「思った事」天気の子 にやんころりんさんの映画レビュー(感想・評価)
思った事
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観終わって新海さんは二つの事を言いたかったんじゃないのかな?と思った。
一つは最後に天候が異常な世界となり雨が何年も続き東京は一部地域が水没する世界となる。そこでお婆さんが「住んでたところが(東京は)水没したけど ほんの100年ぐらい前に戻っただけ。」人の手により埋め立やオゾン層破壊その他自然を歪めてきたがその歪みはやがて修復される。その時人は自然の猛威(異常気象)と言う洗礼を受ける。
そしてもう一つが最後の方でとある人物が主人公の男の子に「この世界は初めから壊れてる。だから気にするな」みたいなことを言わせている。
この言葉がこの映画の全てを物語っていると思った。
それは自然現象だけでなくSNSによる勝手な解釈(前作の君の名はに対して)・・・
そして誹謗中傷やいじめなど この世に蔓延る(はびこる)全ての事象に対しての新海監督
が言いたいことであり 傷つき弱き者たちへの応援であるんじゃないのかな!
そんな風に思った。でも難しい事は考えずに綺麗な絵と音楽を単純に楽しむだけでも映画館で観る価値はある!(最後の方は家では絶対に感じ得ない 音楽と絵が織りなす壮大さに見入ってしまった!)
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