天気の子のレビュー・感想・評価
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紅より赤く(笑)
なんか、おっさんがダメで笑えました。
船を降りて、警察に引き渡して、ストーリー終了みたいな。(笑)
ことにはならなくて。
このおっさんのせいで、すったもんだのストーリーです。(笑)
空想感とメルヘン感をもっと欲しかったような。
設定も、最近は一人親が多いのか。
子供も大変なのか。
高校生も大変なのか。
昔も、窓の校舎どうのこうのどうのこうの回ったみたいな。(笑)
まあ、いつもそうなのか、どうなのか。
そこそこ映画館は人が入っていて。
まあまあまあ。
でも少しだけジーンとできた時間帯もあって。
なんだったか。
いやー最近の高校生も勉強のし過ぎなのかどうなのか。
なんか、みんな社会人のおっさんがしっかりしてないなと。
まあ映画の設定だから仕方がない。
世界を廻って欲しかった。
飛行機に乗って。
パスポートもって。
世界に。
ロケットに潜り込んで、宇宙に。
そんな感じの冒険青春アニメが観てみたい。(笑)
そんなかんじです。(笑)
ウェザリング!!!??
観ました。
音楽とそこそこきれいな映像で。
なんか退屈せずに一応見れました。(笑)
ストーリー的には台本が今一つというか、修正したい。(笑)
あとなんかもっとこうアクションシーンとかは派手にやって欲しい。(笑)
まあ、世界観的に無理なのかもしれませんし、むちゃぶりです。(笑)
うーーん。
高校生を対象なのかもしれませんが、20年前の高校生というか。
現代の高校生はもっと大人なのではとか思いながら。
仕方がない。(笑)
まあ、きれいだったような。
君の名はの方が良かったです。(笑)
そりゃそうでしょうけれど。
もう少しストーリー的には、
対立する、ライターなどとのやり取りややりあい、逃げあいなどから、
ポリスの立ち位置なども考慮しながら、アクション的なさらさらした、スピーディーなメルヘン感が良いとは思いましたが、
いかんせん、君の名はが良かったので。
熱さましということで。(笑)
第三弾勝手にですが、期待しております。(笑)
完成度の高さが際立つ
君の名は。で受けた批判
「主人公とヒロインが恋する過程が分からない」
「ミュージックビデオみたい」
「運命を都合よく弄るな」
....等々に応えたのが「天気の子」なんでしょう
代償として、前半部は前作と比べて少しテンポは落ちてます。これは主人公とヒロイン、あと脇役の描写を丁寧にやったせいですね
私的には全然有りと思いました。
本作のテーマは「天気の子」というタイトルに反して、天気を操る神様(龍神)と対決するシーンはほとんどありません。
強いて言えば、人柱にされたヒロインを主人公が強引に神様の元から連れ戻したところぐらいです。
それよりしっかりと描かれていたのは、社会のルール(大人)と、その枠からはみ出してしまった子供の価値観の対決です。
拳銃については、子供が大人に抗うもどうしようもなくなった時に飛び出すリーサルウエポン、いわばロトの剣ですね(^^;
この拳銃を某所で見つけてしまった主人公は「お守りとしてそのまま保持」してしまい、それを年下のヒロインに非難されたにもかかわらず2度発砲
その行為の持つ重さを理解していないほど社会的に未成熟、かつ純粋な心の持ち主です。
そして、主人公と同じくかつて枠からはみ出していたけど、今ではルールに従って生きざるを得ない須賀さん
クライマックスで主人公に立ち塞がる最後の壁となるも、最終的には潜在的に同情していたために主人公の手助けをしてしまう。
こういうところに私のような年代は共感してしまうんですね。
そういう意味では、影の主人公は須賀さんでしょう。
ラストについては、
大人の処世術(世界なんて元々狂っていた)に慰められ、自分を納得させようとした主人公が、能力を失ったにもかかわらず晴れるように、もしくは沈めてしまった街への贖罪のために必死で祈るヒロインを見て、自分たちのやったことを再確認
しかしその不都合から目を背けることなく、狂った世界で2人で生きていく....
こういう解釈でよいでしょうか?
前作のプレッシャーに負けず、作りたいように作り、しかも完成度を上げてきたことに敬意を表し、★5つとしました
感動の域の一歩手前で、
純粋な愛!
