天気の子のレビュー・感想・評価
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アニメは高品質、ストーリーは普通
新海誠監督作品「天気の子」を観てきました。
作画や音楽は、飛び抜けて良かったですが、ストーリーは普通で感動が弱かったです。
アニメの特性や持ち前の映像美を作品のメインテーマに活かせてるのは素晴らしかったです。
音楽も良かったですが、アレです。
新海誠監督ファンなら劇場で観るのも良いと思います。
少なくとも受験生は見るな
この映画はざっくり言うと主人公たちがすすけた大人たちと運命に抵抗する物語です。
しかし、受験生には向いてません。というのも、正直大人たちの方がめちゃくちゃ間違っているようにはあまり思えない中途半端な感じで、主人公たちの方がエゴで現実逃避してわがままを言っているようにも見えるからです。というかそう見えやすいです。そう見えてしまうと、上映中は全く楽しめません。本当に楽しめません。終わったあとに振り返ってみてようやく良かったかなと思え始めました。なんなら僕は見方を変えた上でもう一回見ないと感動できません。
ただ、残念なことに現実に向き合ってる受験生がこの見方をしてしまうのは正直不可避です。そうなったら楽しめません。もういっそのことあらかじめネタバレをくらってからみる方がいいまであります。じゃないと初見は見方失敗します。もし見るなら気を付けてください。
当然受験生以外にも当てはまります。
頑張った
前作の君の名はから3年、監督に掛かる期待も凄かっただろうなと昔ながらのファンとしてはまずはお疲れ様でしたっと言いたい。
だけど今回の映画
新海誠ファンとしては60点
映画好きとしては70点と言わせてもらいます。
ついでに君の名はで85点です
この差は何なのか映画を見てから考えました
まず俺の中では前作での良かったキャラが二人います。
三葉の祖母と瀧のバイト先の奥寺先輩
三葉の祖母による村の風習やその他のウラを匂わせる語りによって三葉の現状や物語の核が見える事がストーリーの進行に
違和感なく聞けたのですが今回、その辺が曖昧であからさまな年寄りの配置と語りが違和感に思えました。
奥寺先輩は瀧の憧れで密かに思う女性だったのが三葉により変わっていきいつのまにかその想いが変わって行ったっという
心的な印象を与えていましたっが今回、それに似たキャラはいたが賑やかに担当ってだけで主人公とヒロインの惹かれ合う
話の薄さになってしまったのではないかなっと感じてしまいました。
それから新海誠っとして一個人の感想ですが、景色が足りなかった
相変わらずの風景画は素晴らしかったのですが、今回の雨のシーンの多様の所為かは分かりませんが監督の得意な風景の多様
物語が進むに対しての移り変わりが小さかった気がしてしまって自分にとって物足りないっと感じたんだと思います。
これだったら言の葉の庭の方が良かったと言えるのではないかっと
あとこれは個人的な願望になってしまいますが、前作の瀧や三葉を出すのならば作品のその後を少し匂わせて欲しかった
君の名はで最後に二人が出会えたのであれば少しでもいい、二人が一緒にいるシーンを見たかったっと
他にもテッシーやさやちん、四葉もいたらしいのですが分かりませんでした。
小説を読んでそれのリベンジに観に行こうかなっと思います。
嫌いじゃないけど。。。
昔から新海誠の作品には触れていて、
たまたま蔦屋でなんだこれ?って手に取った秒速5センチメートルが始まりでした。
それから見ていて、なんというか、映像のクオリティが上がるにつれてどうも内容に薄味感を覚えています。
私としては言の葉の庭のように40分そこらであそこまで引き込める作品を作りあげたのに
どうしたん今回?君の名はのスピンオフかよってのが感想です。前作の主人公たちが所々に登場していて、メインどころに何度も出ちゃいます笑
作品が好きな人たちからしたらご褒美みたいなもんですが、
どうなんだろうか?
