じ(当社比)
君の名は派と、天気の子派に分かれそう。
私は天気の子派。
やっぱり3年間綿密に計画され、ギリギリまで作り込まれたのも納得だった。
君の名はの時に感じた違和感のような、普段たくさんアニメを見る方ではない人が抱く没入し切れない感覚みたいなものが薄まってたように感じる。
誰もが主人公たちのように若い時代に抱いた気持ちに共感し、映像の細やかさも現実から切り離されたものでない。
明らかにフィクションだと分かっていても、どこかがむしゃらだった自分に重ねてしまうような主人公だったな。
今の大人になった自分は須賀そのものだと重ねられる。
それにしても小栗旬こんな良い声だったんだな、とか。
君の名はよりも攻めてる描写はすごくあったけど、それがまた生々しかった。
綺麗なだけな世界じゃないっていう事実にあまりにも幼い青年が直面して奮闘するっていう。
だから本当に綺麗なストーリーが好きな人は君の名は派だと言うだろうし、つまらなかったと言うかもしれない。
ただ感情って人間って世界って、そんな綺麗なものじゃないんだよって言ってる気がする。
それでも救いたい誰かがいるって素敵だな、自分もああいう若さみたいながむしゃらさを忘れてたな、と思った。
ただRADWIMPSが青春のど真ん中にいた私からしたら、本当に音楽が最高だったんだ。
三浦さんの声も天気の子ドンピシャなんだ。
エンドロールで泣きそうになっちゃった。
鳥肌製造機。
歌の力ってすごいな。
キャスト陣にしては本田翼が批判されそうな感じもしたけど、この作品に関しては上手すぎる声優さんのオーバーな演技よりもマッチしてる気がしたな。
主演の2人の自然さは良かった。
君の名はのカメオ出演的なシーンはオタク歓喜するやつだな〜って(歓喜した)
新海誠、RADWIMPSの力すげえ〜
上映後トイレ行ってすぐアップルミュージックで曲購入した。
悲しい事件の次の日で胸が痛んでいる人たちの背中を押してくれるような作品だった。
この日の公開は意味があるような気がしたな。
物語として面白かったか?と聞かれたら、そういう映画ではない気がする。
ただ考えさせられて、気付かされた映画だったな。
感動というとなんかニュアンスが違うけれど、ポロッと涙が出た瞬間もあったよ。
大人こそ観るべきな映画だった。
見て損はない
なかなか突っ走る主人公でした
ストーリーも人によって評価が変わる
ただ主人公のひたむきな想いには全俺が泣いた
腑に落ちないというかしっくりこないというか君の名は。ほどの衝撃的な感動とか余韻には今一歩及んでないと感じましたがまあ悪くないと思いますよ
ストーリーで4.5割、音楽で5.5割泣かされた 感じがありますね
センパイと夏美は最高やったわ
アニメに詳しくありませんので…
空と雲の描写が綺麗。雨が跳ねる描写がリアルですごい。いったいどうしたらこんな作画が出来るのか魔法のようでした。
エンドロールに流れた、膨大な数の原画&動画スタッフ名のテロップを拝見し、そうか、こんなに多くの彼ら、彼女らの、気の遠くなるような作業の果てに産まれるんだなと、感謝の気持ちでいっぱいになり、さらにスタッフの中に、このたび放火火災が起きた京都アニメーション出身者も居られるとの事、亡くなられた34名に、心から御冥福を祈りたい気持ちが湧いてきました。
う〜ん。わけわからん
なんだろ、あんま納得できない。
映像美は流石とは思うけど。
あんな少女がいたら世間はもっと騒ぐだろうと思うのだが。
せめて目立たない形で展開して欲しかった。
で、ある時世間にバレてしまい大騒動的な展開がベタなんだろうが期待してしまう。
結局この映画から何を感じるのが正解なんだろうか。
現代芸術的な映画なのかな。
あと少年の家出の理由ってなんなのさ。
う〜ん。わけわからん。
自分のエゴを押し付けるな
主人公は、拳銃を人に向けて発泡したり、警察から逃げたり、線路を走ったり、世間からすれば理解されない行動をしている。
そして、そのような行動をする主人公に、けしからん!感情移入できない!という批判が多くある。
だが、その批判は的外れ。
この映画は、純粋な心を失ってしまっている大人へのメッセージ、世間への問いかけである。
相手が警察だろうと世界だろうと、周りの大人たちが穂高をどんなに否定しようとも、穂高はあきらめない。純粋な恋ですよ。
大人になると、現実を直視して、穂高のように行動できないし、穂高のように周りを全く見ていない子供を否定する。
それが天気の子を批判している人達であり、自分のエゴを押し付けている。
君の名は2でも、造ってほしいのか?
監督には、君の名は。のような万人受け作品を作って欲しくなかったので、今作は野心的で素晴らしいと思いました。
全1218件中、1161~1180件目を表示