ホタカとヒナさんの青春を描いた作品。
ホタカの純粋な愛と、真っ直ぐな気持ちに泣けた。
何をしてでも、守りたい、一緒にいたいかけがえのない1人をしっかり表現できている。
冒頭の拳銃をどう絡めてくるかと思ってましたが、少し強引な気はしました。
でも、絡めなかったらそれはそれでストーリーが成り立たないので、考えられています。
多少ツッコミどころはあるが、それを混みにしても良作だと思うので、この評価です。
あくまで個人的な意見です
新海誠の作品、評価が中々高かったので見ることを決め映画館に行きました。
しかし結論から言うと期待外れ、内容が薄くて物足りなかった。
まず二人の出会い方があまり納得いかないなぁ、マックでハンバーガーをいきなり奢ってもらえるとかあるのか?とか思ったり、そこから偶然道で出会って逃げてって…
銃持ってるし発砲しても騒ぎにもならず、その銃確か警察官が捨てた?銃だったんだっけ?(確か)
しかもヒロインの子も中学三年生で働けてない状態で弟と二人でどうやって暮らしてるんだとか思ったり、警察官から逃げるときに見事に振り切って見せるし、そもそも大人を小学生がタックルで吹き飛ばせるかと…フィクションだからと言われたらそれまでですが個人的に納得できなかったかなと思います。
それに今までの振り返りシーンもあったけど大してこれといった感動できるシーンもないし、音楽がいいなぁと思っただけ。
最後はヒロインが助かる代わりに雨が続いた…逆じゃないか?とも思うよね。
力を使って悪天候から救う…とかじゃダメなのか?8月に雪が降るのは困ったもんだろ笑
それにやっぱり君の名はと比べてしまうかな、全然超えれてないと思う。
お互いが入れ替わってそれぞれ生活していって恋をして実際に会いたくて、けど会えなくて、けど最後には思わぬ形で再開してどうなるでしょう…のような感動もあったのだけど、天気の子にはどうもそういった感動がなかった。君の名はのような壮大な世界観を感じられなかった。
泣けるシーンは一体どこだったんだろうと今でも思う。
「君の想像通りだよ♡」は思わず笑ってしまったけどね。
映像と音楽がマッチして鳥肌モノ!、、、だが
公開の初日に見てきました。
映像と音楽はとても美しく鳥肌が立つようなシーンが何度もありました。
しかし、ほぼ2時間の映画に私が求め過ぎているだけなのかもしれませんが、ストーリーが薄いように感じました。所々で「ん?」と思わされるようなところがあり、映像と音楽が素晴らしいだけに少し残念に感じました。
まだ、私は一度しか見てないので様々な点を見落としているのかもしれないので、時間があれば二度目を見に行き理解を深めあらためてレビューを書こうと思っています。
感動した❗
公開されてからすぐに見ようと思い、映画館へ。
「君の名は」も映画館で見て感動したので更なる期待を抱いて鑑賞しましたが、最高でした。
「君の名は」では、地形を変えてしまうような出来事を回避しようと奮闘していましたが、今作では、好きな子のために真逆の結末を迎えることになり、予想よりも遥かに面白かったし、感動しました。また、逃避行の要素が多く、話のテンポが掴みやすいため、非常に見やすかった。が、散りばめられた伏線があり、一度見ただけでは解らないところも多かった。二回見ることをお勧めします。
新海先生、今回は年下の女の子なんですね。
モヤモヤが残る良い作品
何度も見に行きたくなる最高の映画
素晴らしかった!
比べるものではありませんが私個人的には前作「君の名は。」よりも「天気の子」のほうがすきです。
あと5回くらいは見に行くと思います。笑
ネタバレになるのであまり多くは書きませんが映画を観て楽しみたい人にはとてもオススメです!
映像もとても綺麗で前半は心地よいテンポで進んでいき、中盤から後半にかけてだれも予想できないような展開になっていき、すごく惹きつけられ、映画で泣いたことがない私でもウルウルしました。
観に行った日の夜は興奮で寝れませんでした笑
本田翼さんの声が変だと言われていましたが、めっちゃめちゃうまかったですよ笑
まだ見ていない人は是非劇場に見に行くことをオススメします!! 新海監督天才です!
あと陽菜さんめちゃ可愛いです笑
天気の子
感動しちゃった
みんな天気の子
しっかりと読み込めば素晴らしい作品。自分も見終わった後、?が多くてモヤモヤしたが、2回目の鑑賞によって君の名は。よりも感動し、好きになった。感情移入しづらいといった意見もあるので、推測だが、説明不足を補ってみた。
陽奈がなぜ人柱になったのか。
→母親の死にによって母の能力が継承された。言わば三葉ポジション。母の付けていたチョーカーが陽奈に受け渡されたこと、また、母の亡くなる直前に見えた光(母の能力?)からも推測できる。
帆高はなぜ家出したのか。
→冒頭で顔が傷だらけだったこと。さらに、帆高が言ったセリフに、ビッグマックが今までで一番美味しかった…。窮屈な生活であったことを察してほしい。帆高の持っていた本、「ライ麦畑でつかまえて」は、大人社会に反発する純粋な子どもを描いた物語であり、本の影響もあったのだろう。
銃の描写
→社会に反発することの象徴であり、自分、そして大事な人を守るための切り札。
線路を走る描写
→電車は過去の作品にも出てくる「男女のすれ違い」のポイント。その線路を自らの足で進むことということは、この先の運命を自分の力で変えるといった強い意思の表れなのでは?