君の名はのようにちょっとだけの出演のがよかったんじゃね?って思ってしまいました。
作品自体の題材も、声優陣の迫真の演技も私は大好きですが、
ほんとにうっすいお茶のような後味が残りにくく、おいしかった?と聞かれても、まずかないけどほぼ水やで?ってなってます。
特に主人公はなぜ家出したの?
親と喧嘩?傷だらけじゃんなんでなんだろ?とか、
え?ヒロインの弟かっこよすぎじゃね?でもやっぱ小学生ぽいなぁ、つーか主人公といつ仲良くなったんや?
描写が足りない部分が多かった。
いや、多分だけど恐らくだけど、
そこをどう解釈するかは人それぞれでいいからそういう作りにしてるんだろうけど、
なんとも、期待外れというか、伏線やないんかい!って、弟くん最初主人公を邪険にしとるやんか?え?ワンカットすぎたら仲良くなってんのかい!依頼は翌日だったんじゃないんかーい!ってツッコミしか入れられない。
まぁ、映像そのもののクオリティは抜群によかったので1000〜1800とドリンク代払って、
120分綺麗なものを見に行くって考えればまぁ癒しの時間かなーって感じですね。
よかった点もありますよ!
内容が薄口な分RADの愛にできることはまだあるかいな歌詞を聴きながらああ、こういうことだったんか?とか考えられましたし、
こうなんというかエンディング曲がまさかの補足説明のような印象でした。
まぁ面白いは面白かったからまたいつか見たいですね。
君の名は。よりも世界観に工夫がある作品
凄い良かったですよ、天気の子!
少し考えながら見ないと伏線が分からなかったりしますけど、大丈夫。普通に面白いです。
ここから長文になります。
ネタバレ無しで書きました、興味あれば見てください。
まず、この作品はキャラの心情を全体を通して天気(背景)で上手く描いている作品になってました。
元々、新海監督の作品は雨の描写が多く、本当に細かく繊細に描くことでキャラの心情を現してました。
そして今回はその作風を全力で活かして描くことによって、キャラの良さやストーリーへの印象を強くし、終始見てて飽きることがない作風だったと私は思いました。
更に今回は舞台が東京だったこともあり、見たことがある場所をキャラが通ることで興奮しましたし、それにより作品に対しての没入感は凄い高かった気がします。
そして、ラストには現代社会を舞台にしてるにも関わらず思いきったエンディングになっていて、ある意味最後を受け入れられるかで評価も変わってくるかもしれないです。
ただ、ストーリーとしては悪くなく、むしろ流れとしては当然こうなるよなっていうラストではあります。
しかし、このラストを受け入れられるかで評価もだいぶ変わるとは思うので皆さんには是非とも劇場で見てほしいです。
長文になってしまい申し訳ありませんが、最後に改めて個人的な感想をもう一度言うなら『君の名は。』より私は面白くて好きです。
これぐらい尖ってる内容の方がアニメーションって感じもしますしね!
是非とも興味あれば行って下さい、後悔はないですよ!
全体的に受け付けなかった
主人公サイドの言動が全てにおいてエゴで受け入れられなかった。
全体的に低俗で、「君の名は」とは対極にある世界観だった。
見ていて辛かった。
あの二人をこの世界に出して欲しくはなかった。普通の世界に生きて欲しかった。
悲しくなりました。
公開初日で観てきました
最高品質のオマージュ作品
公開日に見れるとは思ってなかったです「天気の子」小学6年生から日本のアニメを観てきた自分としての感想を一言で表すなら「平成アニメの総まとめと新海誠の映像美のコラボレーション」これが一番分かり易いです。
個人として感じたのは、大人になるにつれ目を背けて妥協していた自分の本質的な部分を認めるダサさの表現(曲解)がドラマチックで鬱的な自分の情緒ととてつもないシンパシーを感じることができた。そして大好きなRADWIMPSの音楽はもとより自分の涙腺スイッチであり、今回の映画で更にその切り替えが容易になってしまいました。
自分がこの映像、感情描写、音楽で感化されることを本当に幸せに思う。新海誠と野田洋次郎と関わった人たち全てに感謝と尊敬と激励の念を届けたいです。
今の時代らしい。
ノンストップの120分
前作から引き続き、テンポが最高!
