天気の子のレビュー・感想・評価
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賛否両論分かれるのに納得、少し安心しました。
いつも見慣れている東京の街並みが、鮮やかな映像美で描かれ、主題歌を歌うRADWIMPSの挿入歌など、それぞれのシーンにマッチしており、最初から最後まで興味を惹かれました。
ただ、ストーリーとしては疑問に思う部分が多々あり、
エンドロールが流れた時、かなりモヤっとした気持ちになりました。
正直に感じた疑問を書かせて頂きます。
■主人公の謎の家出
ストーリーは主人公が船で家出をした場面から始まります。前半で、家出に触れられることはなく、終始主人公は地元に帰りたくないと頑なでありました。しかし、結局最後まで家出の理由には触れられないままでした。光を追ってきただとか、終盤でちゃっかり地元に戻り卒業して東京に戻ってくるだとか、どういう心境で行動していたのかイマイチ掴めませんでした。
■巨大な水塊、消滅する水魚
街の空に突然巨大な水の塊が降ってきたり、雨に魚のような物が混ざっていたりと、晴れ女の力を使う代償なのかもしれませんが、後半でそこの部分の説明があっても良かったと思いました。序盤で船に主人公が雨を喜び、水塊が降ってきて、命を助けられます。あれほど異常なことが起こって、直後から何事もなかったように過ごしています。ストーリーに出すだけ出して結局謎のままです。
■主人公のヒロインへの執着と唐突な行動
ヒロインが夜中のうちに人柱になり、異常気象を止めてくれるシーンがあり、それを知った主人公はなんとか彼女と再会しよう必死になります。天気が好転した理由を何も知らない世間に苛立ち、捕らえられた警察署からも逃げ出し、線路の上を滑走します。この頃から私はだんだんと主人公への共感どころか行き当たりばったりで非合理的、衝動的な姿に苛立ちを感じました。なぜ、もっと泣き喚き騒ぐだけでなく、警察官などの説得をしようと一度は試みないのでしょうか。
映画作成には膨大な時間とお金を要し、作成者の思いがこもった映画に対して、疑問を持ったり自分で描かれていない部分を想像できていなくて申し訳ないですが、
後半の急展開、3年降り止まない雨で日本沈没など、色々とモヤッとしたまま伏線が色々と回収されないままエンドロールが流れてしまったので、少し残念でした。
ただ賛否両論の声があると知り、自分と共感してくれる人もいて安心しました。
正直なんでこんなに話題になってるのか、私にはさっぱりわかりません。
監督有名内容秀逸、なら観客は、、、
前半はただの感想、後半が本題です
とても良かったのでもう二回鑑賞しました。
さすがは新海誠監督であります。「君の名は」に続き
期待以上、想像以上の作品であり、映像美だけでなく
ストーリーもよく考えられており感動させられました。
地味な点ではありますが今作で常に描かれている雨と、汗や涙の違いが同じ水でありながらはっきりと見分けがつくのに違和感がないところに驚きました。
公開前に酷評されていた本田翼の声優というのは別に不自然な印象は受けず、むしろそのキャラクターに合っていた気がします。また、醍醐虎汰郎と森七菜演の声優はかなり良く、作品に入り込めましたし感情移入もしました。本当に。
ストーリーもわかりやすく、アニメにありがちな都合のいい展開は無いため、鑑賞後にたまにある妙な引っ掛かりがないため良いです。二回目でも感動出来ます。
陽菜が消えてからがかなり熱いですね。保高が警察を振り切って屋上へ行くところとか、陽菜を連れ戻すシーンとか良かったですよ。
終わり方に関してですが僕は好きですね。陽菜を連れ戻して天気も元通りとか都合良すぎて冷めちゃうので。
「選ぶこととはどちらかを捨てること」という言葉が思わず頭をよぎりました。天気より陽菜を選ぶ保高で良かった。これがいわゆる「愛にできること僕にできること」ですね。
唯一残念な点は、最後保高と陽菜が再開を果たすシーンで、保高が線路沿いの坂で陽菜を見つけたところ、あの時の陽菜の足が、「細くね?」と感じたところです。そこさえ良ければ星5だな…。
