「メガトン級の失敗作」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD takfさんの映画レビュー(感想・評価)
メガトン級の失敗作
あまりにも安易で場当たり的な展開、穴だらけのストーリーは、「分かってやっているので肩肘はらず笑って観てください」「突っ込む方が野暮ですよ」とでも言われているかのよう。
そんなことは家のソファで携帯をいじりながら流し観できる深夜ドラマ枠だから許せることであって(それでも限度はあるが)お金を取って見せるものではない。
許せないのは、本作自体がドラマを観たうえで続きが気になる人たちに対してしか需要が無いにも関わらず、せっかく綺麗に幕引きしたドラマ版のオチをぶち壊し、もしくは安易な決着を見せられるという、観た方が損する内容になっているところ。
年の差のあの二人の結末も、幼馴染のあの子のその後も、どうにか記憶から消し去れないものか、、
それでもドラマファンであればあるほど観ないわけにはいかないわけであり、単なる失敗作に止まらない罪作りな映画と言える。
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