「うーん…」天気の子 yolandaさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん…
体調悪いってか病み上がりってか病み途中(?)ですが、(あくまでライトに)酷評しに参りましたw
(先々週?地上波で観てからだいぶ時間が経ってしまった、、その間(かん)、大好きな佐伯ポインティさんのゲーム実況とサブスクのアニメチャンネルばかり観てた…w)
『君の名は』について、職場の大学生の子が「映像はすごい綺麗ですよー、ストーリーはどってことないですけど」と評していたことがあって。
そのあと私自身鑑賞して、まぁほぼおんなじような感想を抱いたのですが、この『天気の子』に関しても同じような印象でしたね…。
なんだろう、タイトル「うーん…」にしたけど、あえて付けるなら「最新の映像美と古典的なキャラクター」、かな。
私はどうもこの監督の性別役割分業観が苦手なのだ…(細田守は全作品は観てないけどここまで酷くはない気がする。ただ、シンプルにつまらなくて中途挫折したりした(何かあの歌姫と野獣のやつ))
宮崎作品もシータがシチュー作りに精を出したりするけど、シータはラストでムスカ相手に啖呵切ったり、耳の真横を拳銃で撃たれてもひるまない強(したた)かさがあるじゃん。それに何よりミヤさんは世代が世代だし、あれ'8~90年代の作品だしな。
あーた若いのにどうしてそう古いの、、。←これが、私が新海作品に感じてしまうことなんよなー。
ま、もっとも、不況ですし。コロナ禍で物価高で"異常気象"ですし。先が見えない時代は保守的なものが好まれますから。こういうものがウケるというのはワタクシも肌で感じますがね。
圭介の声、最初いい声だなー、誰だろなーと思ってたら小栗旬でしたか。あんまり好きではないんですが、この圭介の声に関しては渋くて自然でいいなと思いました。
あとは森七菜ちゃん!こんなに上手い子だったんですね。夏美役の本田翼は…前から演技が大根と聞いてはいたんだけど…よく言えば自然?w ミヤさんとかが起用したがりそうな自然(素人っぽ)さだと思うんだけど。
森七菜ちゃん演じる陽菜が、しょっちゅう"ウフフ"って笑うんだけどその笑い方も気になる。ドラえもんなの?w
全編を通して「今、胸見たでしょ」「どこ見てんのよ」ネタがあるのもキッツい。何、らんま1/2の時代を生きてらっしゃるの??もう令和ですことよ…!!
『天気の子』で検索すると「気持ち悪い」って出てくるので、よかったそう感じるのは私だけじゃなかった…と先刻、ホッと胸を撫で下ろしたところです。
あとねー、先もある程度、読めちゃうんだよねー。序盤で取材した占い師の「(晴れ女は)能力を使いすぎると~…」のくだりで"あぁ、ラスト付近で陽菜が消えちゃって主人公が追っかける感じねOK"って思ってたらその通りになるしww
(※占い師と夏美のやり取りは、スピ好き女への揶揄とも取れるがある程度面白かったです)
まぁ映像は(ぐぅ)綺麗ですし、田端?駅前が聖地巡礼で賑わったのはよかったんでないでしょうか。