「君の名は」のキャラクターが出ていることに関して、「そんなの新海誠の自己満足だ!」だの「そんなのただの新海誠の自慰行為じゃないか!」との評価をまあ目にしましたが、僕は良いと思いました。だって別に立花瀧が「僕たちは入れ替わってうんぬんかんぬん」とか、
宮水三葉が「隕石から村民をかくかくしかじかで守った」とか言うシーンは無いし、誰が
「私は「君の名は」のキャラクターです」という主張をしてくる訳でもなく、自然にストーリーにすっと出てきて、「もしかしたらこれ○○じゃね?」というように思う程度なので何の問題も無いです。新海誠の作品愛が感じられるだけですね。僕は好きです。
以下悪口になります。ですが一番言いたいことです。
監督有名内容秀逸、なら観客はいろんな人になります。つまりマナーの悪い人間も来るわけです。といっても当の本人は「映画面白いなあ」くらいにしか思ってないわけで、私が内心ブチ切れてるのに奴らはホクホクしながら家に帰ることが出来るわけです。
多分奴らはIQ2くらいなんでしょうね。学生で集団で来てる人間で、保高が凪を先輩と呼ぶたびに割と大きめの声で笑い、エンドロールでは普通に話し、挙句の果てにゴミを放置して行く。
また隣座った男、感動する作品なのはわかるが少しは声を抑えろ。せっかくの良いシーンなのに奴が鼻をすするせいで完全に集中出来ずイライラした。エンドロールでは帰る支度で物音を立て不快。
あのようなカスどものせいで映画館に来る人が減る可能性は大いにあり、私は軽いトラウマです。
広い年代を対象にした作品はこのような事が起こるリスクが高い。やはりレイトショーにすれば良かったのだろうか…。一回は普通に観れて良かった。
ともかくこれを見た人は映画鑑賞の際はマナーを守り、それを他人に強要して下さい。これを拡散していただいて結構です。
しかし、裏を返せばマナーを守れないIQ2で作品の
良さもろくに理解出来ないカスどもでも(声を抑えずに)泣いたり、(エンドロール中に)「感動した!」と言ってたのでどなたが鑑賞されても楽しめると思います。
人気のある作品は混雑を避けて観るのが吉であります。
awesome
新海監督の言う通り、評価の分かれる映画
タイトル通り評価は分かれると思う。
主人公があまりにもまっすぐなので、そこを評価するかどうかでこの映画の評価が決まる。
好きなことに全力で向き合ってる人は帆高くん(主人公)に共感できる。
かつて夢中になれるものがあってけど今は諦めてしまって、でも心の奥底で燻っているような人は須賀さん(ライターの人)に共感できるはず。
でも何か(誰か)に夢中になったことのない人にとってはイマイチどころか全く共感できないと思う。
個人的な想像だけど、子供たちに対する「好きなことにまっすぐ生きろ」という新海監督のメッセージなんじゃないかなーと。
あとヒロインの陽菜ちゃんが可愛すぎるからこれだけで☆2つ増えて実質☆7。
演技についてはPV見た感じでは本田翼さん演じる夏美さんにかなり違和感あって不安だったけど、終わってみたら特に問題なかった。
凪くんの声は知らない声優さんだなーなんて思ってたらまだ15歳の女優さんだったのか。陽菜ちゃん役の森七菜さんといい素晴らしいキャストを見つけてきますね・・・
アニメファンのしてはカナ(花澤香菜さん)とアヤネ(佐倉綾音さん)で笑ってしまいました。
長くなりましたが、個人的にはとても良い映画だったと思います
巨大プロジェクトで魅せる、新海ワールド
約2000万人を動員したあの前作の次って、一体なにをどう創るんだろう? という興味と期待で、早々に劇場へ。
今作は、前作と同じ起承転結の構成を保って、そこに新海監督の真骨頂「大人でないことの不自由さと葛藤する」ストーリーを、さらに美しくなった空と雲と雨と街に載せたのね。監督が本当にやりたかったのは、前作というよりは今作なのかな? と思わせるできばえ。
東京の街の描写が本当に緻密で。
既知の場所ならすぐにわかる。「ああ、あそこか。」知らない場所なら、映像をヒントに行き着くのはそんなに難しくないかも。
自分が一番はまったのが、浜松町の軍艦ビル。本当に軍艦みたいになってるー、と。
空、雲、雨も美しかったー。ストーリーは把握したから、今度は映像メインで堪能しにいこうかな。
それにしても、何と大きなプロジェクトなのか!
