「16歳の少年がリアル」天気の子 みゆき~しんしん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
16歳の少年がリアル
日本では帆高の批判が見られますが、海外では帆高に対する批判が殆どありません
【理由】
アニメの話だけで言えば
日本=正義感い溢れ、頭脳明晰、どんな危機も機転で乗り切る
海外=いい加減で大人に迷惑を掛ける。よくわからない行動をとる
日本のアニメでは少年少女がスーパーマンのように描かれています(コナンなど)
そう考えると帆高はまさにリアル16歳
いい加減、後先を考えない、身勝手
その事に気付かせてくれた天気の子は本当に素晴らしい映画です
リアルだと思う所
【銃を拾えば使う】
当時の私も含め、友人だったら間違いなく試し撃ちとかしてたでしょう
確かに警察に届けるのが正解ですが、恐らくそのまま持っていたと思います
今拾ったら?
正直今拾ったとしても捨てるか隠すかですね
警察の横暴は最近テレビでも取り上げられていましたし、普通は拾ったなんて言葉を信じてはくれません。処分に困って届けに来たのではないか?と思われるのが普通です
【この作品は銃無しでは不自然過ぎる】
①警察が動かない
家出程度では警察は残念ながら帆高を探す事はありません。帆高を探していたのは銃を持っているから
②スカウトから陽菜を救えない
普通は怖くてスカウトから陽菜を救うという選択は無理でしょう
そんな事が出来るのは上記のスーパーマン主人公だけです
しかし、銃があれば別です。銃を持つことで自分が強くなったと錯覚します
(そもそも銃が無ければあのままボコボコにされて終わりです)
大体そんな主人公に守れる
物なんて、ないですし、
銃を打って助ける人に、
惚れたりするわけないので、
まずこの時点で、ないです。
そもそもそんな人間を保護観察処分
で、どうにかなり、ヒロインが
最後まで主人公を待っている
のも、可笑しなところしかないです。
これは、新海誠の妄想の16才
であり、実在しない人なので、
頑張って何かを成し遂げた、
16才失礼です。