「シリアスな原作よりもコメディータッチで別の作品の印象を受けた」屍人荘の殺人 かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
シリアスな原作よりもコメディータッチで別の作品の印象を受けた
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原作読んだときはシリアスな話かと思ったが、今作はコメディータッチなので別の作品の印象を受けた。
良かった点は、剣崎比留子(浜辺美波)の配役が良かったこと。美人だがどこか抜けてる剣崎が好き。葉村が常にドキドキして横目でチラチラ見る気持ちわかる。美人な真顔から一変して、ときどき変顔になったり言葉遣いが変わるギャップが面白い。
気になった点は、2つある。
1つめは、グロさがなかったこと。
原作だと顔がぐちゃぐちゃになったりするが、今作の死体はどれも綺麗。そのためゾンビの凶暴性が薄れてホラー感がない。また、ゾンビを倒すときの頭蓋骨のCGが安っぽくて白ける。ミステリーというよりただのB級ゾンビ映画になってしまった印象。
2つめは、立浪がただのクズになってたこと。
原作であった立浪の両親のエピソードが無くなり、女を弄んだチャラ男にしか見えなかった。ゾンビを恋愛に例えるシーンとか好きだったのになぁ。
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