何百人ものスタッフ。まさか4桁? タイアップ企業は数知れず。映画館は最大限のスクリーンを用意して。
一体どれだけのステークホルダーがいるのか。
新海監督の職業はもはや映画監督と呼べるのか? そんな疑問がわいた。
公開しても晴れない日々
天気の子が公開したら日本の天気は晴れるんじゃないかなって少なくとも私は思っていましたがそんなことはなかったですね。
まあこれはただの前置きなんですけど。笑
新海監督の君の名は。これはすごい好きでした
何回も見てしまってました
予告をみて今回も素敵なイラストだなって見ないとと思いました
きれいでした…
でも話はすごい好きというわけではなかったな
最近レンタルで見たペンギンハイウェイと何か重なるものがあって見たことあるような感じって思ってしまう私がいました。
結末は違うものだったのでこういう終わり方もあるんだなって思えたけれども、ちょっと残念でした。
大好きな子を思ってあそこまで行動するのは正直ひいてしまうところがある、行き過ぎちゃってたかな
そこまでしておいてなよなよすんなよほだか!
さすが新海監督っていうところは映画館が満席でした。
次の回でも人が溢れててあんなに混んでる映画館初めて見たかもしれない
劇場で見るべき映像美!
楽しみにしていた作品なので、ちょっと奮発してIMAXで鑑賞してきました。そして、その期待を上回る圧倒的な映像美に息を飲みました。街並みの描きこみ、雨の質感や表情、空や雲の広がりなど、視界いっぱいに広がる映像に吸い込まれるようでした!もうこれだけでも、劇場で鑑賞するべき作品だと断言できます。
ストーリーは、多感な10代の少年が直情的に突っ走る感じで、単純でわかりやすいです。かといって派手な展開が続くわけではなく、クライマックスまではスローテンポでむしろ平坦な印象を受けました。それでも、帆高や陽菜の微笑ましい様子と美しい映像のおかげで、全く退屈に感じませんでしたし、むしろいつまでも穏やかに見守っていたいと思いました。
しかし、終盤に向かって、厳しい現実の前で帆高と陽菜の思いが受け入れられないシーンが続き、胸が苦しくなってきました。そして、ラストはそう締めたかと、納得と驚きが同居したような決着でした。16歳ならではの帆高の決断は十分に理解できるのですが、本当にそれでよかったのかと共感できない自分もいます。その一方で、あんな決断ができる帆高をうらやましくも思い、自分が大人側の世界にいることを痛感しました。
本作では、主人公の帆高や陽菜の背景があまり描かれず、他にも伏線かと思いきや回収されないものもいくつか見受けられ、鑑賞後にモヤモヤしたものが残りました。しかし、これも新海監督のねらいで、理屈や常識や建前に縛られるのではなく、理屈に合わなくても非常識でも、自分の思いを貫く強さや尊さのようなものを、見る者に訴えかけているのかもしれません。若い世代はもちろん、若い頃を忘れかけた大人世代にも、見て感じてほしい作品だと思います。
ストーリーよりも色付けが気になって集中できなかった
前作今作、互いに補完し合う作品
19 期待しすぎたかも
描写の子
公開前から星Iつけられまくってかわいそうだったが、そういうハンデあって見ても微妙。
ただ描写だけは他の映画よりは凝ってて、作中の花火とか夜景は良かった。
先に他の方のレビューでストーリーが微妙すぎるやら見てたが本当にそうでがっかり、特に意味もなく銃を使って話を都合よく進めたいっていうセコさが目立つ(監督の意向かは知らないが)
ちなみに、予告では天気の子(少女)の力と国家権力との間での葛藤みたいな誇張が(私には)感じられ、そういう展開なのかと思っていたらただのあるある展開でした。
総評:描写は2019年 現代作品として大変素晴らしい物ですが、ストーリーは期待しないほうがいいです。
「描写を楽しみに高画質な映画館でそれを楽しむ。」これが本作の楽しみ方であるとおと思いますし、逆にそうしないと無駄金使ったようで心が折れそう。
少なくとも後でAmazonビデオで買ったりはしないですね、4K/8Kテレビあるなら別ですが
あと、エンドロールの後おまけはありませんので。
監督からのプレゼント
君の名は。が、スピード感にあふれた映画だとすれば、今作は丁寧に描き出す作品だと言えよう。レビューには、伏線が回収されていないだとか、主人公がなぜ家出したのかはっきりしていないだとか、そういう旨の事が書かれている物が見られる。確かに、それも一理あると思う。それでも、それらを気にするよりも、この映画は新海監督が観客に伝えたいことにあふれた豊かな作品だと私は思った。
私は君の名は。を何度も見た。何故なら、あの興奮をもう一度味わいたいから。今作をリピートするとしたら、その理由はこの映画に対する理解を深めるためだ。きっと、初めに見た時とは別の言葉が、シーンが、情景が、心に響くことだろう。
