「人生の晩年に彼が運んだものはなんだったのか」運び屋 ken1さんの映画レビュー(感想・評価)
人生の晩年に彼が運んだものはなんだったのか
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クリントイーストウッドの最新作である。主演監督を務める彼の年齢はすでに88歳。それだけでも映画ファンとしては素晴らしいことだなと思うのだろうけれど、彼の映画はそれだけではすまさない。
仕事、家族、そして人生。自分だけの価値観で生きている限り、互いに分かり合えることはないという普遍的な問題を抱え、それでもなお、自分の人生とは、家族とはと問い続ける90歳の主人公。
ドラッグディーラー、若手敏腕刑事。年老いた主人公が追い詰められていく中で彼らと関わりを持ちながら、見つけ出したものとはなんだったのか。
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