Z Bull ゼット・ブルのレビュー・感想・評価
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兵器産業の風刺
冒頭ではCEOが兵器を売ろうとするCMシーンから始まり、遅刻魔のデズモンドが上司に呼び出され、合併についての計画を聞かされる。経理部に勤める彼もまたリストラ対象になろうとしていたが、そうなったら馬鹿げた会社を辞めてやろうと決めていた。翌日いつも通り遅刻して出社すると、社内は血の海。集中力強化ドリンク“ゾルト”を飲んだ社員が凶暴化して、殺し合いを始めたためだった。
コミカルなタッチで兵器産業の内部を暴露したような雰囲気。経理部、営業部、人事部と上階になるほどバカばかりといった皮肉や、人殺しの道具を作ってる者たちが殺しあうといったブラックジョークが笑える。結構ロートルな社員もいっぱいいたりして、昔ながらの兵器でもどんどん売れるといったアメリカの現状も笑える。
ゾンビものかと思ってみたが、噛まれたところで感染してないし、ゾルト・ドリンクを飲んでしまったら終わりといった感じ。幼なじみのサムとも親密になりたいところだが、彼女もまた半分だけ飲んでしまい、ときどき凶暴化するところも笑える。
普通に楽しめるが
エナジードリンクの失敗作を飲んだ社員が凶暴化する、変形ゾンビもの。
軽いノリのブラックコメディーとして普通に楽しめるけど、特に目新しさはない。
内容・設定は昨年公開の「Z Inc. ゼット・インク」に酷似してて、両作を比べると「Z Inc. ゼット・インク」の方が設定・ストーリー共に凝ってたし面白かったかな。
上等B級ブラックコメディ
集中力強化ドリンク剤「ゾルト」を飲んだ社員たちが凶暴化したオフィスを舞台に繰り広げられるサバイバルアクション作品。
これだけ徹底的に次から次へとブラックコメディを90分間に詰め込まれると、観ている私の頭も純粋になり、終始笑いまくってしまいました。
B級コメディ作品としては、久々に充分楽しませて貰いました。
新しいテイストが加わったおバカ映画
ケミカルハザードなので、ゾンビでは違って感染しないとろが新しいテイスト。仕事に対する熱意がないからゾルトを飲まずすんで助かった主人公を軸にすすむおバカムービー。オフィスあるあるをネタにしながらドタバタが続きます。アメリカでもそうなんだと思うところもあり、気楽に見れました。
ゾンビ・ミュータント・サイコ
軍事企業アモテック社で配布されたZOLTというエナジードリンクを飲んだ社員達が強暴化し殺し合いをする中脱出を図る主人公達の話。
まともに働いているヤツは殆どいないアモテック社で、他社との合併話が聞こえ大量のリストラが行われる中、集中力強化剤として開発し失敗作となったZOLTがばらまかれパニックになるというストーリー。
続編なのか関係ないのか、Z inc.の二番煎じバイオレンス強化版という感じではあるが、ムチャクチャっぷりとドタバタっぷりが強く明らかにコメディというつくり。
展開にしても台詞にしても、ある意味コントの様なお約束の連続で楽しかったし笑わせて貰った。
本編と直接関係ない流れのところだけど、任天堂から訴えられません様にw
Z Inc. ゼット・インク
「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開される映画の一本なのだが、この映画2018年1月に日本で公開された「Z Inc. ゼット・インク」という映画に日本の題名も似ているうえに内容が酷似している。配給元がはっきりしないのも見るものをバカにしているのだが、そんな肩ひじを張らなくてもいいのではないかという方もおられると思うが、しかし現地アメリカでは、あまりにもくだらない映画なのにもかかわらず、視聴者の笑いを誘っていて、支持率も高い。個人的な笑いのツボが違うと一蹴してしまうのは簡単なのだが.....。
THE DAILY DOTというインターネットニュースの記者がこう言っている。「 情熱的な演技、平手打ちによる暴力、そしてノリが軽く、この映画はとても愉快であり、映画を見つけた人は楽しい秘密を共有することとなる。」とべた褒め。
個人的には、2018年に公開された「Z Inc. ゼット・インク」のほうが馬鹿げたほどいい感じだった。
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