劇場公開日 2019年7月19日

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「頑張った」天気の子 munegawa64さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0頑張った

2019年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

前作の君の名はから3年、監督に掛かる期待も凄かっただろうなと昔ながらのファンとしてはまずはお疲れ様でしたっと言いたい。

だけど今回の映画
新海誠ファンとしては60点
映画好きとしては70点と言わせてもらいます。

ついでに君の名はで85点です

この差は何なのか映画を見てから考えました
まず俺の中では前作での良かったキャラが二人います。
三葉の祖母と瀧のバイト先の奥寺先輩
三葉の祖母による村の風習やその他のウラを匂わせる語りによって三葉の現状や物語の核が見える事がストーリーの進行に
違和感なく聞けたのですが今回、その辺が曖昧であからさまな年寄りの配置と語りが違和感に思えました。
奥寺先輩は瀧の憧れで密かに思う女性だったのが三葉により変わっていきいつのまにかその想いが変わって行ったっという
心的な印象を与えていましたっが今回、それに似たキャラはいたが賑やかに担当ってだけで主人公とヒロインの惹かれ合う
話の薄さになってしまったのではないかなっと感じてしまいました。

それから新海誠っとして一個人の感想ですが、景色が足りなかった
相変わらずの風景画は素晴らしかったのですが、今回の雨のシーンの多様の所為かは分かりませんが監督の得意な風景の多様
物語が進むに対しての移り変わりが小さかった気がしてしまって自分にとって物足りないっと感じたんだと思います。
これだったら言の葉の庭の方が良かったと言えるのではないかっと

あとこれは個人的な願望になってしまいますが、前作の瀧や三葉を出すのならば作品のその後を少し匂わせて欲しかった
君の名はで最後に二人が出会えたのであれば少しでもいい、二人が一緒にいるシーンを見たかったっと
他にもテッシーやさやちん、四葉もいたらしいのですが分かりませんでした。
小説を読んでそれのリベンジに観に行こうかなっと思います。

ムネガワ