ソリスのレビュー・感想・評価
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水星でのスイングバイ!これだけで期待してしまう・・・
登場人物が生き残った乗組員ホロウェイという一人芝居、そして交信を続ける母船ハトル18号の女性船長との物語。絶望感いっぱいで、次から次へと故障が発覚していく。太陽衝突で燃え尽きるまでのタイムリミットは70分。ハトルの船長とは仲のよい友達だったこともあって、代理の女性船長も胡散臭いため素直に応えられないホロウェイだったが、どうせ死んでいく身ならばと指示に従って最善を尽くすようになる。
セリザワ船長はどうした~?!と、日本人の名前が出ることによって、もしやこの監督はゴジラファンなのか?と妙な連帯感を勝手に持ってしまった。ほぼ船内でのソリッドシチュエーションものだが、低予算ながらも頑張ってると思う。ただ思い出すのは『ゼロ・グラビティ』などのハリウッド大作。そして『ソラリス』。見劣りはするものの、徐々に彼の演技に魅了されていく。絶望感たっぷりの作品はけっこう好きです。
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社命に従う
小惑星の資源採掘時にガス溜まりに当てて吹っ飛んでしまった宇宙船が太陽に向かって漂流する中、唯一生き残ったクルーの話。
こういうパニック系の作品だから仕方のないところもわかるけれど、リミットを提示してカウントダウンというムダに時間を引っ張る展開の積み重ねと、人の話を聞かず主張しあう会話劇という展開で半分で飽きてしまう。
満載過ぎるツッコミ処やお寒いご都合主義に作風の今更感。
からの何の捻りもない流れとオチでテンポも悪いし冗長だった。
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