スネーク・アウタ・コンプトンのレビュー・感想・評価
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お下劣
スネークだから音楽はヘビメタかと思ったらヒップホップ、スネークは添え物でラッパーたちのパフォーマンス(というか馬鹿騒ぎ)がメインのブラック・コメディ映画。
タイトルは伝説のギャングスタラッッパーN.W.Aの伝記映画「ストレイトアウタコンプトン(2015)」をもじったのでしょう。コンプトンを舞台にしたのはN.W.Aの結成されたラッパーの聖地だから。
肝心のスネークですが、でかいだけのアナコンダ、黒くて角があるので毒々しいが丸呑みするだけでとくに技や芸はない。とても天才とは思えない気弱なオタク青年が自分のチンコを大きくするために開発した巨大化光線を浴びて突然変異で大きくなって街中暴れまくるという話。
アメリカのポップカルチャーには疎いので良さが全く分からないし、暇つぶしの怪獣映画のノリで観てしまったが観たと言うのが恥ずかしいくらいお下劣なコメディでした。ただ、そもそもアメリカのリアリティラップ・ファンの若者受けを狙ったコアな映画なので、日本のおじさんが観て文句を言うのは筋違いでしたね・・。
出オチ映画
タイトルから分かる通り、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のパロディ映画。
そこに「トレーニングディ」と(冒頭だけ)「スネークフライト」のパロディを混ぜて、そこに巨大な人食いヘビを足してみましたっていう、完全に思いつきだけの出オチ映画。
っていうか「ストレイト」と「スネーク」って、“ス”しか合ってないしね。
多分、米国では劇場公開はされてなくて、有料ケーブルテレビとかで放送されたんじゃないかな。
アサイラムとかそっち系の映画と言えば大体どんな感じの作品か、分かる人には分かってもらえると思う。
出た~ッ!
映画のポスターのほうが予算が高く思える映画の一本と言える。
精神的に落ち込んでいるときにこの映画を観たならば、自殺してしまいそうなコメディ映画に間違いない。
アメリカのアマゾンではすでに配信されていて、アメリカの人たちにとっては、ユニークで面白い映画として取り上げられている。これはアメリカ流のジョークの一つかと思ってもみたが案外そうでもないようだ。
CGで描かれた巨大蛇、大きくなれば大きくなるほどに曖昧な画像になっていくショボいとしか言いようがなくなる。
人それぞれ、観ても観なくてもどうでもいい映画の一つかもしれない。
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