ぜひ、この作品を見て、何を感じたか自分に問うてほしい。
そして、ぜひ、最後まで見てほしい。エンドロールまで。なぜ、そのような構成にしたのか、意図が無ければあのような構成にはしないはずである。某名探偵の映画の様におまけのあるなしで、最後まで見るか否か決めるのは浅はかではないだろうか。
天気の子はただ、「楽しかった」「良かった」で片付けられるような作品ではない。
傑作ではないが、良作ではあると思う。
よくない点→ナレーションが多くて安っぽく感じた。もっとセリフや映像で物語を伝える方が良いと感じた。平泉成の声が違和感ある。君の名は。の登場人物は出てこなくてよかった。これのせいで君の名は。と比べて評価してしまう人が余計に多くなると思う。
よかった点→映像は誰が観ても納得するほどに美しかった。特に花火のシーンや雨が地面に当たり跳ねるシーンが美しかった。賛否が分かれると思うが、拳銃を撃つシーンは2つで1つのシーンと考えるとトータルではよかったと思う。1回目は帆高くんの未熟さゆえに誤って撃ってしまうが、それがあったおかげで2回目の拳銃のシーンには帆高くんの信念や、陽菜ちゃんへの愛を感じた。映画の合間合間に雨が地面に当たり跳ねるシーンがあり、美しかったので雨が降るシーンに対して嫌な感じがなかったのがよかった。これのおかげで最後に東京が沈んだシーンがあったにもかかわらずハッピーエンドに感じた。物語の非現実的な設定が須賀さんのおかげであまり違和感なく観れたのが良かった。
総括→田舎に窮屈さを感じた思春期の男の子が光を求めて島を出たら、その光の先に運命の人がいて、周りの大人に流されることなく自分で未来を決めるという構図になっていた。まともな大人からすると、身勝手な行動をする主人公に対して感情移入することは難しいと思う。思春期の少年少女の気持ちをきちんと理解するのはそもそも難しいので、変な行動をしたと思ったら思春期だなぁと割り切って観ればさほど違和感なく観れると思う。
素晴らしい映画でした(考察多めのレビューです)
映画の後、パンフレットも拝見しました。
一番印象的だったのは、3年前の君の名は。の主人公たちはパンケーキを食べて感動している。
しかし、今回の作品では感動して食べているのは、すべてファストフードでした。
前作3年前の上映から日本が確実に、貧民国として進んでいく様を表していると書かれていた所。
異常気象に子供の貧困、そんな中を助けてくれるはずの大人に銃を構えてでも大切な物を守るために必死で生きていかなければ、いけない子供たちを描いた映画の様に感じます。
これは、私の考察ですが、帆高は家は愛情不足の家庭。
最初のシーンで、彼のばんそこだらけの顔は厳しい家で、自分の意見を言ったら殴られたのかな、、、なんて思わせます。
また警察に捜索願は出ているのに、彼を心配する親からのメールやLINEの描写は無いのです。
育ちは中流家庭かな。陽菜の家に訪問する時、彼はお土産持って行っているところから感じます。
そして陽菜の家は、元々貧困だった家が母子家庭のお家がさらにお母さんの死によって更に貧困になってしまった、今確実に社会的問題になっている貧困家庭。
1年前にお母さんが亡くなったにしては、部屋に生活感が有るので亡くなる前から、あのアパートに住んでいるのでしょう。
また彼女が作る帆高への料理は、元々貧しい中お母さんが彼女に作ってくれていた物なのではないでしょうか。ハサミでネギを散らすシーンは、お母さんの真似なのかなと感じました。
彼らが逃げる時、ラブホテルで沢山のジャンクフードでパーティーをしている様は、彼が手に出来想像できる、衣食住、最高の贅沢シーンの様に感じました。
明るいシーンなのに、ものすごく切なかったです。
食べる物や説明の無い描写で、ここまで表現が成されている(感じる事ができる)のはすごいです。
そして主人公が銃を構えるシーンは、大切な人を守るためでした。
しかも、全部大人に向けてです。
帆高の両親を、帆高が信じる事が出来ていたら、大切な子の為に自分が我慢して
助けてくれと三人で島に帰ったでしょうし、警察から無理やり逃げるなんてしなかったでしょう。
それができない、大人を信じれない悲しい環境に彼は居る。切ないです。
陽菜が大人のフリをするのは、大人にならなければならない現実が彼女には有るから。
病気のお母さんを看病や、弟の面倒で彼女は大人にならないといけなかった事情があります。
俗に言うアダルトチルドレンです。
誰かに必要とされていたい、頼りにされていたい、そうじゃ無いともう自分を保てない位に繊細な心は、消える事を知っていても彼女を人の喜びの為の自己犠牲へと向かわせています。
劇中子供達の純粋な願いは、東京を水に沈めますが、
今の大人の生活は、これからの子供の犠牲の上になっている
主人公達はそれに少し抗っただけ、では無いでしょうか?
