劇場公開日 2019年3月8日

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運び屋のレビュー・感想・評価

全410件中、381~400件目を表示

4.0金で買えないものは、そこでずっと待っていた。

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

死を目前にしたメアリーの言葉が心に滲みた事を除くと、少し中途半端な感がして、感動には至らず。もっとメリハリあった方が良い気がしますが、このサラッとした具合がイーストウッド流なんでしょうね。

社交性に長け、花造りに没頭し、家庭の外を居場所にして来たアールの能天気な軽さ。と、麻薬を巡るクライムものの重さの対比。

前者は程よい演出で楽しかった。と言うか、テンポ良く、スラスラと話を進めてくれるので好きでした。後者の緊迫感は薄い印象。狙いですかね。

金より時間。時間は金なり。メアリーとマフィアの異なる価値観は、イーストウッド世代の「後悔」の表明なんかなぁ、と思いながら。家族を蔑ろにしたい訳じゃないベイツと、家より外に出るのが好きなアールじゃ、罪深さが全然違うじゃん、と思ってしまった自分を反省しながら帰って来ました。家族からすれば、どちらも一緒かも知れない。

ダイアン・ウィーストが良かったです。イーストウッドは言わずもがなです。

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bloodtrail

4.0家族が一番、仕事は二番、三時のおやつはサンドイッチ

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

 90歳という老人を表現するのに、これでもかこれでもかと演技力を発揮したイーストウッド。さらに携帯の無い時代を生きてきたことを強調し、デイリリーを育ててきた園芸一途の男だったのにインターネットに仕事を奪われてしまったのだ。ケータイ絡みのシーンはほのぼのさせられるし、麻薬カルテルの人たちもなぜだか親近感を覚えてしまう前半部分。

 一回運んだだけで新車も買えるし、差押えられた家をも買戻し、退役軍人会の建物だって直してしまうくらいなのだ。老人だということで、警察やDEAの捜査網からも逃れることが出来てしまい、ついつい止められなくなり、メキシコまで飛んで麻薬王ラトン(アンディ・ガルシア)からも可愛がられる始末だ。

 好きなシーンはそこでフリオに対して「こんな仕事辞めなさい」と親心で諭そうとするところ。自分も家族を顧みなかったことから、反省し始めてたから出た言葉なんだろうけど、「孤独な俺を拾ってくれたファミリーなんだぜ」と切り返される。血のつながった家族と麻薬組織のファミリーの対比も面白い。

 家族というキーワード以外にもいろいろと工夫が見られるものの、それがちょっと空振り気味だったのが残念。タコス野郎とかニグロとかの人種差別だったり、バイク姉ちゃんたちだったり、どちらも中途半端だったのだ。また、DEA捜査官たちもブラッドリー・クーパーやローレンス・フィッシュバーンといった有名俳優を使う中、マイケル・ペーニャがいまいちはじけてなかったのも残念。

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kossy

5.0COOL!!

2019年3月9日
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本当に大事な事?物?
ってなんだろうか?

じいちゃんありがとうって
感じでした。

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すえ

5.0永遠のテーマ

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

家族関係という永遠のテーマを自然に演じたクリント・イーストウッド。実話から発想を得たストーリーはシンプルですが今の世相をさりげなく反映しています。セリフが心にしみる映画。

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映画愛好家

4.0監督と演者の二つの才能を持つ男

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

やっぱりクリントイーストウッドは才能のある監督であり、俳優だ。88歳とは思えないほどの演技、そして監督としても、この作品を面白くさせるコツを熟知している。 演者としても11年ぶりの復活である。最初は歳だしこの作品で監督と俳優を両立出来るのかと思ったが、これが出来てしまうのだから凄いw

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たか

4.5(´ー`)あーいい映画見た。

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

(´ー`)アーいい映画見た。初日にレイトで、、、、。
時間を無駄にして生きて家族を犠牲にした老人が麻薬の運び屋に、、、、、。悪人の仲間も一目置く存在に。そしてそれを追う刑事、、、、。ラストシーン、、、また時間を無駄にしてしまう結末なのか。されど。
あまりに潔いラスト。家族とはもう会えないのか?
私はアールは初めて家族に近ずけたんだと思います。泣きというよりは見事な生き様。
クリントイーストウッド、素晴らしい映画を作ったもんだ。

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おにっち弐号

5.0イーストウッド尊敬します。

2019年3月8日
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またまたいい映画をありがとうございますと感謝の気持ちで一杯です。いつまでも長生きしてくださいと願うばかりです、もっとイーストウッドの映画が見たいから。