行き着く暇なく、ずっっと興奮したまま最後まで楽しめた。
ストーリーも最高で、最後は考えさせる場面も。
というか高校生に戻りたい。
なぜ東京生まれ東京育ちなのに、私と穂高はこうも違うのか。
年齢的に遅いかもしれないが、明日明後日の土日を利用して代々木あたりに晴れ女を探しに行こうと思う。
いや、むしろ私も島に行って人生を見つめ直すべきなのか。
そんな妄想と現状への焦りを掻き立てられる重厚なストーリー。
最後の強烈かつ意味ありげな引きとカップル来場客の多さもあり、
見終わった後の奇妙な焦燥感と満足感はひとしお。
エンドロールを見ればわかるが、いたるところに嬉しい仕掛けが!!
(何かは劇場で自分で探したほうが絶対楽しい。
ただ、仕掛けがあると思って探す気持ちで行くとより一層楽しめるかも!)
物語のテンポと映像の美しさに圧倒されて、まだ見落としてるところが多数あるので、2回め、3回目と足を運びたい。
心がグッとして言葉が出ない映画
本当にとても面白かったです。ただし前作「君の名は」とは全く異なる映画だということをご留意いただきたいです。したがって、両者の面白さを単純に比較することはできません。
天気の子は、心理的にも経済的にも窮した年端もいかない少年少女が、血筋も土地柄も関係なく”たまたま”授かった不思議な力を介してお互いに救われ、そして引き裂かれ、もがく物語です。君の名はとは毛色が違いますが、とても切なく、心をうつ物語です。クライマックスでの帆高の言葉は真に迫るものがあり、必見です。とても面白いです。ぜひ安心して劇場でご鑑賞ください!
*ちなみに鑑賞後、劇場を出るときに何十名かいらっしゃいましたが、私を含めほとんど誰も言葉を発していませんでした。それほど余韻が強い映画です。鑑賞の後押しになれば幸いです。
君の名は、も壮大な伏線
美術5、ストーリー3
ストーリーよりも
天気の子の評価?君のそーつぉーどーりだよ☆
『君の名は。』の欠点を見事に補完
かつての新海映画といえば、「健気で脆そうなヒロイン」「脚」「田舎と都会の対比」「線路と鉄道」「猫」「日本の古典」「鬱エンド」など、独特のフェティシズムが伺えました。そうした要素を大きく転換したのが前作『君の名は。』でした。もちろん全てではありませんが、ヒロインは健気でしたが、気の強さを備えて方向が変わりましたし、ヒロインの描写で目立ったのは胸でした。あとは猫も殆ど登場しなかった記憶がありますし、鬱エンドではなく、始まりを予感させる前向きな終わり方になりました。結果としてこちらは記録的なヒットを飛ばしましたが、古参のファンは物足らなさを感じたでしょう。どちらが正しいということはありません。ネタバレ回避の為に抽象的な話になりますが、今回は、前作の良さを継承しつつ、新海ismをふんだんに盛り込んだ名作と言えるでしょう。今回も、ストーリーの大枠は『君の名は。』と似た要素もありつつ、今回の大きな違いは、「会えないヒロインに会いに行く話」ではなく、少なくとも会えているのです。会えている、つまりお互いの人格を我々も彼らも知っているからこそ、主人公へのより一層の感情移入がなされるのです。あとは、新海作品にしては珍しく、恥じらいながらも、手探りながらも、ある程度恋心を自覚しているというのも胸キュンポイントです。前作が映画としての最高峰であるなら、これは「新海誠の」映画の最高峰と言えるでしょう。迷うならば是非見てみてください。新規や古参を問わず、誰にでも楽しめること請け負いです!
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