犯罪行為について
→本作では、人柱の運命というよりも、社会の仕組みや大人たちのしがらみによって家族(大事な人)がバラバラにされることを訴えており、それらと戦うために必要な部分だったかと。映画やドラマでは許される範囲です。
他にも作品を通して新たな気づきがたくさんあると思うので、ぜひ映画で確かめてほしい。
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ラストのシーンは、色々な受け止め方がある。多くの犠牲か少女の犠牲かといった考察など。個人的には、敢えて君の名は。と対照的な結末にする事で、監督の君の名は。に対する決着の表れのようにも感じ取れた。
それにしても、人を選ぶ内容にも関わらず、よくぞ作り上げたと思う。
素敵な映画
低評価が多いのは何故?
前作と比べて、というのはナンセンス。
君の名は、と比べて批評してもしょうがないよ。
まずは圧倒的な作画、雨、街の表現はおそらく今期最高。
ストーリーは割と単純。ボーイミーツガール。
おそらく伝えたいのは、
『何かを選ぶための基準』って何?」っていうところなのかなと。
須田さんは「娘のため」
でも娘のために彼を犠牲にしていいのかと葛藤してる。娘のためにといろいろなことを正当化してる。
なつみちゃんは「ワクワクすることのため」でも就活で子供から大人にならざるを得なくてモヤモヤを感じてる。
帆高くんは「決められない」から「ヒナちゃんのため」に変わっていく。
ヒナちゃんは「お母さん、弟ののため」から「世界のため」へ。そこから、帆高のために変わっていく。
子供の頃、何かを選ぶ基準はシンプルで、大切なものは周りに全てあって、それ以外はどうでもよくて。
でも、社会に出て、世界を知って、自分の意識とのズレを認識して、そこに自分を当てはめていく。
この映画で一番感じたのは、旧態然とした世界をぶっ壊す、新しいニューウェイブの訪れを示唆しているのではないかと。
今を生きる人たちに
「もっと、自分勝手に生きてもいいよ」
ってエールと。
「でもそれに伴う責任は、担う必要がある」
って現実を同時に見せてくれる。
僕には刺さってしまいました。
「君の名は。」に劣らぬ傑作!
美しい映像表現、相変わらず神がかり的な音楽・・・
心配していた声優(特に本田翼)についても全く問題なし!
少女を救うために、全力で挑む少年の姿に涙が止まらん・・・
文句なしの大傑作でしょう!
・・・そう思って他の方のレビューを拝見すると、結構否定的な意見も多いのね。
主な否定的意見としては①説明不足、②犯罪行為?への反発、③帆高が自分勝手?って所かな?うーむ、単に否定してる人達の観察力・共感力が低いだけなような・・・
まず、帆高の家出の理由が分からん!という人が結構多いようですが・・・冒頭、明らかに帆高くん傷だらけでしたよね?「光を追いかけている」場面でも殴られたような傷が複数あるし、行方不明届が出ていることに驚いてるし、陽菜がくれたビッグマックが16年の人生で一番おいしい夕食って言ってるんですよ?
・・・普通、ピンと来るでしょ?
ここに気付けないと感情移入度がだいぶ変わりますけど、顔にあんなに絆創膏つけてるのに「この子一体どうしたんだ?」と思わない人のほうがおかしいですからね。
そう考えると、終盤の廃ビルで警官と対峙するシーンで「皆何も知らないで、知らないふりして!」という台詞も、単に陽菜のことだけを言ってるんじゃない・・・と思えるんですがね。
説明不足どころか、むしろ過剰に説明しすぎでは?と思えるんですがね・・・例えば、陽菜が稲荷系の「晴れ女」であるのに対し、帆高が龍神系の「雨男」であることとか・・・裏設定だろうに、わざわざ龍のキャップを被らせて、すぐ分かるようにするのはサービスしすぎだろ・・・と。
それとも最近は1から10まで説明されないと判らない人が多いのかなぁ・・・。
「晴れ女」と「雨男」のセットだから陽菜を救えるのは帆高だけだし、帆高を救える(救った)のは陽菜だけなんですよね。愛に飢えていた少年が、愛を教えてくれた少女のために、全てを捨ててでも走る・・・素晴らしいじゃないですか。思わず私も「走れ帆高!」と叫びたくなりましたよ。他の観客がいるから叫ばなかったけど(笑)
犯罪行為?については
①銃発砲(1回目)
②池袋で警官から逃走(サンシャイン通り)
③池袋警察署から逃走
④線路立ち入り
⑤銃発砲(2回目)
・・・ぐらいだけども、これ言うほど非難されることですかね?
