名探偵ピカチュウのレビュー・感想・評価
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ピカチュウが可愛くて、ツッコミ入れる気にならないのが魅力
「そもそもポケモンの実写とかやばくね?」という大前提があるから、実写化による細かいアラとか、多分どうでも良くなっちゃって意外とすんなり受け入れられる毛のフサフサなモンスター達。
特にピカチュウの可愛さは顕著。声がオッサンとか、声がオッサンなので冒頭にオチが読めるとか(っていうかこういう記述をレビューに書いてる人がちらほらいるけど、そう書かれてるのを見るとオチが読める人もいるんでネタバレにあたると思った)そんな事は頭の端に吹き飛ぶほどの可愛らしさ。推理しなくても、10万ボルト使えなくても可愛いから大丈夫。よし、OKキミに決めた!
そして誰もモンスターボールにポケモン入れてないからそもそもポケットモンスターじゃないよね。でけぇよ。
ストーリーの展開は子供向けで、名探偵とタイトルに名を打つには推理要素が足りない猪突猛進行き当たりバッタリルート。でもあんまり難しくしてもキッズ世代は退屈になるし、これくらいの方がポケモンっぽい。緻密に行動するサトシなんか見た事ないですし。
個人的には母親絡みのお涙設定が別にいらなかったかなーと思う。あのシーン削って、ピカチュウがもふもふダンスするシーンとか突っ込んどいて欲しかった( ,,-_-,,` )
ピカチュウ好きにはたまらない?
池袋で鑑賞。
ポケモンバトルの話かと思っていたが、ストーリは親子物語。その割に、子と父の話が感動できなかったなと。
せっかくポケモン(ピカチュウ)というキラーコンテツがあるのだから、ポケモンと人間の友情関係を描いた方が心揺さぶられた気がします。
それにしても、ピカチュウはモフモフで可愛かった!
モフモフしたい!!
ピカチュウは超絶可愛いがストーリーは大したことないです。
ピカチュウが可愛いすぎて何度もモフモフしたくなりました笑後ヒロインのキャスリン・ニュートンも可愛いです。
正直ストーリー自体は大したことありません。
見た目に納得いかないポケモンもいますが、とにかくピカチュウは本当に可愛いのでそれだけで観て良かったです。
なんでピカチュウおじさん声なんだと公開前は思っていましたが、ストーリーでその理由が分かりすごく納得しスッキリました。
ミュウツーが大好きなのでこの映画のビジュアルや設定は納得いってない部分はありますが、それはこれから公開する「ミュウツーの逆襲」で堪能したいと思います。
素晴らしい世界観の再現度だが陳腐なシナリオ
ラスト近くまでは本当に素晴らしい世界観に今年ベスト映画かもと嬉しくなりましたが、
どんでん返しの為のどんでん返し
新設定の作り込みの甘さ
ラストのバトルのそれぞれの目標設定のズサンさ
等々、何よりもシナリオの作り込みの詰めの甘さが酷すぎて残念な結果に終わってしまいました。
一見したところ面白かった、感動した、伏線が回収されたと騙されてしまいそうですが、
ラスボスのあの防御の甘さはあまりにも酷すぎです。
せっかく可愛らしくリクリエイトされたポケモン達や世界観やエンドロールの日本漫画お洒落仕上げ等も無駄になってしまったようです。
主演の方達の演技もお世辞にも上手とは思えませんでしたが、こちらは子供映画と割り切れば充分我慢出来るレベルでした。
かえすがえすも映画にとって、シナリオが如何に重要かと改めて考えさせられた一作となりました。
人間もポケモンもちょっと異物感…
ポケモンとの共存と生活はアニメやゲームで感じてそこに友情とか熱があって、そこがワールドだったけど。
ポケモン見たら人間が異物感がして人間見たらポケモンが異物感がしてました。映像、演技、キャスト等は文句なく素晴らしかったのですが世界観の詰めが甘いなーて感じでした。
正味中盤のストーリーから全てのオチが見てしまってそのまま終わってしまいました。。。
ほんとにピカチュウやコダックとか他のポケモンも可愛くて映像美に惚れ込みましたが、映画としてみた時に評価は星のとうりです。僕的にですが。。。
ですがほんとにポケモン好きな方なら本当に実在するかの様な映像に最初から最後まで楽しめると思います!
