「革ジャンの刑事といえば・・・」アンノウン・ボディーズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
革ジャンの刑事といえば・・・
はみ出し者刑事とかやさぐれ刑事とか、そんな言葉が似合いそうなフレディ。自宅に帰るシーンもないし、車で寝泊まりしてるんかな?などと考えつつも、警視になったばかりの元相棒のフィンケとはウマが合いそうだったけど、彼がプロファイラーのムルデルを呼んだものだから、勘がいいだけのフレディの意見を聞こうとしなくなった。
犯人の魔の手から逃れた精神科医の女性リナを保護し、彼女から犯人を割り出そうとするフレディは上層部から猛烈に反対される。独自に捜査するハメになったフレディはそのままリナと肉体関係を・・・性欲が抑えられない刑事ばかりかよ!
まぁ、プロファイリングという設定が無理ありすぎるくらい杜撰で、サスペンスを見慣れてる人だったら、「おいおい」と言いたくなること間違いなし。首無し死体という連続猟奇殺人なんだから、もっと犯人の病的なものをプロファイルしなきゃね・・・
とにかくミスリードの連続。最終的には意外とアクションシーンも待っていたり、グロテスク映像に耐えうるなら見ても損はない感じでした。医者の薬物依存をもっと丁寧に扱ってくれたら、社会派サスペンスになったかもしれません。
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