大人に絞りつくされた世界を、子供達は生きる。
そんな中で少しでも幸せになる為の反抗の様にも感じます。
誰かの犠牲の上に有る、人の幸せなんて脆い
他の作品の話になりますが、手塚治虫原作のどろろなんかでも言ってたな、なんて思いました。
そんな今の日本は脆い、未来の彼らに平穏な日々を。
そんな警告の様にも捉えられました。
しかし風刺的になりすぎないぎりぎりの演出見事。
そしてRADWIMPSの挿入歌
とても素敵でした。
君の名はの際は、劇中の世界観を高めるといった印象でしたが、
本作では、劇中の作者が描きたくは無いが伝えたい事を、歌で想像させる
そういった印象を感じました。
二作目で、監督との意思の疎通が円滑になったから、といった理由も、もしかしたら有るかもしれませんが、
本作は、あくまで説明的にならない様に監督が作った映画で、それを目では見えない歌で表現したのかなと思いました。
映画を見た後、パンフレットに載っている歌詞を見た時、物語の解説を見た様な気持ちになりました。
登場人物に対しての環境や性格に説明があまりない点、見る人、聞く人が自分で考えて欲しい
そんな、作意も感じましたし、自分に近い登場人を自分に置き換えて見れる、そんな映画の様に感じました。
奥行き感の有る、美しい映像にやさしい歌
見る人に、考える余地を残してくれる日本アニメーション映画らしい作品だと思います。
個人的には、名作だと人に進めたい映画でした。
中高生の頃に見たくて、中高生に見せたくない映画
セカイ系の傑作映画。
賛否が別れると聞いていたのでドキドキしながら見たが結論としてどこで賛否が別れるのかわからなかった…。
・00年代ギャルゲ
・80年代ロードムービー
を足したような印象。
公共施設の広告にも使われている作品なのに、内容はとても反社会的で笑ってしまった。スカっとした!
君の名ははエンタメに振りすぎていて設定に整合性が取れていないところが気になってしまい、キャラクターに感情移入しづらかったが天気の子は見やすかった。
君の名はが合わなかった人はぜひ見てほしいし、
整合性がなくても泣ければいいんだよ!それで!という人にはオススメできない。
大人の自分としては中高生の頃に見たくて、中高生に見せたくない映画。
めちゃくちゃヤンチャしてる内容なので。
「君の名は」を超えた❗️
「君の名は」を超えたというのは数字の問題ではない。作者が超えたのだ!前作は時間がある意味テーマだったが、今回は気象だ!このような普遍的なテーマを見つける事ができるのは天才だけである。天才とは何か?普遍的なのである。バナナとかユリとかをテーマにすることも出来るのだ!そしてぼく自身この作品に一番感じたのはアナーキズムだった!このレビューを書いている時に既に酷評があると小耳にしたが、多分、反社会的な要素があることに対する若者の反発を想像した?自分も見ながら、これツッコミ入れられへんかな?と思うシーンはあった。しかし、そのシーンこそ大切なのだと改めて感じている。平かなものは傾かないことはなく、往くものは復らない事なし。悪いことをしたとしても戻って来れる豊かな社会に成りたいです!
全1958件中、1421~1440件目を表示