「まぁまぁかな」天気の子 wakさんさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁまぁかな
映像と音楽は素晴らしいです。
ただ、君の名はと比べたら、劣る映画だと思った。映画が始まって数十分はあんまりにも退屈でした。
でも映像が美しいので、そのお陰で寝ることなく見れたかな。
映像は本当に良かった。CG使ってるのか、ビルの屋上でカメラが一回転したり、花火のシーンでは立体的に見えて凄いと思った。
ストーリーをざっくり。
16歳の島育ちの高校生、森嶋帆高が家出をして東京に出る。東京は何故か悪天候。
帆高はお金がないのでアルバイトを探すが中々見つからない。マクドナルドに入り休んでいると、天野陽菜18歳(本当は14歳)にハンバーガーを差し入れされる。
その後、帆高は船で助けられた恩人の須賀圭介(30代?)の下で働くことになる。圭介の仕事はオカルト記事を書くこと。帆高は圭介の姪の夏美と共に取材したり記事を書いたり、職場に住込みながら生活することになる。
その後、陽菜がアルバイトをクビになり、怪しい仕事に手を出そうとする。偶然陽菜を見かけた帆高は陽菜がチンピラに絡まれていると勘違いし助ける。
帆高は東京に来て仕事を探していた時に偶然ピストルを拾っており、チンピラに向かって発砲してしまうのだが、弾は当たらなかった。しかし、この時の映像が残っていたため、後に警察に終われることになる。
帆高は陽菜を救い、陽菜の家で陽菜の弟と3人で生活することになる。ここで、陽菜から自分が晴れ女であることを打ち明けられる。
帆高は陽菜の晴れ女の力を使ってお金を稼ごうと、サイトを作り仕事を取ることに成功する。陽菜は能力を使うことに乗り気でなく、積極性に欠けていた。
仕事に成功すると益々仕事は増えていく。ある時、テレビに映ったことから依頼が殺到してしまったため、暫く営業休止にする。
やがて陽菜の家に警察が訪れる。ピストルを発砲した帆高を捜索しているためだ。適当にあしらうと、帆高らは家を出る。
丁度、東京は帰宅難民が出るほどの悪天候が襲う。そのため、ホテルは満室で中々休めるところが見つけられない。
やっと見つけたホテルで帆高は陽菜から自分が晴れ女の力を使うと体が消えていくことを打ち明けられる。事実、体の一部が透明になっていることを確認した帆高は、何も知らずに晴れ女の力を使わせたことに後悔すると共に、消えて欲しくないと強く願う。
その夜、陽菜は消えてしまう。晴れ女の運命は人柱となり消えることであり、その対価として悪天候が正常に戻った。
帆高は目覚めると陽菜が消えたことに気付いた。陽菜を取り戻そうと、陽菜が晴れ女の力を手に入れた場所(ビルの屋上の小さな神社)へと向かう。そこで、陽菜を取り戻すことに成功したが、その代償として悪天候へと戻ってしまった。
3年経過したが悪天候は続き、東京は3年間雨が止まず、多くの土地が水没した。
帆高は島の高校を卒業し大学進学のため東京へと向かう。3年間、陽菜とは連絡を取っていない。たまたま道で陽菜と再開し、ここで映画は終了する。