バトル・ドローンのレビュー・感想・評価
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ほぼゲーム動画
設定は雑で、全体的に薄っぺらい。
因縁など もう少し丁寧に作り込んでいれば見応えもあるのだろうが、
ゲームのミッションのように、使い古したストーリー。
ロボットをCGにするのは仕方ないにしても、
戦闘シーンの多くで人物以外の壁、ドアなどの構造物さえも
ポリゴンで表記するなど、もうゲーム画面。
アクションシーンもコマ撮りが多く、冒頭では楽しめるものの
その後は緊迫感の無い戦闘シーンに飽きてくる。
ここで 本作品の要である ロボットの出来はといえば、
・いくら撃っても尽きない弾丸
・打撃や衝撃には動かない事から 重量物のはずなのに
1人で釣り上げる事ができたり、ビルから跳んだりやりたい放題。
・機械やセンサのダメージが 動作に反映されないという機械音痴さ
・無意味に金属色した血液代わりの体液、目立つイルミネーションも
常識を疑う。
と、これもゲームの敵キャラのようないい加減さ
ゲーム実況観戦感覚の時間つぶしにはなる。
暇つぶしにはなったよ。
ストーリーはよくある設定で悪くはないと思う。
女優も無駄にお色気や、ただそれだけの為の人物ではなくしっかりと戦闘要員なのが良い。
格闘シーンは流れるような格闘技を見たかった。
スローやコマ送りのような撮影が多くちょっと残念。
ダン・サウスワースの格闘がもっと見てみたかった。
当時としては遠隔操作で人工的に作られたサイボーグでよく頑張ったと思う。
戦闘三昧
CIAの下請けで暗殺、誘拐など汚い仕事を請け負う劣化版の特攻野郎Aチームのような傭兵集団、まんまと嵌められて戦闘ロボットの性能評価の餌食にさせられてしまう、戦闘の舞台は何故かチェルノブイリ、廃墟の中での死闘が繰り広げられる。
終始、ドンパチのバトルもので余計なロマンスやヒューマンドラマを持ち込まない徹底した硬派路線、今風に遠隔操縦だからドローンとしたのだろうがハイテクとも言い難い無骨なロボットで空を飛ぶ訳ではない、装甲が強いので並みの火器では歯が立たないからかなり手こずる。遠隔操縦のハンデなのか接近戦ではドン臭いところはご愛嬌、シロウという兵士は武術の達人、日本人ではないがオマージュなのだろう。女性陣もよくあるお色気担当ではなく立派な兵士、劣化ウラン弾を携行する女スナイパーという設定も痺れます。
仲間は傷は負うもののそこそこ生き残るから湿っぽさもなく痛快、野蛮な映画なので褒めはしませんがアクション・エンターテインメントとしては王道の部類でしょう。
スローの多用はチープさを助長する?
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
会社の同僚に薦められて観ましたが…。
う~む、正直おもんなかった(笑)
まず主演俳優が、シリアスな雰囲気のシーンでは小声にならないといけない、と思い込んでいる感じが気に入りませんでした。シリアスは、声だけでなく、表情や仕草などで表現するものではないのかしら? ―って、素人なのであんまり偉そうなことは言えないけれども、ネイティブでもセリフを聞き取れないのでは? ―と思いたくなるような声量でした(笑)
アクションシーンも今ひとつ…。やたらとスローモーションをかまして来ましたが、「ここいる!?」と疑問を挟みたくなるほど、多用し過ぎの感がありました。中にはカッコいい場面もあったけど、全体的に見るとマイナス面が目立ちました…。
CGのしょぼさは脇に置いとくとしても、ロボット兵士のバトルスタイルがなんだかなぁ~という感じでした。ただ撃ちまくってるだけで、これじゃあ単なる自立歩行する砲台みたいなもん。近接戦闘用の剣も装備していましたが、あまり使っていなかった印象…。では人型である意味とは…???(笑) 軍部は別なところに予算使った方がよろしゅうおまっせ(笑)
もともと低予算な作品なのに、それを誤魔化そうと尽くしたあらゆる手段が、全て裏目に出てしまっているなぁ、と思いました。顕著なのはやっぱり、スローモーションの多用、これに尽きるのではないかと? やり過ぎるとチープさを助長してしまうんだなぁ~。良い教訓であります(笑)
ドローンとの戦闘シーンは楽しめましたけど、他はダメダメでした。
アメリカ軍新兵器の実験台となってしまったイリーガルな特殊部隊が、必死の抵抗を図るストーリー。
オープニングは不安たっぷり。見る価値なし・・・とデータを消去する直前まで行きました。ストップモーションでお洒落な印象を残そうとしたのでしょうが、それよりもチープなアクションが目立ち、最初から興ざめになりました。
しかし、新兵器との戦いは中々面白く感じました。AIではなく、遠隔操作で動く機械兵士。この劣化版ターミネーターは無敵ではない分だけ、戦闘を楽しむことが出来ました。パラボラアンテナを破壊する設定にも説得力がありましたし。
しかし、クライマックスはオープニングと同様に質の低さを露呈。ラスボスとの格闘は無理やり感が強いうえに、程度の低いストップモーションを再び起用。折角の楽しい気分を台無しにされた気分です。
拘りの人型!?
武器商人とCIAの依頼でチェルノブイリ原発跡地に銃器を調達に行った傭兵軍団が機械兵と戦うことになる話。
スキル設定が曖昧なうえに若干の格闘はあるけれど基本は銃撃ばかりで単調なターミネーターを安くした様な機械兵が次から次に襲ってくる展開。
アフレコ感満載の射撃音に後付け感満載のマズルフラッシュやCG感満載の血飛沫に銃弾、ストップモーション・アニメーション等々、色々折り込んで頑張っているのはわかるけれど拭えないチープ感。
バレットタイムもあまりに頻発させ過ぎてコミカルになっちゃっているし。
悪いシーンばかりという訳でも無かったんだけどなあ…。
ストーリーそのものは悪くないけど単調だし呆気ないし迫力ないしで盛り上がりに欠けた。
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