BUYBUST バイバストのレビュー・感想・評価
全4件を表示
フィリピン麻薬戦争の末路
マニラのスラムで、スラムに巣くう麻薬組織と警察特殊部隊の激闘を描く物語。
フィリピン製作のポリスアクションです。実質的に密閉されたスラムで、特殊部隊のメンバーが組織と住民に囲まれて苦闘する様は、かなり迫力がありました。かなり残酷なシーンも多く、フィリピンの犯罪組織の残酷さが浮彫になります。
ただ、同じようなシーンが続いていき、後半は飽き・・・が出て来てしまいました。その飽きを払拭したかったのでしょうが、ラストは逆に大袈裟にし過ぎているように感じられ興ざめ。とても勿体なかったように思います。
主人公の女性が、以前の作戦失敗から「内通者」のように非難されていた・・・という基本設定もありますが、上手に使われているようには思いません。逆に、本作戦の「内通者捜し」だけを、もっと重要なサイドストーリーにした方が良かったように思います。
フィリピンのアクション
マニラのスラムに麻薬取締局のメンバーが突入するが、罠にハマったことを知る。
主人公は女性捜査官で、これまでの摘発では彼女一人が生き残り、スパイでは、と疑われていた。
ギャング以外にもスラムの住民も敵対、メンバーは全滅の危機を迎えていた。
スラムの銃撃戦は敵味方が分かりにくく、集中を妨げる。
バトルロイヤル
フィリピン警察の麻薬撲滅部隊PDEAがおとり捜査で麻薬組織を追うも裏切り者「ユダ」の存在により失敗し敗走する話。
部隊全体の指示の重要性を理解出来ていない頑固で我が強い主人公。
という設定で確かにそうなんだけど、それよりもユダ、ユダ、ユダと兎に角裏切り者は誰だというストーリーとスラム街の住民を巻き込んだグチャグチャバトルの連続。
迫力はあるけれどグチャグチャ過ぎたり、スラム住民が塩っぱくて笑わせようとしている感じではないのに何度も苦笑してしまった。
長いし同じ様なバトルシーンの繰り返しで途中飽きてくるのがなかったらストーリーも悪くないし結構面白かったんじゃないかな。
全4件を表示