良い映画だった…
ポケモンはgoをちょっとやったり、スマブラで触れたり、アニメをちょっと見ただけのニワカです。有名なポケモンの名前とスキルは知ってる程度。
ストーリーラインから言うと、これはポケモンが主役の映画ではない…かも知れない。ファミリーが話の核になっているし、結局ピカチュウはピカチュウではなかったからだ。私の感動、というか感情移入した部分も、後から父親だと知った時の「裏切っていたんだ」「お前を傷つけるかもしれない」「だから一緒にはいられない」という台詞の慟哭と後悔。
しかし、これを引き出すには自然にポケモンと心を通じている人間が大多数の世界という舞台ありき。ポケモンと心を通わせるように父親と心が通じる、つまり人間と同等の精神価値世界。ポケモンがもっと世界にとって特殊で異質ならこうはいかない。だからこれはポケモン映画で良いと思うし、フシギダネがめちゃくちゃ可愛いので良い映画でいいよ!かわいい!
ポケモンであってポケモンではない。
親子の絆がテーマの作品にポケモンを被せたって感じでした。良い意味で作品が軽くなって見やすかったです。
名探偵であったかどうかは「?」ですが。
【名探偵】と言えば!な、作品が日本にはありますからね。
父が訃報を受けたジャスティ・スミス扮する主人公ティムは、ポケモンと人間が完全に共存する街 ライムシティに向かいます。
そこで世界のケン ワタナベ(役名は吉田)に父が亡くなった経緯を聞かされ心配されますが、ティムは父と確執があり長い間あっていなかったのでその心配も鬱陶しく感じあしらいます。
遺品の整理のために父の家に向かいますが、そこには怪しい影が・・・
恐る恐る近づくとティムにだけ言葉が通じるピカチュウが!
ポケモンと会話できる事に驚くティムを尻目にピカチュウが「君の父親は生きてる!」と言いだし、その真相を知るために動き出すみたいな感じです。
コダックが時限爆弾的な扱いだったり、バリヤードがずっとパントマイムしてたりしてアニメの部分を踏まえた設定に懐かしさを感じました。
声がモロ出しライアン・レイノルズなので、カワイイの権化なピカチュウがおっさんピカチュウになりギャップと違和感を楽しめました。そこが一番良かったところだと思います。
デッドプールを大分甘い味付けにした感じ?と捉えてます。
期待しすぎず、考え過ぎずに観れば良い作品だと思います。
字幕で観るべし
ポケモンはゲームもアニメも未体験。
ライアンレイノルズがピカチュウの声をやっているだけで観に行きました。
内容は凡庸、可もなく不可もなくってところ。
ただ、ラストで明らかになる伏線が面白かった。
何故ティムはピカチュウとだけ話せるのか?
何故ピカチュウの声がライアンレイノルズなのかw
これは吹き替えじゃ楽しめない伏線でした。
余談 ハリウッド映画のエンドタイトルに大谷育江の名前があるのは感慨深い
ポケモン初の実写化
原作はやってないです。
初めのカラカラを捕まえようとするシーンがとても印象深いです。
色々なポケモンが町や空や自然に当たり前のように生活している世界は夢のようです。これを感じられるだけで見た価値はありました。
フシギダネやゼニガメは特に可愛かったです。何種類のポケモンが登場したんでしょうか。
ドダイトスデカ過ぎとかそれと比べてゲッコウガは何が変わったのかとか、メタモン強すぎとか、
車椅子の社長の野望は老いを乗り越えるために進化すると言ってたくせにミュウツーと精神を移し替えるだけだし、市民をポケモンと一体化させる必要がわからないとかつっこみどころは多かったです。
あと喋るピカチュウの性格精神がお父さんと分離したらなくなってしまったのも残念に思います。
ポケモン
主人公が社会人だって事に驚き。
予告を見る限り、てっきり少年だと思ってた。
日本の誇るキャラがハリウッドで実写化されるってだけの興味で鑑賞…結果、自分のコンディションの悪さもあり爆睡。
覚えてる限りの印象で言えば、結構豪勢な俳優陣が参加してる事に驚く。
しかめっ面してポケモンの頭を撫でる渡辺謙さんとか、赤いキャプを被りポケモンボールを投げる竹内氏とか。
そして、物語どおこうよりもリアル…このリアルってのも語弊があるのだが。元がゲームキャラだけに。
つまりは現実世界と近しい質感を纏い動き回るポケモンを楽しむ作品かと。
ピカチューは流石に作り込まれてはいたけれど、最初のポケモンはなんかちょっと雑だった印象。
結局、ピカチュー本来の活躍を見れなかったので再チャレンジしたい。
なんか可愛い外見にそぐわず小生意気なピカチューの印象しかない。親父の人格が乗り移ったなんて設定もあって感心はするものの、やはり電撃を見たかった。
え?
