「行動に理由はない」天気の子 シノさんの映画レビュー(感想・評価)
行動に理由はない
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何度か「これは意味があるんだろうか」と考えられるシーンがあるが、特に意味は無い。
帆高の家出は特別な理由がある訳でもない単なる家出。
拾って一緒に暮らし始める猫は本当にただの猫。
天気を操るチカラは特に理由があって陽菜に宿った力ではなく、たまたま陽菜だっただけ。しかも「晴れて欲しい」と願いながら鳥居をくぐるだけという。
天気を操ったりとファンタジー強めかと思いきや、泊まれるホテルがないからとラブホに泊まったりと変に現実的なところがある。かと思えば、オチは海に沈むという、またちょっと現実味がない(天候の悪化でそうなる可能性は無くもないが、少なくとも数十年は先の話だと思う)
どこかで見た話をよりあわせたような、真新しさを感じるところがない話だった。
君の名は。は何度か見たが、これは見るとしても1回でいい。見返したいと思うシーンがない。
あと、最後の廃ビル?のシーン。
なんであそこに凪と小栗旬がいるのか不明。
前作もだったけど、妙におっぱいを主張したがるのはなんなんだろう…
今回は陽菜が自ら水商売しようとしてたし、これじゃ子供と一緒に見れないじゃん。
あと主人公らに魅力を感じない。帆高、かっこよくないもん。
最後の再会のシーンも、君の名は。と違って、全然感動的でもなんでもない。
最後に一言。映像はどこまでも美しかった。
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