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まごにゃん

4.0沁みるなぁ

2019年3月8日
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楽しい

本当は、早めに仕事を切り上げて、映画館に向かうはずたった。なんせ、クリント・イーストウッドが銀幕に返り咲くのだ。初日に観に行かねば、男がすたる。
が、よりによってこんな時に、急ぎの要件がたて込む。まぁ、そんなものだ。結局、レイトショーに駆け込んで、ようやく着席…。こんな時に、彼ならどう言うのだろう。"遅いな。だが、サボり魔のクソ野郎にしては上出来だ"かな。

冒頭でいきなり、ヨタヨタ歩く老人が出てきた。彼だ。
「ダーティハリー」あたりからだから、かれこれ40年以上、彼を見続けているのだと、改めて感じた。歳をとったな、ヨボヨボじゃないか。
しかし、すぐにあの、口汚い軍隊式挨拶と軽口で、昔の彼に戻った。彼の演じる主人公は、大抵退役軍人で、ものに動じず、ユーモアを忘れない、人生を楽しんでいるタフガイであり、いわゆる良きアメリカの頑固オヤジなのだ。

古い友人に「生きてたのか? 死んだと思ってた」、井戸端会議のおばあちゃん達には「場所が違うぞ。ミスコンの会場は3階だ」てな挨拶を声をするわけだ。それと同じ感じで、ピストルを突きつけるギャングに、「俺は戦場に行ったんだ。指図は受けない」と返す。あまりに格好良すぎる。しかも、そうしたギャングの若者に対しても、優しく心を寄せ、老人のアドバイスだと人生を諭す。もはや、眩しくて目が開けられない。

監督としても、彼の作品には、何かしらの信念があり、タフで優しい。大抵苦難を笑い飛ばして弱者を助けるような、粋な人物がいて、信じたことのためには徹底的に戦い、友人のためであれば命も惜しまず、法や権力さえも彼(彼女)を止められない。こういう強さに裏打ちされた優しさが背景にあって、母国に誇りを持っている。アメリカはそういう良き人々が暮らす、偉大な国だよな、というのが彼のメッセージであり、アメリカ・ファーストと叫んで歓心を買うような必要は無いはずだ、という自信が感じられる。

さて、なんだか映画の感想になっていないが、私にとっては、無条件に観なければならない作品だった。予定通り、イーストウッド節が心に沁みる、心地よい時間が過ごせた。この余韻をそのままに、家で「グラン・トリノ」でも観ようかな。

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AMaclean

4.5前半笑えて後半感動できる。 グラン・トリノもそうだが老け顔のイース...

2019年3月8日
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前半笑えて後半感動できる。
グラン・トリノもそうだが老け顔のイーストウッドがハマり役

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シネマ小僧

3.5クリント・イーストウッドはやっぱり良い!

2019年3月8日
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ストーリーはいたってシンプルで単純なんだけど、クリント・イーストウッドがいい味出してます。

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GeroGero

4.0時間だけは取り戻せない

2019年3月8日
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悲しいかなイーストウッドの言葉が身にしみます。
そんな世代になりました。
次の世代へのアドバイスでありエールと受け取りました。

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HigeKobo

4.5最高!

2019年3月8日
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悲しい

興奮

最初から最後まで没入
いや〜ホント良かった!

帰り道 歩きながらジワジワ泣けてきました

家族愛より素晴らしいものはない事を知った男
父親(夫)になった瞬間

世の男性なら同じ(までいかないにしても)立場で家族を犠牲にしてしまってる人、少なくないと思います

今時、参観日や運動会、発表会や卒業式など…「仕事があって1度も行ったことない」なんて自慢する人、いないと思いますが…今時(笑)

クリントがイイ味出してて、Bクーパーもカッケ〜んだなーコレが(涙)

是非たくさんの人にこの映画を観てもらいたい!

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H1DE!

