HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
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再び図書委員ですね。深く考えずに観ました。
君の膵臓をたべたいの二人が、今度はアニメで図書委員ですから、そりゃ行くでしょう。
北村さん、浜辺さん、松坂さんは、違和感なく、本当に良かったです。映画のナレーション部分もうまいですしね。
期待通りでした。
途中、これ実写で観たかったと思いました。もちろん、話は変えないとダメですが。
しかし、脚本は、難しかったです。
あそこまで、ややこしくする必要がないかなと。
最後のオチも、正直よくわかりませんでした。
観る方に考えさせたかったのかもしれませんが、最後の部分をもう少し丁寧に解説しても良かったかなと。
脚本が良かったら、☆5でしたね。
よくわからなかなったので、あまり考えずに観てました。
一行さんの描写ももう少しあると、面白く感じたかもしれないです。
世にも奇妙な物語
世にも奇妙な物語にありそうなストーリーでした。
①主人公(男の子)のところに未来の自分がやってくる
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②実は主人公の世界は過去の記録。3か月後に彼女が死ぬので、記録の中だけでも助けてもう1度笑顔が見たい。
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③記録改ざん検知システムが邪魔するが、何とか彼女を助けた。
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④未来の自分が彼女を連れ去る。実は、現実の彼女は脳死状態で、記録の彼女を使って助ける。
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⑤(ここで回想)未来の自分は、彼女を助けるために何度も実験して脊髄損傷し、歩くのに杖を突かなければならない状態になっていた。
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⑥現実の彼女が目を覚ますが、未来の自分を見てあなた誰?
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⑦現実だと思ってた世界も実は記録の世界でした。改ざん検知システムが襲ってくる。
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⑧主人公が彼女を助けにやってきた。彼女を記録の世界に返す。
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⑨未来の自分曰く、主人公と未来の自分で同じ人間が二人いるせいでシステムが自分たちを襲ってきている。(⇒システムは主に彼女を襲ってなかった???)
未来の自分が、主人公に自分を殺すよう伝える。(⇒あんなに彼女を助けるためにがんばってたのにあっさり死ぬんですね)
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⑩未来の自分が死んでシステムが止まる。
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⑪主人公と彼女が元の世界っぽいところに帰ってきて、彼女「元の世界に帰ってきた?」、主人公「いや別の世界かも」(⇒というか、彼女は何も知らずに連れ去られたり、脳死してたりしたのに案外状況把握してるんですね?)
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⑫死んだと思ってた未来の自分が目を覚ますと大人になった彼女が目の前に。主人公を目を覚まさせるためには強い記憶が必要だったとか。
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おわり
後半になるにつれてあれ?っていう点が増えて最後まで集中が続きませんでした。
あと、彼女のキャラクタデザインはまあまあ良いのに、
・性格や台詞回しに違和感
・主人公や彼女の声優があまり上手でない
・登場人物がCGで等身がなんか変
など、残念な点が多かったです。
もう少しうまくやれば感動的なストーリーにもできそうなのに、イマイチ盛り上がりに欠けた薄っぺらい展開だと感じました。
後になって野崎まどさんが原作であると知ったのですが、以前この方の他の小説も読んだときも、世界観だったり、ストーリーだったりがあまり自分には合いませんでした。
絵:3点(並)
ストーリー:1.5点(イマイチ)
音楽:2.5点(激しいシーンなどでちょっとうるさかった)
声優:2点(あまり上手でない)
期待してよかった!
ストーリー・キャラクターともに、魅力的で、感情移入しやすく多少難解ですが、真実と瑠璃のラブストーリーを軸にすごく感動しました。さいごの今の真実と未来の真実ともにハッピーエンドでよかったです!
