黒人魚

劇場公開日:

黒人魚

解説

「ゴースト・ブライド」のスビヤトスラフ・ポドガイエフスキー監督が、ロシアに伝わる「ルサールカ(水の霊)」の伝説をもとに描いたダークファンタジースリラー。静養のため友人たちと湖畔の別荘へやって来たローマが深夜、湖でひとり泳いでいると、目の前に謎の女が現れる。それ以来、ローマは恐ろしい幻影に襲われるようになり、徐々に体力が衰えていく。ローマと同じく幻影に悩まされる婚約者マリーナは、かつてこの湖で女性が入水自殺したことを知る。マリーナ役に「ゴースト・ブライド」のビクトリア・アガラコバ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

2018年製作/87分/ロシア
原題:The Mermaid: Lake of the Dead
配給:インターフィルム
劇場公開日:2019年1月18日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0オープニングの湖ぶっ飛びで掴みはOK!!

2019年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

吹き替えにて鑑賞。
結婚直前のローマとマリーナ。結婚前にハメをはずそうと友人と湖畔の別荘にやって来たローマだったが、息抜きに湖畔で泳いでた所を謎の女性と出会い、、、。

謎の女性がまぁ、美人ちゃ美人だけどお化けの様な姿(後半は綺麗な姿になりますが。)なのにローマは「綺麗だ、」なんて口づけしちゃう所が違和感覚えるし、湖畔だって濁っているのに 夜潜るなとケチも付けたくなるw

話としてはテンポ速く観やすいのですが、どんどん「これが何故人魚の話?」と人魚への謎が深まる。ってか、「監督のまた違う人魚への解釈作品なんだろうな。」とも思えました。また「魚じゃ無く悪霊に近い為、ある程度魚に寄せても良かったのでは?」とも思えましたし。
(監督いわく、ルサールカという水の霊らしいですが、それならば序盤人魚の話も突っ込まず、内容もタイトルも「ルサールカ」で良かった気がします。✨)

ある程度驚かせてくれましたし、ロシア製ホラーとすればまずまずではないでしょうか?話も展開も飽きず意外と良かったです。
(吹き替えが良かったのか?)アナベルちゃんよりはホラーで驚かせてくれますしw。

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巫女雷男

1.0人魚はどこに居るん?

2019年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

「スプラッシュ」みたいなのを想像してたら、全く違ったし、湖に棲む妖精の話。
気に入った奴を取り込んでいくが、拒否されたらそいつの大事な人を奪っていく…たちの悪い妖怪みたいなものです。

現代版童話という雰囲気でホラー映画の位置付けになっているものの、怖さは皆無。あの雰囲気に怖がるのは幼児くらいだろう。

嫌だったのはあんな汚そうな湖でなんで泳ぐんだ?って所。まぁ泳がないとお話にならないのですが(笑)
いざ取り憑かれると幻覚の繰り返し、本人から彼女まで幻覚を見る演出が繰り返される。

B級ホラーを期待したのに、「これ違うな」と言うのが感想で、ラストの髪の毛切るのみたら「うしおととら」思い出した。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

5.0人魚なんて出てこないどころか主人公がカナヅチ

2019年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 水泳選手のローマンは父から譲り受けたボロボロの別荘で友人と過ごしていた。気晴らしに近くの湖畔で泳いでいるところで見知らぬ女性に出会う。その後ローマンは悪夢にうなされどんどん衰弱していく。ローマンの恋人マリーナは彼を看病しているうちに不審な人影が見えるようになりローマンと同じく悪夢にうなされる。マリーナはローマンの衣服の中から見つけた古い木製の櫛がこの奇妙な現象と関係があるのではないかと疑い始めるが・・・。

 ポスタービジュアルだけで観に来てしまいましたが、ティーンエイジャー向けのややファンタジー寄りのホラー、要するにちっとも怖くないやつ。これは作品のせいではありませんが英語の吹替版にポルトガル語字幕という回りくどいバージョンでの鑑賞だったためロシアっぽさがさっぱりなくなっていたのがそもそも残念。子供向けなのでお話は解り易くて安っぽいしゴアなシーンも全くないですが結構丁寧に作り込んだ演出なのでダレ場はなく、彼氏が水泳選手なのにマリーナはガチのカナヅチという設定があとで色々効いてくるところはいい感じでそれなりに楽しめました。特に最後のワンカットに込められた薄ら寒さはなかなか印象的でしたが、人によってはハッピーエンドに映るのかなと思いました。

 エンドクレジットは当然全部ロシア語なので何書いてあるのはさっぱり解らず、最後に流れる歌がものすごくカッコイイ曲だったのに誰の何という歌なのかがさっぱり判別出来ませんでしたので気が向いたらググってみようと思います。ちなみに人魚なんて一切出てきません。

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よね

3.0必ず最後に愛は勝つ

2019年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヒレ無し尾無しウロコ無し、脚有り。
人魚って何だっけ…とそのアイデンティティを見失っていたら水の霊ルサールカの話だった。

愛し合ってるはずなのに微妙に気持ちのすれ違いの見えるローマとマーリナ。
「愛してる?」と確認したいのは人魚もマーリナも同じで、その状況を上手く利用した演出が好き。
果たして必ず最後に愛は勝っているのか…?

恐怖感は皆無。脅かしてもくれないので物足りない。
ショボい幻覚と夢で地味に引き延ばされるのがしんどかった。
いまいちターゲットが絞れず、狙える奴はとりあえず狙っておく人魚のやっつけ感は好き。スリルも何も無いし弱点がイージーすぎるけど。
美少女なビジュアルも本性を表す際のビジュアルも好き。その口はどうなっているんだ。

そもそも暗い夜に湖で一人泳ぐなんて正気の沙汰ではない。水も全然綺麗じゃないし。
友達と馬鹿騒ぎするノリならまだ分かるのだけど。
いくらスイマーだからって危機管理が全くなってなくて笑う。物語のキッカケとして必要なので良いけど。

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KinA
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