「笑って泣けて、考えさせられる部分も…」アラジン アヤタさんの映画レビュー(感想・評価)
笑って泣けて、考えさせられる部分も…
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思い切り楽しめるエンターテイメント性に加え、アニメーションとは異なるメッセージを加えた、実写ならではのストーリーが良かったです。
ちりばめられた笑いで、何気にじわじわ来たのが、ジーニーのめちゃデカいターバン。
実物の小道具でもジーニーのオチャメなキャラクターが垣間見れて、作り手が楽しんでいるところが伝わってきました。
彼の後日談が描かれる事により、日常がいとおしくなる結末になっているのも好きです。
ジャスミンのオリジナル曲で、未だに残る女性蔑視の問題に苦言を呈しているのも痛快だし、ジャファーのエピソードも興味深かったです。
当初、ジャファー役の顔にパンチが足りないと感じていたけど、「気が小さそう」とも受け取れて、そういう人物こそ、権力に拘り、暴力でねじ伏せようとするのかもしれない。どこかの国の代表みたいだな…。ジャファーはアラジンと同じ境遇だったのに、どこで道が分かれてしまったのだろう、、などと、深読み。。
実写化によるガッカリの心配は無く、「成功した例」とのレビューをいくつか拝見しましたが、ここまでいろんな余韻が楽しめるとは!
機会があったら、また観たいです。
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