4.5安定のイーストウッドクオリティ

2019年3月8日
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安定のイーストウッドクオリティと言って良いでしょう。本当に毎回、心に残る作品を生み出してくれます。

ドラッグの運び屋を行う高齢者という地味な設定に、もし他の監督だったら安直でつまらない作品になってしまうのではないかと思われる物語も、わかりやすいストーリー展開とイーストウッド自身の絶妙な演技にグイグイ引込まれていきます。とにかく味がある、その一言に尽きるのかなと。

人間、歳を取るとややもすれば説教じみた方向に進みがちな作家が多い中、決して地味ではなく押しつけでもなく、終始温度感を崩さずにスゥ~っと入り込ませてくる、そんな心地良い人間ドラマに素直に心が反応します。

今回もイーストウッドから多くの人生教訓を学ぶことができました。感謝の気持ちを持って劇場を後にできる希有な作家として、これからもできる限り作品を作り出してほしいと願います。

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むっしゅ

3.5ストーリーはすごくシンプルだがセリフが素晴らしい

2019年3月8日
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ストーリーはものすごく分かりやすくて単純明快、かつひねりやサプライズも特に無い。ただセリフが非常に良い。なかなか心に染みわたるセリフが連発でした。

そう言えば、予告編に出てきた「This is the last one」というセリフ、劇中では出てきませんでしたよね?あれっ?って感じでした。
また、この言葉はもしかしたらイーストウッドの最後の映画になるかも?というメッセージにも受け取れました。

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canghuixing

4.088歳。出演・監督の奇跡

2019年3月8日
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一般人の88歳おじいちゃんがどんな生活を送っているかを想像すると、出演・監督の凄さを思い知らせる。
映画に取り憑かれているとしか思えない。
人生で何が大切かを教えてくれる映画。

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チャーリー

5.0じんわり沁みるが、遅咲き⁉遅すぎでしょ

2019年3月8日
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悲しい

サスペンスぽい予告を期待すると駄目
デイリリー園芸農家一筋
家族の為と云いながら家庭に居場所を見出だせなかった時代遅れのワーカホリック
グラン・トリノの脚本家も参加、と言われて納得の久しぶりCイーストウッド主演&監督作品プロデュースも。
シカゴとニューメキシコを国道55線で行ったり来たり。
US Interstate 55 (I-55)
1500㌔以上。シカゴとルイジアナ州ラプレイスをつなぐ南北道
オールディーズの鼻歌。えぐい歌詞
職質の切り返し
Tバック
James Stewartはアメリカの良心と呼ばれた俳優
ポルカ
ポークサンド
ピーカン
フォードのトラック
メキシコ麻薬カルテル
人種による偏見は2017年にも如実
Lincoln Mark LTフォード
元ネタは「The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule」レオシャープ

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消されるので公開しない

5.0予告で、損してる!!

2019年3月8日
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楽しい

予告だけで判断していたら、絶対に見ない作品でした。
シリアスな予告とは違って
「おじいちゃんと危険な仲間の、お仕事ロードムービー」

ホンワカで愛がある。
そして主人公・アール(そしてイーストウッド)の生きて時間の重さと深さに、ホロリとする。

アールの娘役がイーストウッドの実の娘なのですが
アールがアリソンに語るシーンは、イーストウッドが本当に娘に伝えたい言葉なんだろうなと思うくらい
深く胸にくるものがありました。

今のイーストウッドだからこその、素晴らしい作品でした。

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マグダヴィッシュ

4.0初日に劇場鑑賞

2019年3月8日
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「この歳になるとなかなかいい役がないんだ」と暫くご無沙汰だったイーストウッド待望の新作。
原題のThe Mule にはラバ、(麻薬などの)運び屋、頑固者などの意味があるそうですが、何れもこの作品を良く表しています。
今でも数年に一度はダーティーハリーを見直してしまう往年のファンとしては新作を観られるだけで嬉しい限りです。
猫背でスローな歩みを見るにつけ、ウーン、ホント歳取ったんだと思うものの、年輪を経た分、間違いなく心に滲みるステキな作品になっていました。

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shioshio

4.0サングラス姿が似合う90歳をこなせるのはイーストウッドだけ

2019年3月8日
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楽しい

個人的に、近年のイーストウッド監督作にはハズレがない、という印象だが、本作もやっぱりハズレなかった。
運び屋となってしまった90歳の老人の日々を淡々と追いつつも、節々でユーモアも入れる手堅い演出。
必要最低限な描写で展開を分からせる手法も、もうお手の物。
実際の事件がベースなのに、自身の半自伝要素をサラリと入れて、すっかり自分の映画にしてしまう。
ジョークを言ったり、歌ったり、若い女性相手にハッスルしたり、おまけにサングラス姿が似合う90歳をこなせるのはイーストウッドしかいない。
とにかく気力がある限り映画を撮り続けてほしい、と願うばかり。

奇しくも本作公開日は、イーストウッド主演の『続・夕陽ののガンマン』を題材にしたドキュメンタリー『サッドヒルを掘り返せ』も同日公開。
2019年3月は「イーストウッド月間」となった。

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regency
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