あるよね?
まさか…なかったりするかな。
そんな変化球なピカチューだった。
▪️2回目鑑賞
愛くるしいピカチューを堪能
バトルシーンがもっと欲しかった!
まずます合格点のバディムーヴィの面白さ
生命保険会社に勤める青年ティム(ジャスティス・スミス)。
幼い頃に別れ別れになった父親ハリーが事故で亡くなったとの報せを受けて、彼が暮らしていたライムシティへと出向いた。
ライムシティは人間とポケモンたちが共存する街。
ティムがハリーの部屋で出逢ったのは、敏腕刑事ハリーの相棒だったと名乗るポケモンのピカチュウ(声・ライアン・レイノルズ)。
ピカチュウとハリーはある事件を追っている最中に事件に巻き込まれ、ハリーが事故に遭遇、ピカチュウは記憶をなくしてしまったという・・・
というところからはじまる物語で、ピカチュウが登場するまで30分ぐらいあるので、いつになったらピカチュウ登場するんじゃい!なんて思いましたが、観客の良い子はどう思ったのかしらん。
というわけで、あとはその事件の顛末を探る話になるわけで、B級映画レベルの話であることは否めない。
なので、見どころは、ティムとピカチュウの掛け合い、バディムーヴィの面白さで、これはまずますの合格点。
見た目はカワイイ、ピカチュウだけれど、行動や言動はオッサンというのは『テッド』に近いけれど、あれほどまではお下劣でなく、常識の範囲。
ま、常識の範囲でないと、オチに影響するわけで・・・
特撮も(って言い方、古っ!)それほど暑苦しくなく、ほどよい感じで、混雑混雑の10連休のさ中に観るにはいい感じでした。
ポケモン世代にはたまらない
ポケモン達に息が吹き込まれリアルに動き回る姿に興奮!!
ピカチュウのつぶらな眼差しが愛くるしすぎる!
ポケモン達を見ているだけでも大満足だったが、ストーリー設定も良く、あの尺の中で大人も子供も楽しめるよくまとまった内容だった。
序盤のパートナーシップを育んでいく中でのテンポがとても良い。ピカチュウ俳優さん素晴らしい。
ライアンレイノルズ適任!!!
コイキング→ギャラドスの進化かっこよすぎて、歓声を上げるところだった。。!
あと、メタモンのくだり最高!!
めっちゃシュール。
カイリキーが交通整備してるの最高!!
バリヤード最高!
ポケモン達が適材適所で、共存している様子に心が温まる。
欲を言えば、もっともっとたくさんのポケモンが見たかった。500種類くらい。少し使いまわされてる感があったので。
息子の悪事を止めて欲しいと言っていた父が、しょっぱなからブースターの進化をコントロールしていて、なにやらオカシイなとは思ったのだが、やはりポケモンを利用しようとしている真の黒幕だったとは。
お約束とはいえ、ホログラムのくだりとか、良く話ができている。
残念なのは、ヨシダ警部の位置付け。
日本人サービスは良いのだけど、もう少しねえ。。。
後付けなのかな。
ヒロインのフィールドスタイル、ポケモンGOファンにはたまらない。しばらくあのスタイルにしよう。
服のセンスを〜のくだりは、最後に一言フォローが入ればもっと良かった。息子さんもせっかく覚えていてくれたので。
エンドロール前の漫画カット、原作国リスペクトで良かった〜。
オッサンの声とシワシワ額のピカチュウが受け入れられないという人が結構いるが、むしろあのオッサンの声のギャップが映画の雰囲気と良くあっている。
最後になぜそうなのかもわかるし。
ピカチュウのキャラ全然壊してないから、ぜひそう言っている人ほど観てみてほしい!!
