「ヒーローものという観方をすると良さがわかる」天気の子 inadatiさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーローものという観方をすると良さがわかる
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アメコミのヒーロー物とかありますが
ヒーローと言うものは世界という大層なものを守り、大層なものを救うというのが
皆が期待しているものだと思いますが、帆高は違います。
たかが人間一匹、守れるもの、救えるものなど
良くてせいぜい、大切な目の前の誰か一人
ストーリー前半は、皆を幸せにする理想のヒーロー像が描かれますが
後半は、それが否定される形になります
世界は救えず大切な一人しか救えないという結末になる
人間一匹、それで良いのだという結末に感動しました。
ハッピーエンドなのか複雑という方もいると思いますが
間違いなく一片の曇りもないハッピーエンドですね。
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