「込められたメッセージ」運び屋 Ordinary Guyさんの映画レビュー(感想・評価)
込められたメッセージ
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初回は孫娘の結婚式のため。
2回目で、家を取り戻し、退役軍人クラブに寄付したいという欲が出て3回目。運ぶ仕事そのものが、まさにドラッグのように、4度、5度、、、と続く。
このまま飄々と逃げ切るのか、捕まるのか、殺されるのか。どんな結末が待っているのか、一旦、気にはなるのだけど、結末よりもプロセスに魅せられる映画です。
クライマックスは、捜査官と出会う朝のコーヒーショップではないでしょうか。
作る映画には常にメッセージを込めてきた監督の、独白のようなものが、その会話を通じて伝わります。
「100歳まで生きたがるのは99歳まで生きた者だけだ。」
88歳で傑作を生む監督には、90歳になっても作ってもらいたいです。
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