HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
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たまたま直前にモンスターズインクを鑑賞したので、尚更・・・
10年後から来た自分に、「これから出来る彼女の命を守って欲しい」と依頼された少年が奮闘する物語。
原作未読でWOWOWで鑑賞。アニメには比較的甘い私ですが、この映画は低評価です。
まず主役の声優が力不足です。ヒロインは元々棒読みキャラなので目立ちませんでしたが、主人公の直実はセリフも多く、色々なシチュエーションで色々な感情表現をするキャラクター。流石に、声優初体験の俳優さんに任せられる仕事ではなかったと思います。脇を固める声優陣に実力派を揃えているので、悪目立ちしているのも辛く感じます。
CGでキャラを描いていましたが、これも力不足で所々で動きがたどたどしく感じました。最近のアニメ映画は作画も素晴らしいものが多く、動きもとても自然に魅せてくれるので、ギャップを感じてしまいます。
そして、肝心のストーリーにも乗れません。ファンタジー系の作品は、製作者都合で「何でもあり」になってしまうので、余程気を付けないと私は置き去りされてしまったように感じてしまいます。この作品もそんな作品で、ラストのオチも「驚き」よりは、「何でもあり」に感じてしまいました。
クライマックスのガチャガチャを避けて、ラストへの伏線等をもっと丁寧に描いても良かったように思えました。
なんで、京都が舞台の作品で、キャスト全員が、関東イントネーションで喋ってんの???
ストーリー、構成はよかった。SFとしてもなかなか見応えがあった。そのあたりの評価は他の人が書いておられる高評価の意見に譲りたい。
しかしながら、この作品には、作品としての臨場感に大きく欠ける、壊滅的な要素がある。
この作品を観られた、京都在住の方、並びに京阪神在住の方々にとっては、耐え難い違和感があったものと思う。
京都の町を、緻密かつリアルに描いているのは、実に嬉しいことだが、登場する人物が、誰一人として、京都の言葉を話していない。
恐ろしいことに、「ガヤ」のシーンに至るまで、話されている言葉が、全て「関東イントネーション」で統一されている。
不自然この上なく、全くもって、京都らしさのカケラも感じない。
演出家の、感覚を疑わざるを得ない。
日本人キャストが、日本語で、外国が舞台の映画を撮るのとは、訳が違う。
まあ、中途半端な、耳障りな京都弁を使われるよりは、いくらかはマシかもしれないが、もしナチュラルな京都弁でアテレコするだけの人材確保と、方言指導ができないと判断したのであれば、舞台を京都ではなく、漠然と「どこかの都市」的な設定に変えるくらいの英断が必要だったのではないだろうか。
緻密な京都の描写と、国籍不明の台詞回しでは、作品が、実にちぐはぐな物になってしまう。
「京都に失礼だ」とまでは言わないが、作品として非常に残念で後味の悪い物になってしまった。
反論も多々あるかもしれないが、京都を愛する一個人の率直な思いとしてご理解いただきたい。
決して「関東イントネーション」自体を嫌ってるわけではないので、誤解のなきように。
桃李くんバチクソ上手えな!!
正直、某SAOが大変嫌いなので見送っていた映画。
いやいや全然良かった。
設定がやや荒いというか、容量無限は2037年と言えどいくらなんでも無理あり過ぎで、それはシミュレーション内での設定かも知れないが、マイクロブラックホールもどうなってんのかよく分からんし、宇宙開闢に至ってはもう唸るしかないのだが、全部PC内の出来事だというのなら、辻褄は合う。
ただ、世界の仕組みを知っちゃった主人公は、この先普通に高校生をやれるのだろうか。まあ頭良いしクッソ可愛い彼女いるし安泰か。劇中でも 桃李くんが言ってたが、この世界がシミュレーションだろうがリアルだろうが一般人の世界は何も変わらない。
強いて言えば、展開が読めるのと、困ったらラスボスを巨大怪獣にしちゃうのは日本アニメの悪い癖だと思う。それでもメインは青春なのだから、その辺はまあ分かりやすいに越したことはないし、あれくらい分かりやすくないと青春真っ盛りの若人には伝わらないのも事実だろう。止む無し。
ところで 桃李くんCV上手いね。最初、マジで宮野真守だと思ってた。叫び声とか関智一入ってたから、ああ宮野くんて関さん系列もあるんだーとか思ってた。全然違ぇじゃん。桃李くんかよ。びっくりしました。とんでもなく上手いと思う。
図書委員はいいぞお
評判良かったからハードル高くなってたのに、まさか越えてかれるとは。なんにせよ高校で図書委員やっといてよかった。ウオォォォォやればよかったァァァァアってなるこれは。スピンオフのラノベもタイトルからして良さそう。1番印象的だったセリフはドローンが直実にぶつかったあとの母親の「あれ落ちるんだ」、当たり前のように街中にドローンが飛ぶ世界ならではのセリフで好き。
一途な想い。
