「攻めすぎ。。」天気の子 ONESさんの映画レビュー(感想・評価)
攻めすぎ。。
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結論から言うと、攻めた作品。
「未成年者の危うい恋愛」がテーマの作品と感じたが、あまりにも反社的な描写が多い。
確かにフィクション前提の世界観であるが、ある一定の過敏な世代への「他人を傷つけても尚、自分達が幸せならそれでいい」という危うい観念を植え付けかねない。
人を傷つけ、法を犯し、世界を崩壊させ(笑)ても、愛が全てである。と言い切った作品w
自己主義的で、今のユトリそのものを表現したかったのだろうけど、実際災害で被害に遭ってる人達が今年は多く、不快な思いをさせてしまう可能性が否めない。
ヒロインを救出するという大義名分があれば、秩序が崩壊していいという大恋愛の描写は攻めたなと感じる部分ではあるが極端的。
中性的でリアリティに合わせるなら、世の手本となる生き方を描写して欲しかったと感じた。
まぁこの作品のあり方を否定するわけでは無いけど、注目されるが故に未成年者への反社的な思考の誘発が懸念される。
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