とにかくポケモンがかわいくてかわいくて。
オトナになった息子と観に行って感動した
ポケモンゲットだぜ!のアニメを子供が喜んで観てるなぁ、ゲームが流行っいるなぁ、くらいのポケモン親和度の私が、激感動!
ポケモンを収集するのではなく、2組の父子のヒューマンドラマになっていたし、クローンミューツーが偉大でした。探偵はこの場合、帽子と同じくらいの意味しかない。探偵モノではない。エンドロールの長いこと、多人種、多国籍で作られた作品という感じが未来を感じさせる、良い映画だった。
ほぉおー( °o°)
話題性につられ。しわくちゃ顔に惹かれ。
ポケモンは幼稚園~小学校低学年時代に結構ハマって、現実世界にポケモンがいたら…と考えていたこともあり、時間を割いて見に行きました。
ポケモンが街中にいるとこんな感じなのか~!と気分が高まりました。(出演ポケモンのチョイスはよくわからないけれど)
毛がふさふさのポケモン達は発表時は賛否両論でしたよね。バリヤードの産毛とか笑
本編ではメタモンが1番「ヤバイ」と思いますよ笑賢すぎるメタモン…!
テーマの家族愛ですが、これは制作側の「さが」が影響しているのでは?と思います。ヒロインと絶対恋仲になる所とか特に。
ただ…絶対パートナーポケモンは要らないと言っていた主人公が、ポケモンをパートナーにする終わり方では無いのはちょっと不満。カラカラは???
ポケモンにはそれぞれのタイプで攻撃の効果に差が出たりレベルで左右されたりしますが、本作ではそういった場面は無いです。刺激すれば進化してしまうビックリな設定も実写版の誇張的な表現ということでしょう。
あと頻繁に批判される吹替えですが、主人公の棒読み感は聞いていると気にならなくなります。(麻痺?)
映画館内は全体的に若年層が多く、平日に見に行ったのにも関わらず、中高生くらいの子どもたちが半分以上いたと思います。(学校をサボった?)
蛇足情報ですが予告編が流れる時間には、キャストに好きな声優が出ていると騒いでいました。気になる人は土日祝を避けた方が無難かも知れません。
期待通りの映画
予告編が公開された頃からずっと気になっていて、公開されて翌日にポケモンファンの友達と見に行ったところ…思ったよりストーリーはちゃんと作られていて、ポケモンのクオリティも高くて満足
ポケモンファンの友達もかなり満足していた。
でも欲を言うならばポケモンのバトルシーンをもっと見たかったな…ライムシティの設定はいいけど…
ルーシーとコダックももっと活躍して欲しかったとは思った…コダックの活躍がアレだけとは…
ドダイドスの下りももうちょっと短くて良かったかな…
結末も最初の方でうっすらとわかって来たけれど最後はちょっと感動した。
ハリウッドで日本の作品を実写化するとガイバーやパワーレンジャーのようにアレな出来になる事が多いけれどこれはポケモン愛が感じられて良かった。
続編ももう決定してるらしいしこれからに期待。
小2息子と鑑賞。
吹き替え版にて鑑賞。
小2の息子、「まあまあ楽しかった」と言ってました。
集中して観ていましたが、息子には少し展開がせわしなかったかも。
オープニングから、スピード感満点で私も少しびびってしまいました。
それから、ピカチュウの声は、始まってみると全然気になりませんでした。
もっとも、ピカチュウが喋る事が出来る設定は、最後には重要な意味があったのだとわかりましたが。
ストーリーは、二転三転してまあまあ面白かったです。
途中、ポケモンが恐いシーンが有って、私はびびってましたが、息子は平気そうでした。
兎に角、ピカチュウ(とヒロイン)がかわいい映画でした。
ポケモンの世界で暮らしたくなる!
