「オカルト教師のエゴ」ダーク・スクール kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オカルト教師のエゴ
山奥の寄宿学校は古いながらも格式のある大きな洋館。電気は不完全でたまに切れたりして、学校内は常に暗い。集まった5人の女子高生が受ける授業は音楽、美術、数学、文学の4科目。主人公キットはピアノの才能がいきなり開花し、アシュリーは文学、イジーは数学、シエラは美術の才能を発揮する。もう一人、暴れん坊のヴェロニカだけはどの科目にも没頭できないでいた。
音楽の偉人たちはみな早逝。その魂がキットの体を器として利用し、美しい音楽を奏でる。同じように美術、数学、文学の偉人たちも女子高生の体を使って創作するのだった。自分たちは気が狂ったように感じるが、先生たちは大喜び。完全に教師の自己満足世界。
面白いテーマでもあるし、考えさせられる部分もある。しかし、残念なことにそれぞれの個性が発揮されずに終わったかな。個人的には寮母?の怪力をもっと見たかった。
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