①については本物とは知らなかったうえに、陽菜を助けるためだし、本物とわかったらすぐ捨ててますしね。
②についても、警察に捕まると自分は親元に戻される、陽菜達は児相行きで姉弟離れ離れになるので。
③については陽菜を助けることができるのは帆高だけだし、そもそも冤罪では(容疑は銃器・爆発物所持)
④については復旧作業中で、全く使用されてない線路だし。
⑤についても、①の時に捨ててた銃を拾って上空に威嚇射撃しただけ。囲まれた時に警官達に向けたのは拙いけど、結局それ以上使用せず(できず)捨てちゃって逮捕されそうになっちゃうし・・・
これらの行為は全部陽菜を助けるためですからね?犯罪行為といえ、人の道から外れてる訳では無いし、そこまで槍玉にあげることでは無いと思うんですがね・・・
帆高が自分勝手?とか言ってる人は、要は『女子中学生を生贄に差し出すべき!』って主張しているに等しいんですけど、そのあたりちゃんと自覚してるんですかね?
劇中でも「元に戻っただけ」と言われているとおり、帆高が陽菜を救ったから東京(の一部)が水没したんじゃなくて、水没しているのが、「本来の東京の姿」なんじゃないですかね。
廃ビルの屋上の鳥居をくぐって空の世界に行った時に、陽菜がいた草原とは別の草原がいくつもありましたけど・・・普通に考えて、あの草原一つ一つに神隠しにあった「天気の巫女」がいる(いた)んでしょうね。
そうやって何人もの人柱(生贄)を捧げて今まで秩序を保っていたということでしょう。そんなことをしないと保てない秩序って、そんなに良いものなんですかね?個人的には碌なものじゃないと思うんですよ。それこそ「元々狂ってる」って奴です。
帆高が陽菜を救ったことによって、今までより確実に大変だけど、まともな世界に一歩近づいたと私は解釈しました。
あと、別に東京は滅んだわけじゃないですからね。水没したのはあくまで東京の一部だけだし、一気に滅んだ訳ではなく、3年かけて少しずつ沈んだわけで、人的被害はほぼ無いのでは?経済被害は甚大だろうけど。(笑) まあそれでも電車の変わりに船が走り、水没した町の上にかかった歩道橋のうえで、日常会話がされる程度には、皆たくましく生きているんだから、まあいいんじゃないかな・・・と、思うんですが。
全員が救われるなら無理矢理ハッピーエンドでもいいのか
君の名は。のような全員を救う為なら無理やりにでもハッピーエンドにするようなストーリーが嫌いだったのであまり期待はしてなかった。しかし、今作はかなり勝負しに来たなという感想を持った。
罪をこれでもかと犯す少年、それに影響されたように周りも世間的には間違ったことをやってのける。これを批判する層は間違いなくいるだろうがまず前提としてこの作品はフィクションだということを忘れないでほしい。もちろん作り話だからと言って何をやってもいいということではないがここを批判してしまっては今までに世に出てきたミステリー小説や名探偵少年はどうなるだろう。なぜあちらは批判されないのか。
次に「穂高くんが陽菜も世界も全部救えばいい」と言ってる人たちに問いたい。本当に映画見たか?
