「おバカコメディテイストの愛にあふれる作品」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD hamukoさんの映画レビュー(感想・評価)
おバカコメディテイストの愛にあふれる作品
私はいわゆる民ですが、民がゆえに、映画化の際は不安視している部分もあって、前売りも1枚しか買いませんでした。
「おっさんずラブ」という世界が好きなので、話題になったその先の映画化でそれが歪められていたら観たくないな~と思っていました。正直、そこはシビアに。面白くなかったら、2回目はないというつもりでした。
それが、初日から合計3回観てしまっています。そして、まだ観たりません。
突っこみ所満載で、鑑賞中も「おいおいそこはどうなの??」という感じで心中で突っこむ自分もいましたが、それを隅っこに追いやるほどの、コメディを始めとした設定や筋の妙、俳優陣の演技力の凄さに圧倒されていました。
恋愛成就のその先を描く本作で、家族になるというのはどういうことかというテーマが根底に流れています。
ご都合主義の設定のようでいて、ご都合主義で動いていないキャラクターたちがいろいろな愛を投げかけてきてくれている作品だと思いました。
…と語りつつ、奥が深そうで回を重ねるごとにまた違う感想がでてきそうで、それも楽しみです。
後、7回は観る予定です。
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