「大人になってしまうとは・・・?」天気の子 もちもちのもちさんの映画レビュー(感想・評価)
大人になってしまうとは・・・?
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35歳ですが、とても楽しく見れました。
大人になってしまうことってなんだろう?
圭介おじさんの「大人になると、物事の優先順位を変えられなくなる・・・」というセリフと
帆貴くんの たとえ世界が狂ってしまっても一人の女の子を選ぶか?
という判断が対比していて、
RADWINPSの「愛にできることはまだあるかい」というタイトルに収束していく
物語としてはとても美しいものだったと思います。
若いからこそ出来ること、大人だから出来ること
見る年代によっても色々解釈できるのもいいんじゃないでしょうか。
大人がみてこれだけ面白かったのだから
感受性豊かな学生がみたらもっと思い出に刻まれるんじゃないかなと思っています。
■全体を通して
スポンサーや周りから「君の名は」みたいなヒットをまたお願いしますよ
と言われてのかもしれません。監督自身も興行として求められるものを
意識したのだと思います。
女の子が別世界(天空)にいってしまったり
別れと再会があったり
「君の名は」のヒットを意識せざるを得ない部分も
たくさんあったことが作品から伺えました。
もしかしたら監督が本来やりたかった事から
少し外れたりもしたのかな、とも。
そんな中であえて最後に、
世界は元には戻らなかったけど、一人の女の子を選んだんだ
という結末も素敵だなと感じます。
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