何か。わからないけどよかった。
初めはよく内容がわからなかったが2回観て。なるほど。と思った。
松坂桃李、直実の一行への想いが切ないほど伝わった。
京都の町がリアルに描かれていて。また全体を通しても映像が綺麗で感動しました。
アニメならではのストーリーと映像は最高でした。
何か。わからないけど好きな映画です。
京都では再々上映です
京都市も後援し公開時市バス・京阪電車などとのタイアップイベントを行っていましたが、3ケ月経った今月も上映が始まりました 京都の情景が描かれることで地元民はまたみたくなるのでしょう キミスイの2人が再び共演するとあっての興味のみで観ました このレビューでも詳しい方はいろいろと分析されていますが、こういったテーマに「初心者」にはついていけないと思いました それでも内気な主人公が変わっていくところに、気恥ずかしさやら、頼もしさを感じ楽しめはしました 一行さんを演じる浜辺さんのセリフ「だーかーら」、キミスイでも彼女の味の素のコマーシャルでも出てきたフレーズにドッキリ
一緒に図書委員をしているところ、高校の図書館で距離を縮めていくところ、まったく異なる映画なのに、本編とは違うところでにやけました(12月5日 出町座にて鑑賞)
かつて感じたことのない切なさに彩られた完璧なSF思春期ジュブナイル
2027年の京都。そこでは無限の容量を持つ量子記憶装置アルタラを使って京都に起こった過去の全事象を記録する事業”クロニクル京都”が進められていた。読書好きで内気な高校生堅書は道端に現れた三本足の奇妙なカラスに持っていた本を奪われて後を追うと、そこに現れたのは奇妙な男ナオミ。ナオミは自分は10年後の未来から来た堅書本人で、クラスメイトのエキセントリックな美少女瑠璃と堅書は付き合うが彼女は事故で死んでしまう運命になっているのでそれを変えたいのだと告げる。半信半疑ながらナオミに協力することにした堅書だったがやがて自分が住んでいる世界の秘密を思い知らされる。
主人公がイーガンやディックを読み込んでいるガチのSFファンという設定からして数多のSF作品へのオマージュが溢れている。そもそもカラスを追うとそこにはというツカミからして『マトリックス』。モーフィアスでありネオである主人公がトリニティを救う話と言ってしまうと語弊がありますがまずはそんな導入。イチイチ選択を迫られたネオに対してこちらはとにかく与えられた答え通りに行動し、ナオミが現れたことで既に書き換わってしまったシナリオにどう臨機応変に対応するかというスリルを追っていくうちに『マトリックス』が到達できなかった地平までたどり着いてしまい、そこからの展開は今まで観たことのない切なさに満ちていて、胸が締めつけられる結末の余韻に滲むセンスオブワンダーに涙が溢れました。完璧な思春期ジュブナイルです。
各所に様々な含みを持たせた世界観の中を駆け抜ける主人公達の姿にかつての自分を重ねて、人生をやり直すことを夢想する下卑た大人にとってのファンタジーとしても一級品、個人的には『天気の子』よりこっちの方が好きです。
雰囲気で楽しみましょう
個人的にはこの様な展開は大好きな部類です。
意味や時系列を追いかけてしまうと取り残されるので、ただ何の疑問を持たずに鑑賞するのが良いかと。
矛盾があったっていいじゃない 映画だもの。
電脳コイルにスミス乱入みたいな
青春ものとしても面白い。
京都だけを舞台にしている時点で無理がある。と思ってるうちに収拾がつかなくなりあのような結末に。一行さんの行く末を案じてるうちにもう一段ぶっ飛んだ結末に。すでにぶっ飛んだ世界なのでどんな結末もあり得ますが…。
さすが野崎まど、千古博士にシステム(世界観)の破綻を宣言させるとは。
ヘビロテ確定
記録データの世界でも、そこには人々の普通の営みがあり、恋愛の感情や生存への執着心も生まれるのだろう。つまりはバーチャルであっても心が生じる限り「現実世界に生きる我々と何ら変わらない」ということを表現した物語。その視点で観るとググッとくる良いストーリーだった。もう二回、映画館で鑑賞してしまった。次は、凄いなと思った作画とOKAMOTO'S達の曲を楽しむために、三回目の鑑賞に行く予定。
解釈が少し難しい
マトリックスやトータルリコールなどのSF映画が好きなら比較的入りやすい作品なのかな..とは思います。
ヒロインもかわいいですし。
スピンオフ小説を読まないと拾えない情報もあるのですが、映画単体としての完成度はそこそこ良かったと思います。
通の人はハマるかも。
1時間30分くらいなので、短く感じました
SFとか仮想世界などに興味のある人には面白いと思います。話はスピード感があり二転三転し、セリフ以外にも沢山の情報が描かれているので、慣れていないと疲れるかな?
基本はラブストーリーなので、そこを中心に見るのも良いかもしれません。
声優陣は、声優ではなく俳優。
意外とハマっています。
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