「人は幾つになっても間違うし正せたりする」運び屋 sasさんの映画レビュー(感想・評価)
人は幾つになっても間違うし正せたりする
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当初ストーリーラインはシンプルに見えたが、さすがクリント・イーストウッド、哀愁とスカした感じは健在で物語に滲み出るある種の深みと雰囲気を感じた。
確かに家庭での関係に失敗し、最終的には仕事にも失敗し、ドラッグの運び屋まで身を落としたが、麻薬カルテルに殺される危険をおかしても死にゆく元妻に会いに行き、娘とも和解することに成功した。それも90歳になって。。人間やる気になれば何歳になっても人生の優先順位を正すことができるという希望を、また勇気をもらった。
余談ですが、最後クリント・イーストウッド扮するアールが、DEA麻薬捜査官たちに空から前から後ろから挟まれて絶体絶命になった時、彼が大口径のリボルバー拳銃で捜査官を撃ち殺し、薙ぎ倒していくイメージが一瞬頭によぎったが、全くそうはならなかった。ダーティーハリーまた観たいなぁ。
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