「夏休み娯楽映画」天気の子 Toyokitさんの映画レビュー(感想・評価)
夏休み娯楽映画
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いくつものプロットを練った上での完成品ということだけど、「君の名は。」のような伏線もなくストーリーは単純。ちょっと怪しげな須賀の設定も、ウラの無い平凡なものにしてしまったようで、大人向けにはもう少し捻りが欲しかったかなぁ。本来ならもっとショッキングに描いてもよさそうな結末も、夏休み娯楽映画の爽やかさになっていて、現実の気候温暖化を糾弾するといった社会性は無い。
お約束で東京の街のディテールはゴミゴミと美しく描かれており、また新宿聖地巡りが流行ることは間違いナシですね。
最近深海作品を5本続けて観てしまったけれど、やはりこの監督は青春映画が作りたいんですね。
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