4DXの吹替えで鑑賞しました。
ポケモンが存在する世界、とても魅力的な世界で、
観ていてとても羨ましくなりました(笑)
ピカチュウの吹替えが西島さんだと知らずに鑑賞しましたが、特徴的なお声なのですぐに気づきました。
個人的には、違和感なく、吹替えお上手だなと感じました。
そして、渡辺謙さんの吹替えがご本人なので一瞬本当に日本語話してるような錯覚が起きました(笑)
父親の訃報から、ポケモンをパートナーにしていない主人公が、父親のパートナーであるピカチュウと出会い、何故かピカチュウと会話ができる不思議能力も発揮し、記憶喪失になっているピカチュウと、本当は生きているかもしれない父親の捜索と事故の真相を探っていく物語。
最終的に事故の真相、父親の行方、何故ピカチュウと話せるのかという謎も分かります!
そして劇中には多数のポケモンが出演しており、自分の好きなポケモンが出てくるとテンションが上がります。
主人公の吹替えを担当された竹内涼真くんも、少しですがトレーナーの姿で出演してます。
あんな世界でポケモンとパートナーになって暮らせたら、とても素敵だなと妄想してしまう、夢のある作品だと思いました。
ピカチュウの愛らしさと、声のミスマッチさが、不思議とマッチしていてクセになります(笑)
4DXで観たので臨場感も増して楽しかったです。
名探偵ピカチュウの吹き替えはまさかの…。
ゲームは未プレイ
邦画派の私は、吹き替え版で鑑賞しました。かつてはポケモンを愛していたティムは、父親の事故をキッカケにライムシティを訪れます。父親の家で見た目はかわいいのに中身はオッサンという「名探偵ピカチュウ」と出会います。なんとティムは、ピカチュウと話すことが出来るのです‼事故の真相に迫っていくうちに大事件に巻き込まれて行きます…。
なんといっても、見所はリアルなポケモンたち。推しポケモンのピカチュウとコダックのモフモフ感がキュートさを出していました。ピカチュウの下ネタ&コーヒー好きにはクスッとしたし、アクションとCGの迫力はさすが映画の本場・ハリウッドでした‼オッサンなピカチュウを、あの西島秀俊さんが吹き替えしているとは。(前にやってた明智小五郎役と何か関係があったのか…。)ティム役の声を竹内涼真さん、ルーシー役の声を飯豊まりえさんが担当していますが、お三方の声は最初の違和感さえ、乗り越えれば慣れます。
大人が楽しめる「ポケモン映画」だと思います。
ポケモン映画としてはアリ。
ポケモン実写化の初めてとして外伝的な本作が選ばれたのは賢い選択だったと思います。
可愛くてキャッチーなピカチュウを見てるだけでも100分はあっという間です。中身がレイノルズなのも良し。ピカピカいうだけのつまらない野郎にならず、映画の推進力になります。その他のポケモンもキッチュで良いです。絶妙にキモいニュアンスが生き物感を出してます。
ただ、脚本はダメ。推理物を期待したのですが、行き当たりバッタリの捜査は観ていて退屈です。
描写も雑。ティムはルーシーのことがいつ好きになったのか、敵の描き方、彼のどんなトラウマがポケモンを嫌いにさせたのか、親子関係の描きこみ不足など。
特に後ろ3つの描写不足は物語のエモーションを大きく後退させています。
ピカチュウとの旅を通して主人公の、ポケモンと父親に対する姿勢の変化をしっかり描けていないので、ピカチュウをパートナーと認めるところ、最後の場面で彼が父親と一緒に暮らすと言うことに説得力が出ない。
主人公親子の鏡のような存在であるはずの敵についても、事件の動機が人間の進化だなんだというよくわからない理由の為に物語の中でうまく機能してません。主人公親子の問題を具現化したキャラとして描くべき。よくわからん奴を倒してもカタルシスは得られないです。
強いメタモンの設定は良かったと思います。カラカラに変身したとこでおお!となりましたが、主人公のポケモンへの、引いては父親との関係への不信の象徴と
してのカラカラはピカチュウに倒して欲しかった。
ただ、ポケモン中心の世界をリスペクトもって描いているので、楽しく見れました。映画としての粗はありますがポケモン映画としてはアリです!
しかし何故ポケモンを実写化したのでしょうか。
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