作中で老人が「代償がある」と言っていたのを聞いてたのか、もしくはそのシーンだけ寝ていたのか。今回の主人公は立花瀧のようなすべてを救える「超人主人公」ではない。実にガキっぽくくだらない考えで生きている16歳に全てを救え?エヴァでも見とけバーカとしか思わない。
何かを救うには何か代償が必要、この世界も誰かが幸せになる分誰かが不幸になっている。作中で言えば陽菜は救われたが須賀の娘は救われなかった。
これを描く新海誠に素直に感心した。「万人受けしないだろう」確かにその通り。結論しか見えないやつにこの作品の良さは分からない。
オタクは多分好きなストーリー。数々の伏線と考察ポイント、魅力的なキャラクター、きれいな背景に美しいBGM。そしてすこしひねくれたオチ。君の名は。が嫌いだった層は是非見に行ってほしい。
あと陽菜ちゃんかわいい
ベタなラブストーリー
いつもの新海誠作品ではあるが、いつもよりもベタベタのラブストーリー & ファンタジー。
中高生女子向き。
こういう、背中が痒くなるほど幼い、純愛系の少女漫画っぽい展開は好き。
私としては『君の名は。』より好き。
ただ、ベタベタさから、『君の名は。』より男の支持率は落ちるかも。
特に最後の展開は、好き嫌いはっきり分かれるような気もします (いまどき、まさかのセカイ系ネタとは……)。
新海さんらしく、『君の名は。』からカメオ的なゲストキャラ登場もあり。
登場する街は代々木、新宿、渋谷、田端あたり、山手線圏内。
特に舞台になった池袋のラブホが聖地化したら面白いな、と思ったり。
音楽とモノローグが、映画を見慣れたおっさんにはうるさ過ぎると感じたが、見慣れてない人たちには必要なのかな、とも。
タイアップはリアリティを超えて、少しやりすぎに思えた。
看板など、さりげない範囲で済ませばいいのに。
期待してなかったから楽しめた…
映像 ★★★★
音楽 ★★★★
音響 ★★★
物語 ★★
キャラクター ★★★
アニメーション ★★★★★
演技 ★★★
まずは映像については雨の描写とビルなどの背景はよかったと思うし、すごく力をかけたのだろうと思います。
しかしながら最初に出てきた病室の窓の外の滴などが、たぶん光の当てかたのミスで、窓の中に雨が滴っているのか、結露なのかが分からないような中途半端な感じが見えたり、草や植物の描写がコンクリートと同じ色彩で塗ったためちょっとリアル感が無いように見えた部分があったのが残念だったです。
ただその他は物凄くいいので、ほぼ文句無しだろうと思います。
音楽はイメージ通りにちゃんとアーティストが作ってるなと思いました。最後まで音楽に時間かけてる理由がわかりました。
音響に関しては、可もなく不可もなくそつなくこなしてる感あったので普通です。
物語に関しては正直な話盛り上がりもなく、いわゆるありきたりな誰でも見ながら予想できるストーリーで、ときどき「こんなご都合主義な」と思えるような展開で、せっかくキャラがいいのに、物語が邪魔してるのが非常にもったいないと思いました。
あとは伏線の張り方があまりにも露骨すぎて、(形見のブレスレットのカット等)ただでさえストーリーに幅がないのに「伏線立てたからみんな分かるよね」とやられしまったら、ちょっと気持ちが冷めてしまう部分がありました。
キャラクターに関しては、とてもキャラクターがイキイキしていて、無駄なキャラクターが誰一人いないと思いました。
ヒール役のリーゼントの警官も最後はすごくいいキャラ終わってよかったです。
裏を返せば、キャラクターをイキイキと動かすために、物語のご都合主義が生まれた感じが否めません。
ただ物語の為にキャラクターに演技をさせるのとの天秤にかけた場合、自分は新海作品ならどちらかというと後者の方がいいと思いますし、なんならば新海誠ならもっといいバランスを取れるのでは無いかと思います。
アニメーションに関してはやっぱり綺麗すぎる背景とアニメッチクなキャラクターを入れると、普通ならどうしてもキャラクターが浮いて見えるのですが、ただ雨の描写が多く、暗い画面が多いのでいい感じに同化させてるのは、考えたなと思いました。
また晴れの日の動くシーンは背景をぼやかす事と光をリアルに書く事によって、綺麗に同化させてて凄いと思いました。
そこは前作から進化した所だと思います。
要するにリアルな背景とキャラクターのアニメッチクな絵を同化させるのは難しい思っていましたが、それをほぼ同化さてて凄いと思いました。
最後に演技についてですが、ほぼ俳優を起用しいるのですが、一番懸念されていた本田翼の演技もうまいとは思いませんが、ほぼ違和感なくこなしてたので、物語の邪魔にはならなかったので良かったですね。
他の俳優の方々も普段の声優ではない演技なのに、よくあそこまで演技出来るなとちょっと驚きました。
小栗旬良かったです。
ただ別に声優がやっても同じやと思う部分もあったので、評価は3です。
ただ新海さんがドラマをアニメーションでやってみたいかと思う節はあります。カット割等…
総評として、自分は綺麗な背景描写とキャラクターを見る映画で、物語はおまけとして楽しむ映画だと思いました。
君の名は。から上がったハードルを期待して見たファンはとてもつまらないと思うかもしれません。
ただ普通のアニメ映画に比べれば全然及第点だと思います。
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