「一言の威力。」天気の子 森晴雅さんの映画レビュー(感想・評価)
一言の威力。
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一番印象的だったのは、
雨はそれから3年間止むことなく、今も降り続けている。
というシーン。
非現実に、現実を強烈に引き込む新海さんのアイデンティティを感じたように思った。
見てる途中にも色々な疑問が出て解決・解消しないまますぎていく印象。とはいえそれはストレスになるほどではなく、そういう世界観なんだと理解できる描写があるから、成立している。
天気の子は総合して、考えることが好きな人は好きな作品、と思う。
解釈の仕方が多様にあり、伏線やそのフェイクを含め、さながらミステリーともいえるレベル。終わった後にこんなに考える映画はそうないのでは。
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