「心がグッとして言葉が出ない映画」天気の子 てしまさんの映画レビュー(感想・評価)
心がグッとして言葉が出ない映画
本当にとても面白かったです。ただし前作「君の名は」とは全く異なる映画だということをご留意いただきたいです。したがって、両者の面白さを単純に比較することはできません。
天気の子は、心理的にも経済的にも窮した年端もいかない少年少女が、血筋も土地柄も関係なく”たまたま”授かった不思議な力を介してお互いに救われ、そして引き裂かれ、もがく物語です。君の名はとは毛色が違いますが、とても切なく、心をうつ物語です。クライマックスでの帆高の言葉は真に迫るものがあり、必見です。とても面白いです。ぜひ安心して劇場でご鑑賞ください!
*ちなみに鑑賞後、劇場を出るときに何十名かいらっしゃいましたが、私を含めほとんど誰も言葉を発していませんでした。それほど余韻が強い映画です。鑑賞の後押しになれば幸いです。
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