「本編は前戯 最後が本編」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD 飯田美宇さんの映画レビュー(感想・評価)
本編は前戯 最後が本編
私はドラマ版をみて好きになった人間なんですが、本編は勿論笑えてなけますし何回を見ることに自分での感情が変わっていくのでとても面白いので良かったです。本編のお祭りシーンではとてもケジメがある切ないシーンで私は2人を別れさせないでくれ!!!って思いますが何回も見ていったり、他の人のレビューを見たりしてそれはすれ違いで起きたことであるって事とか、結婚してくださいと春田がいったあの最終回から式をするにあたって、"本当に春田でいいのか"という牧の気持ちだったりが分かってきてまた泣きそうになります。しかし、ドラマを見ていた私にとって2人のイチャイチャシーンや幸せなシーンが見たいんですよね。本編でのイチャイチャシーンは色んな所に少々と散りばめられています。がしかし、2人の感情が入れ違っちゃっているなかでのイチャイチャシーンなのではぁー幸せってなるけど心做しか切なくなりました。ドラマを見ていた方にとって感情は違うにしろ、エンドロール後の2人のシーンがもっと見たいなと思った人は少なからずいると思います。あと2人の描写がドラマよりも少ない。尺的な問題があると思うが、少なくとも私は2人の繊細な描写、そして純愛なシーンがあるからこその"おっさんずラブ"だとと思います。主役のはるたん演じる田中圭さんがこのキャスト、スタッフにとって最後です。と言っていたり"おっさんずラブの集大成""やり切った"とキャスト、スタッフさんは取材ではそんなことをおっしゃってましたが、まだ私は期待してます。こんなアクション映画よりドラマの純愛さが足りなかった。だから次はドラマでの監督3人の中で今回メガホンをとってくれた監督以外の"おっさんずラブ"の演出がみたい。そう思いました、ガセネタなのか知りませんがもし、続編ドラマor映画があるとしたら純愛多めでキャスト変えずに、ドラマ版での
純愛さを大いに出しつつ劇場版での笑いを残して続編に臨んで欲しいです。