「君にとっての「大丈夫」になりたい」天気の子 necoさんの映画レビュー(感想・評価)
君にとっての「大丈夫」になりたい
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すべての人が、みんな自分だけの世界を持っていて、その世界の中で必死に生きている。役割持って何かしらの責任を負い、自分というたった一つの命を昨日から今日、今日から明日と連続を超えて運ぶ。そしてすべての人が、そんな自分の「世界」をもがきながら生きている。その姿を近くで誰かに見ていてもらえる心強さや安心感を知っている。「見ていてくれている」「この小さい私の世界を知っていてくれている」「大丈夫?と気にかけてくれている」ということがどれだけ大きな支えになのか知っている。そして誰もがかけがえのない大切な人がもがく姿を見た時「この人の大丈夫に、自分がなりたい」と願っている。
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての「大丈夫」になりたい。
野田洋次郎先生の有り余る才能に心の中でひれ伏すばかりでした。
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