「良かった...ほんと良かった」天気の子 枝豆がうまいさんの映画レビュー(感想・評価)
良かった...ほんと良かった
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良かった...ほんと良かった
前作と比較されがちだと思うが私は今作品も同じぐらい素敵なものとなっていると感じた。
本作では各キャラクターが世界の理不尽に対し紛糾しています。
就職活動がうまくいかない子、親と合わず家出した子、天と繋がる人柱...彼らだけでなく私たちが生きてくるうえで必ずぶつかる不合理に対し帆高はひとつの答えを見せてくれました。
何か大切なものを必死になって追い求める。例え世界の形を変え歪めても....そこに賛否はあるのかもしれない、、誰にも分からない決められない。 けどただ、、そんな譲れないものがあるということが美しく、素敵であり愛おしいことなんだ。そんなことを伝えたかったのかなぁと漠然と考えてました。
そういう意味では割と老警官と須賀の会話が物語の革新突いてるのかなぁと。ただ大切なものがあるというのは羨ましい...
須賀と帆高の対比もよかったですね。大切な人を亡くしもう会うことができない須賀と大切な人を取り戻したいともがく帆高。
最後の廃墟のシーンの須賀の心情の変化を考えるとこみ上げてくるものがあります。
本作も美しい描写とRADの曲に魅力されました。
こんな素敵な作品をありがとう!!
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