劇場公開日 2019年7月19日

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「君の名はのマイナーチェンジver.」天気の子 熊髭さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5君の名はのマイナーチェンジver.

2019年8月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

途中で気付きました。
あ、これ「君の名は」と一緒だな、と。

とりあえず気になった点を。

・本田翼があまりに下手過ぎる
未熟とか、声優未経験だからとかそういうレベルでは無い酷さでした。
滑舌が悪い、ヒステリックなのに抑揚が無い、声でキャラクターが掴めない。

・不要な物、伏線、設定が多過ぎる
例えば序盤で手に入れた◯。大人との対決の為に入れたのだと思いますが、流れをややこしくしているだけです。
例えば須賀のバイト。必要でしたかこれ?
例えば猫。この子はストーリーに何の意味を与えました?
こういった物が非常に多いです。

・◯◯する為だけに登場する人、モノが多過ぎる
これも上の項目に関連してるかも知れません。
例えば、邪魔をする為だけに登場したキャラの存在。
もう少し推敲すれば役割を纏められたのでは?

・本田翼があまりに下手過ぎる
あまりの下手さで、このキャラが出ると、鳥肌が立ちました。耳を塞ぎたかったぐらいです。
聞き取り辛いのに甲高い。
何故この仕事を引き受けたのでしょうか。

この話は、「君の名は」が頭にチラつきます。
それなのに、上記の問題点達のせいで雑さ、稚拙さが目立ちます。

「君の名は」のノウハウを使い、「監督の作りたいものを作った」という印象です。
それはそれで悪い事では無いのですが、もう少しクオリティに拘りを見せて欲しかった。

監督の次回作に期待したいと思います。

荒は目立ちますが、それなりに平均は超えているとは思うので2.5点です。

熊髭