「おもしろいからこそ、惜しいと感じる」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD aris178さんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろいからこそ、惜しいと感じる
突っ込みどころ満載の設定で、脚本家の人が基本、コメディスタイルが好きな様で、他の作品もそういう部分が垣間みえるので、ある意味本来のノリなんだろうけど...それにしても、突っ込みどころ満載だったw その突っ込みも含めての設定に見る人が気づくと笑ってくれるけど、真剣に見ると?ってなる人もいるだろうな。
恋愛メインをあえて避けた感じがするので、それが吉と出るか凶とでるか...
映画化、どの年齢層にも受ける事を意識し過ぎた感がある。邦画を見る人はストーリーや心情がガンガン伝わる様なせつない映画が好まれるし、特におっさんずラブはそこが人気だから、泣ける邦画にぴったりの題材と思っていたので、どうして、この設定にしたんだろう?
ただ、ちゃんと笑えるし、泣けるし、俳優陣が演技が上手いし、編集もテンポよく、コメディ向きの監督だと思うので、おもしろい分、主軸を主人公の恋愛にしなかったのが本当に惜しい。
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