データとか記憶とか夢とか意識とか
AIの研究をしてる学者さんが、自分が死んでからも無くならないように、AIに自分の全データを入れたい、みたいなことを言ってたのを思い出した。
フィクションの世界で割と嫌われる「夢落ち」も、そうじゃない記録でさえも、機械の中にあれば、データだし、ヒトの中にあれば記憶、覚めれば夢?。
真実はいつも一つなんてことはなくて、、、
まあ、それは置いといて、楽しめました。現実よりもちょっとだけ未来の京都が舞台で、良い感じの手袋が出てからはイメージが溢れてた。クライマックスのあの階段までの畳み掛ける感じとか。
声優も北村くん、違和感なくていい。
ただ、最後の「やってやりました」は、いるのかどうかわからないので、星半分にしてしまいました。無くても、、、
『サマーウォーズ』は偉大だった
率直に言えば、細田守監督の『サマーウォーズ』は偉大だったなあ、と。
仮想空間と現実世界の入れ子構造的な攪乱、というのが物語上のコンセプトで、これが物語後半の狐面たちの悪夢のような集団襲撃(これは一見の価値あり)のリアリティを支えていて、この映画の目的のひとつはそれを描くことにあったのだろうだから、そういう意味では達成感はあるのだろう。ただ反面、物語の整合性が、あまり説得的でなくなっているというか、おざなりになっているというか。
たとえばクライマックスのワンシーン、ナオミが犠牲になるけれども、それまでの物語が示してきた世界設定からは、直実が犠牲になるのが合理的なはず。……実はこれが、ラストシーンのサプライズにつながる伏線になっている、と思えなくもないのですが……正直、ラストシーンを見て、思わず吹き出してしまいました。まあ、ずっこけたというか。
物語の前半、ナオミが明らかに矛盾した言動をしているのですね。これで、ナオミのうさん臭さが露わになる。このさりげないシークエンスは上手かったので、物語的に洗練されていると思ったのですが。
『サマーウォーズ』は、仮想空間が現実世界にクライシスを徐々に及ぼす展開ですが、両者の境界ははっきりしている。境界を超えてクライシスが発生し拡大するという展開が、のっぴきならないサスペンスを醸成していた。これに対して『HELLO WORLD』は、境界の融解が、物理的な恐怖感を伴って、主人公たちのアイデンティティーを揺るがしてくる。前述したように、境界の融解という事態が、怪物たちの悪夢のような物理的攻撃を可能にするという物語的設定は、観客に手に汗を握らせるが、主人公たちの存在の核のようなものが、入れ子構造的世界に、雲散霧消してしまったようで、そうなると恋愛の物語も、実存性を薄められたものにならざるを得ない。
『HELLO WORLD』の京都は、『サマーウォーズ』の信州上田よりも泥臭くなかった、ということかな。
ハローワールドの意味と記録に感情は宿るのか
小説の方は読んでいません。
考察アニメとしては大変面白い作品と思いました。これが攻殻機動隊やエヴァンゲリオンの90年代後半のユーザーに考察させるアニメ絶頂期の頃ならば結構受けていたのではないかと思います。
アニメーションは3DCGっぽさは残りますが比較的違和感なく動いていたと思います。また、3DCGの本領といったようにぐりぐりカメラが動き躍動感のある映像が大変魅力的でした。ただ走るシーンに関しては少し残念感がありますね……
また、ラスト1秒でひっくりかえるというキャッチコピーでしたが主人公がSF好きや大人カタガキの世界でセキュリティが出たあたりで、なんとなく察しがついてしまいラストが単なる答え合わせになってしまったのが個人的に申し訳ないと思ってしまいました。
あとは声優ですが、やはり本業の方ではないので多少気になったりしましたがまぁなんとか大丈夫でした。
ここから考察になります。劇場で見ている際に気になって後で考えたものです。
今回のお話はデータ世界の中にある精神(記憶)を元の世界へリンクさせて脳死の人を蘇らせるという点でつながっています。
仮に、ラストの大人一行さんの世界が第一世界、大人カタガキの世界が第二世界、子供堅書の世界が第三世界として考察します。
まず第三世界は何なのかという点でしょうか。これは第二世界が記録データ世界だったというラストから記録データ世界内にある記録データの世界ということがわかります。
次に、第二世界に第三世界一行が来た際、第二世界カタガキを拒んだ点です。これは、第三世界堅書が古本市を行ったからでしょう。起きた時にあの本という単語から推測でき、第二世界カタガキの記憶では古本市を行っていない為、ここで互いに意識の違いが発生しています。ということは堅書スキスキという精神状態はリンクしても気持ちという感情は完全一致しないことになります。まぁ記録データ内の人間に感情があるのか否かという点は置いておきましょう。
そして個人的に一番なんだ?と思ったのが、第一世界は一体どの世界線なのかという点です。第二世界が第三世界の十年後とすると第一世界はそのさらに後なのか、それとも違う世界線なのか。一番しっくりきたのが、花火大会で落雷の際に一行をかばって一行の代わりにカタガキが脳死した世界なのではないかという考察です。ラストの精神状態が100%リンクした理由は、第一世界の「一行の代わりに身代わりとなって助けた精神」と第二世界の「第三世界堅書の代わりに身代わりとなって消えようとした精神」が第一世界の器へ入れることができた要因ではないでしょうか。キャッチコピーのラスト1秒でひっくり返るというところからも、雷に打たれた人がひっくり返り、救助する人とされる人がひっくり返るのではないかと考えます。
ただ、この考察だと第二世界のカタガキは脳死した一行を蘇らせるために脳死した直前の高校生一行の精神を持ってこようとしたのに対し、第一世界一行は第二世界で代わりに自分が雷に打たれ脳死し、第三世界一行の精神をもってこようとして失敗したカタガキが第三世界堅書の身代わりになろうとしたカタガキの精神を持ってこようとするため、とてもややこしいことになっています。まぁ第一世界一行が高校生の精神状態のカタガキを第一世界のカタガキにリンクさせるより、代わりに自分が死んで精神が強くなった10年後カタガキを第一世界のカタガキにリンクさせたほうがいいみたいなことを考えたということにすれば問題はないんでしょうが……
あとは一行と堅書が戻った後の第三世界でしょうか。堅書が誰も知らない新しい世界みたいなことを言っていますが、これは第二世界でアルタラが停止され記録データ内の第三世界が第二世界の干渉を受けなくなったということで、なにものにも縛られない新しい未来が作れるようになった第三世界のことを言っていると考えます。ここで意味を持ってくるのが映画タイトルのハローワールドなのではと思います。ハローワールドと言えばプログラミングをやったことがある人ならばわかると思いますが、どの言語においてもまずhello worldを表示させてみようというプログラムが一番最初に教えられます。要は物語の主軸である第三世界が新しいプログラム(世界)に来ましたよということで、このハローワールドという映画のタイトルになっているのではないかと考えます。
大体こんな感じでしょうか。見ているときなんだ?と思って考えてみたものが以上となります。
色々と考察することができる面白いアニメーションだったと思います。
観る側にもイマジネーション力が必要
鑑賞した率直な感想としては、映像が綺麗で俳優さん達の吹き替えも上手く楽しく観ることができた。
ただ作品の世界観を理解するには観る側にも非常にイマジネーション力を問われる作品だなと感じた。
いい意味で観ていた疲れてしまった。
一回じゃ全て理解はできていないんじゃないかと、自信のなさも生まれた。
仮にもマルチバースというものが存在し、他の時間軸でも違う自分が存在したり、過去未来を行き来できたとしても、本当の意味では時間を戻してやり直す事はできないんのかな。
だから今を、一瞬一瞬を大切に生きなさいというメッセージなのかなと個人的には解釈し楽しませてもらった。
物足りなかった点は若干ルリちゃんが物扱いのようにされて奪い合うような展開が少し違和感覚えたかな。
もう少しルリちゃんの感情や考えを丁寧に描写してほしかったなとも思えた。
話は逸れるが浜辺美波ちゃんの声は本当に好きだ。
内容理解が難しい
終始思ったことは内容を掴みづらい。たぶん2回目の方が楽しめる作品なんじゃないかと思ったのが率直な感想。でも挿入歌であったり盛り上がりの演出は鳥肌ものだった。主人公の発言からヒロイン救出後の世界は元の世界とどう変わったのか曖昧で少しモヤモヤが残った。それと思った以上に主人公とヒロインの関わるシーンが少なく、関係性がどうしても軽く感じてラストの再開の場面の重みが薄れていたと思う。(現在の2人の関係性において)
でも未来の僕が帰りを待つ存在から待たせる存在になった事で一方的に求めるのではなく相手からも求められ愛し合っているという関係性が強調されていたのはグッドポイント👍
前半と後半で違う映画
前半は主人公たちの魅力を掘り下げる恋愛パート。
ここはサブキャラたちが弱い感じします。
結局、この映画のサブキャラたちはただの背景で終わってしまいますしね。
後半は謎に迫り世界を越えた救出パート。
場面が急転する感じだけは良かったですが、いろんな事がちょっとずつ雑になってた気がします。
とりあえずセキュリティの動きがデリート一辺倒でバカなんじゃないかって思います。
勘解由小路さん辺りが=カラスで、コンピュータ唯一の良心として使われても良かったのでは?
そうすれば、あの主人公をよく見ているパートやキラキラエフェクトの意味も出るし。本当はなくなる予定のチャリティ古本市にみんなが本を持ち寄る場面とかも繋がると思います。
未来の機械が可能性も効率も計算できないデカいバカって感じが強いのです。
ストーリーはパラレルワールドの新しい発想の転換にも見えて面白かったですが、特に笑ったり泣けたりする感じが少なく弱いので見応えが薄かったです。
世界線の移動や概念について、他のアニメなどで予備知識がないと肝心のオチも理解できない場合があります。
主人公の動きなんですが、
雨風で濡れた鉄の街頭の柱を掴んで、さらに懸垂でよじ登ったり、自転車二人乗りで無茶な動きをしたりします。滑らない、転ばない。
最初の信号を走って渡らない描写はなんだったのでしょうか。イメージが矛盾してしまいます。
ヒロインの一行さんは、ReLIFEの日代さんにちょっと似てます。
博士のラボに中国人がいる意味がわかりません。
急に中国語を中途半端に使われてもなんて言ったか分からないだけです。
音楽はカッコいいです。
でも、ところどころモブキャラの動きが気持ち悪いです。あんな動き現実でしないだろって動きを続けてたりします。
カメラワークもなんか変です。テンポ悪いっていうか、余韻があるところが自分には合わなかったです。絵の動きと合ってない、間が気持ち悪い感じました。
最後の治療室で窓の向こう側にいる研究員さん達がいつまでもガッツポーズをしたまま画面に映り続けるのが一番気になりました。
世界移動する3Dテクスチャみたいなのを、他の作品のと使いまわしてるのは、よく言えばセルフオマージュなんでしょうかね?笑
短く、面白くまとまっているとは思います。
戦闘シーンなんかで主人公らしさが出た武器とかは良かったです。
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